日弁連広報誌「自由と正義」2015年10月号

 

弁護士懲戒処分の要旨の公告

 
 熊谷真喜 27635 第2東京  戒告 処分日61
相手方のパソコンを回収 
② 服部融憲 12672 広島    戒告 処分日615
所得隠し
③ 木山潔 16997 広島   戒告 処分日615
所得隠し
④ 横山巌 30375 長崎  戒告 処分日625
犯罪の立証ができないものを公的機関に通報
⑤ 中村尚達 13881 長崎  業務停止10月  処分日626
後見監督人の義務を怠る
⑥ 澤田雄二 24846 栃木  戒告 処分日630
介護弱者に対し人権を蹂躙した行為
⑦ 宮野皓次 16934 兵庫  退会命令 処分日630
事件放置 紛議出頭せず 
⑧ 松本 勝 15420 栃木  業務停止2年 処分日71
預り金の清算をしなかった
⑨ 豊田賢治 28990 第二東京 戒告 処分日73
会社の経営権を巡って紛争に関与
⑩ 杉本雅俊 16254 三重   戒告 処分日73
戸籍謄本不正取得
⑪ 中津川彰 32578 横浜  戒告 処分日78
強制わいせつ事件 元検察というキャリアを印象付け 
 

 

□ 弁護士登録者 2015年7月31日 36390人

 

□ 弁護士登録抹消情報
630日 駒場豊 15852 東京  法171
77日  龍博 17606 東京  法173
722日 野口政幹 19845 第二東京 法17
725日 尾関闘士雄 7743 愛知 死亡にて弁護士登録抹消 
今月のトピック
広島の2件の懲戒請求者は弁護士自治ウオッチャーです。
  1. 725日にお亡くなりになりました尾関弁護士も弁護士自治ウオッチャーが懲戒請求を申立て愛知県弁護士会綱紀委員会で懲戒相当の議決を得ておりましたが懲戒委員会の裁決になるまでに亡くなられ処分はナシとなりました。3人の弁護士の懲戒請求の内容は所得隠しです。たくさん儲けておられましたが税金の申告が少なかったというものです。3人の弁護士の共通点があります。3人とも自由法曹団の弁護士さんです。
  2.  弁護士が亡くなったり辞めた場合、懲戒処分は無くなります。しかし弁護士会からの通知はありません。懲戒請求者に対し対象弁護士が死亡したので懲戒処分の審議は終えましたという通知くらい出すべきだと思います。亡くなったことをしらない懲戒請求者はいつまでも処分の通知がくるのをまっているのです。