http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20160106-OYTNT50249.html
法律事務所 元職員を逮捕
2016年01月07日 読売新聞
◆裁判所決定書 偽造・送付容疑
破産申し立てに関する裁判所の決定書を偽造して依頼者に送付したとして、県警は6日、五所川原市石岡、「さくら総合法律事務所」(五所川原市)の元事務職員竹浪尚志容疑者(43)を有印公文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。偽造の疑いは、昨年3月に事務所の内部調査で発覚。県弁護士会と青森地裁が同7月、それぞれ県警と青森地検に刑事告発していた。
発表では、竹浪容疑者は2012年12月~13年1月頃、事務所が07年1月に受任した破産手続きの申し立てを放置していたことを隠すため、本来は裁判所が作成する「免責許可決定書」を事務所内で偽造し、依頼者の埼玉県越谷市の男性(30)宅に郵送した疑い。
事務所や県弁護士会の調査によると、竹浪容疑者は別の依頼者への決定書の氏名欄に男性の名前を記載した紙を貼ってコピーするなどし、地裁五所川原支部の真正な決定書だと装っていたという。
竹浪容疑者は内部調査に対し、14年2月頃にも09年3月に受任した別の破産事件で地裁弘前支部の決定書を偽造したことを認めており、県警も余罪として調べる方針。事務所によると、2件とも弁護士が必要書類を用意して裁判所に提出するよう指示していたが、竹浪容疑者が放置しており、調査には「抱えている仕事が多く、手が回らないうちに時間が経過してしまった。進捗 ( しんちょく )についての依頼者の追及が厳しくてやってしまった」などと説明したという。
竹浪容疑者の逮捕を受け、県弁護士会の竹本真紀 ( まさき )会長は「このような事件が起きたことは誠に遺憾。会員に対する指導をしていきたい」とのコメントを発表した。
弁護士自治を考える会です
事務所が07年1月に受任した破産手続きの申し立てを放置していたことを隠すため、本来は裁判所が作成する「免責許可決定書」を事務所内で偽造し、依頼者の埼玉県越谷市の男性(30)宅に郵送した疑い。
弁護士の事件処理が進まないために事務員さんがしかたなくやったのではないかと思います。担当の弁護士がしっかり事件処理していればよかったことです。
勤務先が報道されました。
さくら総合法律事務所 青森県五所川原
現在4名の弁護士が在籍をしています。花田弁護士が代表ではないかと思います。
問題はこの事務所はひまわり基金を使って設立された元公設事務所だということです。
ひまわり基金法律事務所(公設事務所)の概要と紹介
ひまわり基金法律事務所(公設事務所)は、弁護士過疎解消のために、日弁連・弁護士会・弁護士会連合会の支援を受けて開設・運営される法律事務所です(※)。日弁連から開設・運営資金の援助が行われるほか、事務所ごとに日弁連・地元弁護士会・地元弁護士会連合会より推薦された委員からなる「支援委員会」が設置され、所長弁護士の活動をサポートしています。
さくら総合法律事務所の案内
花田弁護士と田坂弁護士を紹介しています。
田坂弁護士は現在宮崎に行かれました
ひなた法律事務所