判決文偽造:弁護士が提訴装い着手金などだまし取った疑い
毎日新聞 2015年06月11日 07時30分
大阪弁護士会所属の男性弁護士が、裁判所の判決文や決定書などを勝手に作り、訴訟を起こすよう依頼した建設業者に示していたとみられることが、法曹関係者への取材で分かった。提訴したように装い、着手金などをだまし取った疑いがあるという。捜査機関も把握している模様だ。
関係者によると、大阪府内の建設業者は業務などを巡って、複数の訴訟をこの弁護士に依頼。5年ほど前までに着手金など1000万円以上を支払った。その後、この弁護士は大阪地裁や地裁堺支部などに提訴した結果として、自分で作った判決文や決定書などのコピーを業者に渡していたという。
判決文や決定書には裁判官名が記されていたが、判決などが言い渡されたとされる時期に、記載されている裁判官はその裁判所に在籍していなかったものもあるという。大阪地裁などは、判決文や決定書が偽造された疑いがあるとして、捜査機関に連絡している。
またまた、大弁会の不祥事です
やってもいない裁判の判決文を偽造し報酬を得たという事件
過去には忙しいから判決文偽造して依頼者に渡したという懲戒もありました。
岡山の約9億円詐欺の福川律美元弁護士は交通事故の裁判で3000万円賠償が取れたものを2000万円しか取れなかったと判決文を偽造し1000万円をフトコロに入れたという内容でした。福川の事務員がせっせと金額の箇所の数字を貼り替えていたと裁判で検察側の証拠で出ていました。
弁護士に事件を依頼して、すべてお任せにしてはいけません。
時々報告を求めたり、裁判所でほんとうに裁判になっているかを調べなければなりません。
まもなく実名公表になるでしょう
しばらくお待ちください