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弁護団側の敗訴確定 橋下氏の「懲戒請求」発言訴訟

弁護団側の敗訴確定 橋下氏の「懲戒請求」発言訴訟

2015年3月30日19時21分

 問題とされたのは、橋下氏が大阪府知事に就任する前の2007年5月に放送された読売テレビの番組での発言。橋下氏は、母子殺害事件の大月(旧姓・福田)孝行死刑囚(34)が新たな弁護団がついた後に殺意否認に転じた点について、「弁護活動が許せないと思うのであれば、懲戒請求をしてもらいたい」と述べた。


光市母子殺害事件弁護団の弁護方法はおかしいとテレビ番組で発言した。
>「弁護活動が許せないと思うのであれば、懲戒請求をしてもらいたい」
全国から8000件以上の懲戒請求が弁護団に出され仕事にならなかったという
ことで損害賠償請求をしましたが認められませんでした。
当然のことだと思います。懲戒請求制度があるということを言ったまでです。
ここから橋下徹弁護士と大阪弁護士会との闘いが始まりました。
テレビで声かけて懲戒請求を呼びかけたのはけしからん。懲戒請求は
数ではないと今度は大阪弁護士会が300人集めて橋下徹弁護士に懲戒請求を
しました。先頭に立ったのが橋下氏の元ボス弁の樺島正法弁護士(大阪)
そして、大阪弁護士会はなんと橋下弁護士に業務停止2月の懲戒処分を
下しました。
      懲 戒 処 分 の 公 告

大阪弁護士会がなした懲戒の処分について同会から以下の通り通知を
受けたので懲戒処分の公告公表に関する規定第3条第1号の規定により
公告する
1 懲戒を受けた弁護士
氏名 橋下徹 登録番 25196  大阪弁護士会
事務所 大阪市北区西天満3
弁護士法人橋下綜合法律事務所
2 処分の内容              業務停止2
3 処分の理由の要旨
被懲戒者は2007527日テレビ番組において視聴者に、他の弁護士らの弁護活動及び刑事弁護に対する誤った認識と不信感を与え多数人の懲戒請求があれば懲戒の処分がなされるかのような誤った認識を与えた被懲戒者の上記行為は弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。被懲戒者の発言が多数の懲戒請求を惹起したこと刑事弁護及び弁護士会の懲戒請求について誤った認識を与え甚大な悪影響を及ぼしたことを考慮し業務停止2月を選択した
4 処分の効力を生じた年月日
2010年9月17日 2010年12月1日   日本弁護士連合会

弁護士の懲戒処分など弁護士会がなんとでもなると言う見本みたいな懲戒処分です。光市母子殺害弁護団に出された懲戒請求約8000件は全て棄却されました。そして光市母子殺害事件弁護団は橋下氏と読売テレビに損害賠償を求め提訴した。 今回やっと最高裁で棄却
 
以上が第1ラウンド

業務停止2月を受けた時の橋下氏は大阪府知事で飛ぶ鳥を落とす勢いでした
ここで大阪弁護士会幹部の屁たれ、強い人には弱い一面が出ます。
業務停止2月の発表を前日に発表してしまいました。
橋下氏の怒りを買います。懲戒処分を前日に発表されて記者からのインタビューで『大阪の弁護士は道頓堀でケツ出す』『弁護士会長の知能指数は幼稚園程度』『北の新地に行けば下品な弁護士がうろうろしている』橋下氏は爆発してしまいました。

懲戒処分を前日に発表しても新聞記者は翌日に書くのですが問題はありませんが、大阪弁護士会はあろうことか謝罪をしてしまいます。

        会 長 談 話

当会会員の懲戒処分言渡前に、その処分内容が、一部マスコミに掲載
された。懲戒情報は、会員の個人情報の重要なものであり、弁護士会として
厳重な管理がなされるべきことはいうまでもない。当会においてこのような
事態が生じたことは痛恨の極みである。
当会は、重要な個人情報が漏洩したことについて遺憾の意を表明するとともに、会員に対して陳謝し、また、個人情報保護のため、再発防止のため最善の努力を尽くす所存である。
2010年9月17日  大阪弁護士会会長 金 子 武 嗣

ひとりの弁護士のために大阪弁護士会は謝罪の会長談話を出してしまいます。

『道頓堀でケツ出す弁護士』発言は弁護士としていかがなものかと橋下氏に懲戒請求が出されます。京都の55歳の男性でした。
大阪弁護士会が橋下氏を嫌いならこの発言で懲戒処分を出せばよいものを、屁たれ大阪弁護士会は『あのような発言をしたのは新聞記者が煽ったからだ』という
訳の分からない議決をした。京都の男性が出したものは棄却で、樺嶋先生が出した懲戒なら処分になったかもしれません。

以上が第2ラウンド

次に橋下氏の元ボス弁樺嶋正法弁護士に脅迫電話がかかります。
遠方からの電話でしかも留守番電話でした。2回目の電話がかかりました
脅迫電話の主は謝罪をする予定だったのを樺島弁護士は氏名などを聞きだし
警察に付きだしました。
その後橋下氏は市長になり高校の教師の暴行事件ではまた大阪弁護士会との闘いになります。生徒を煽って集会を開かせたりしたのが大阪弁護士会の自由法曹団の弁護士の皆さま。弁護士らは世間のヒンシュクを買います。
以上が第3ラウンド
そして次が橋下市長のいわゆる『従軍慰安婦問題発言』です。政治家の発言ですが
弁護士でもあるとまたまた樺島先生らから懲戒請求が出されます。
橋下氏への懲戒請求などは必ず選挙前に出されます。この懲戒も参議院選挙前で
した。大阪弁護士会元副会長は大阪弁護士会館で集会を開き『橋下に懲戒を出そう』とやったのです。集会では【大阪弁護士会として行う】と発言しツイッターやフェイスブックで懲戒を煽ったのです。#橋下いらね#維新潰す など弁護士への懲戒請求制度を利用して維新潰しをしたのです。過去に橋下氏がテレビで煽ったのと同じ手法です。辻元副会長は約800人の懲戒請求者を集め橋下氏に懲戒請求を出しました。樺島弁護士は元慰安婦の女性を懲戒請求者にして懲戒請求を出しました(棄却)

そして、辻元副会長のネットで懲戒請求を集めたこと、政治家の発言を弁護士の
発言だとしたのは弁護士として非行であると京都の59歳の男性が懲戒請求を
出しました。辻元副会長の懲戒請求の代理人に樺島弁護士が出てきて、ツイッターやフェイスブックで懲戒請求者を集めたのは私ではないという詭弁で懲戒請求は棄却になりました。

以上が第4ラウンド

まだまだ続きます。
橋下徹弁護士VS大阪弁護士会

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