裁判のお知らせ
8月20日 東京簡裁
不当利得返還請求・慰謝料請求 訴額40万円
原告  沖縄の相続人(東京在住)本人訴訟
被告  比嘉正憲元弁護士(沖縄)
おそらく今回は裁判は開かれません。
相続事件で比嘉弁護士(当時)は相続人ひとりから事件を受任しました。時間が
かかりましたが話しがまとまり相続財産の支払いを比嘉弁護士が行った。
その支払い金の中から相手方である相続人に対しても弁護士報酬を差し引いて送金した。委任契約もなかった。比嘉弁護士は相手からも弁護士報酬は取れる。法律に書いてあると主張した。原告らは差し引かれた弁護士報酬の返還と慰謝料を求めた裁判
先ほど被告からFAXで答弁書が届いたようです。(詳細は次回)
訴状は沖縄の比嘉正憲法律事務所に届きました。
さて被告は沖縄から東京まで出てこられるでしょうか。
こちらは別件です
元弁護士7590万横領で逮捕
沖縄市の85歳の元弁護士が、依頼人から預かった土地の売却金のうち、およそ7590万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。 元弁護士は、「報酬として受け取った」と容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、沖縄市園田に事務所を開いていた元弁護士、比嘉正憲容疑者です。
警察によりますと、比嘉元弁護士は、平成18年から平成21年にかけて、土地の売却金として依頼人から預かったおよそ3億円のうち、7590万円を着服したとして業務上横領の疑いがもたれています。
依頼人からの相談を受けて警察が調べたところ、比嘉元弁護士が、預かり金の口座からおよそ200回にわたって、現金を引き出していたことがわかったということです。 比嘉元弁護士は、4年前、那覇地方裁判所から売却金の返還を命じる判決を言い渡されていて、ことし5月、沖縄弁護士会から、懲戒処分の中で最も重い除名処分を受けています。 警察によりますと、調べに対し比嘉元弁護士は、「報酬として受け取った」などと供述し、容疑を否認しているということです。
警察は、事務所から押収した書類を確認するなどして金の使い道や詳しい経緯を調べています。 7月16日 以上NHK沖縄
沖縄タイムス 5月29日付朝刊
『比嘉弁護士を除名処分』沖縄弁護士会  『依頼者へ1億円返さず!』
沖縄弁護士会(阿波連光会長)は28日、米軍用地などの売却金の一部
約1億円を依頼者に返さず弁護士報酬の説明や契約が適切でなかったとして会員の比嘉正憲弁護士(85歳)を除名処分にしたと発表しました。阿波連会長は『市民の信頼を裏切ってしまい、申し訳わけない』と謝罪した。弁護士会によると比嘉弁護士は依頼人ら6人から遺産分割と軍用地など2件の土地の売却依頼を受け2005年2月までに売却。代金のうち約2億9千万円を預かったが所得税などの税金と依頼者への一部返金を差し引いた約1億876万円を依頼者に返金しなかったとされる。
懲戒委員会で比嘉弁護士は『残高のうち約6500万円は正当な報酬だ』
などと主張したが懲戒委は『慣例などに照らして高すぎる』と認定。さらに報酬以外についても『明細がない』とした。また福岡高裁那覇支部で依頼人の相続人に対し約8500万円の返還が確定したが比嘉弁護士はほとんど応じていないという。
(相手からも弁護士報酬は取れるという比嘉弁護士)
沖縄の高級地にリゾート風の豪華な事務所を構えている


比嘉弁護士