【福岡】内部告発者の人権を侵害 宗像市に警告書 県弁護士会 [毎日新聞]

2016/03/25(金)
 県弁護士会は24日、2011年に内部告発のあった宗像市の社会福祉法人の不適切な会計処理について、  市が市議会調査特別委員会(百条委)に調査結果を報告した際、告発した男性への人権侵害があったとして、 市に警告書を郵送した。

 警告書によると、市は12年3月、百条委に提出した報告書に、当時法人職員だった男性の名字などを記載。  調査した弁護士は報告書を百条委で朗読した際に名字を読み上げた。 

弁護士会は「プライバシー権の侵害」などとして市に再発防止策を求める一方で、  弁護士については「故意とは認められない」として勧告などの措置を見送った。
男性は12年6月、弁護士会に人権救済を申し立てていた。

市は「警告書が届いていないので、コメントできない」としている。 

引用元:http://mainichi.jp/articles/20160325/ddl/k40/040/411000c
弁護士自治を考える会
内部告発者の氏名を弁護士が読み上げた
    ↓
福岡県弁護士会は「「プライバシー権の侵害」などとして市に再発防止策を求める」
    ↓
弁護士会は氏名を読み上げた弁護士については故意ではないとお咎めなし

意味がわからん!?
この弁護士に守秘義務違反で懲戒請求を申立しようとしても
警告書によると、市は12年3月、百条委に提出した報告書に、当時法人職員だった男性の名字などを記載。 調査した弁護士は報告書を百条委で朗読した際に名字を読み上げた。
既に3年の除斥になっています。

除斥になってないのが京都の事件

〔3月9日京都〕

承諾も得ず… 内部告発者の名前、弁護士が伝える(2016/03/09

引用 テレ朝ニュース

 内部告発を受ける京都市の公益通報外部窓口になっている弁護士が、内部告発した男性職員の氏名を本人の承諾も得ずに市側に伝えていたことが分かりました。
  この問題は、京都市の児童福祉施設長が入所する少女にわいせつ行為をしたとして、去年に起訴された事件がきっかけです。当時、児童相談所に勤務していた男性職員は、相談所の対応の遅れが事件につながったとして、内部告発を受ける公益通報窓口の弁護士にメールしました。しかし、弁護士は、職員の承諾を得ずに市側に氏名を伝えていたということです。
 公益通報した男性職員:「匿名で京都市に調査してほしかったのに、その弁護士は私の名前を教えちゃってるし、京都市の公益通報の制度を信用した僕があほやったって思いましたね」
 職員によりますと、弁護士は、職員のメールに「通報者だと推認される覚悟はある」などと記載されていたことを理由に市側に伝えたということです。これに対し、職員は「告発覚悟を示しただけで、事前の確認はなかった」と批判しています。京都市は「弁護士から承諾を得たと聞いていて、問題はない」としています。

京都市役所外部の窓口(弁護士)

通報先・・・京都市通報相談員 後藤真孝(ごとう まさたか)弁護士