宮崎、「記事に誤りや犯人視」 弁護士らが批判


 強姦などの罪に問われた宮崎市のマッサージ店経営者の弁護人が、被害を訴えた女性客側に「当時の様子を撮影したビデオがあり、示談に応じれば処分する」と持ちかけた問題で、宮崎県弁護士会の弁護士らが25日、宮崎市で記者会見を開き、報じた新聞記事の一部に誤った表現や、経営者を犯人と決めつける記述があると批判。
 弁護士12人が連名で意見を表明。代表の中島多津雄弁護士は問題点として
(1)弁護人が女性に直接、ビデオの存在を告げて告訴を取り下げるよう脅したかのようにとれる
(2)経営者が無罪を主張し、無罪推定を原則とすべきなのに、有罪を前提とした表現がある―点などを挙げた。
刑事事件の弁護人としたら示談強要とみられるくらいは依頼人のために必要であったと言いたいのでしょう。
12人の弁護士が連名で弁護士を庇うためにお集まりになったのでしょうか。この12人の中に弁護士会の役員と綱紀委員がいたら問題になると思います。新聞で報道されただけでずいぶん敏感に反応しているようです。
(1)弁護人が女性に直接、ビデオの存在を告げて告訴を取り下げるよう脅したかのようにとれる。
ビデオの存在を告げて告訴を取り下げようとしたが脅してはいない
と言いたいのでしょうか
(2)経営者が無罪を主張し、無罪推定を原則とすべきなのに、有罪を前提とした表現がある―点などを挙げた。
示談交渉に行ったということは、依頼人は罪は認めているのではないのでしょうか、だから示談交渉を弁護人にお願いしたのでは・・
さて、関東の女性団体が大量の署名を集め懲戒請求を出す動きがありますが、それを潰すための記者会見でしょうか。
この記者会見はマスコミ向けの抗議のようになっていますが実態は綱紀委員会に対する圧力でしょう。
12人も集まって記者会見など開かずに綱紀の議決を待つべきはないでしょうか。
それがあなた達の弁護士自治ではなかったのと!!

強姦罪被告の示談交渉 弁護士の懲戒処分求める

弁護士に懲戒請求

 

 強姦などの罪に問われた宮崎市のマッサージ店経営者の弁護人が、被害を訴えた女性側に「当時の様子を撮影したビデオがあり、示談に応じれば処分する」と持ちかけた問題で、性暴力撲滅を訴える民間団体のメンバーらが26日、日弁連に、この弁護士の懲戒処分と、被害者が不当な圧力を受けない仕組みの構築を求める要望書を提出する。
 民間団体はNPO法人しあわせなみだ(東京)。1月末から要望書への賛同を署名サイトで呼び掛けたところ、1万4千人以上が署名した。近く宮崎県弁護士会に、この弁護士の懲戒処分を請求する。
サンケイニュース26日
弁護士らが問題としている報道
 

2015/1/17(土)

強姦被告側弁護士>「示談なら暴行ビデオ処分」被害女性に
 ◇宮崎地裁公判、20代の被害女性「脅された」と証言
宮崎市のオイルマッサージ店で女性客ら5人に性的暴行などを加えたとして強姦(ごうかん)罪などに問われている経営者の男(44)の宮崎地裁での16日の公判で、20代の被害女性が「被告側弁護士から『暴行の様子を撮影したビデオがある。告訴を取り下げれば処分する』と脅された」と証言した。被告側の男性弁護士は取材に対し「選択肢として提示した。脅されたと思われるなら仕方ない」と交渉の事実関係を認めた。
女性は証人尋問で、経営者逮捕後の2014年3月、自らの代理人弁護士を通じ、被告側弁護士から「『法廷でビデオが流されると分かっているのか。流されたくなかったら告訴取り下げをしろ。示談金はゼロ』と言われた」と述べた。さらに女性は「(ビデオが)流出したらどうしよう、なぜこんな思いをしなければいけないのか」と訴えた。
宮崎県弁護士会所属の被告側弁護士は閉廷後、取材に対し「『告訴を取り下げたら(ビデオを)処分するが、どうする』とは言った」と認めたが「法廷での被害者の不利益が大きいのではないかと考え、選択肢として示した」と脅しではなかったとした。ビデオの動画は示談交渉決裂後、捜査側に提出したという。
起訴状によると、経営者は10~13年、店で20~40代の女性客らに暴行したなどとして14年2~7月、強姦と強姦未遂、強制わいせつ罪で起訴された。起訴内容を否認している。
谷口渉弁護士(31620)
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中島多津雄弁護士