破産手続き放置で業務停止 富山の弁護士 処分3度目

 富山県弁護士会は3日、企業の破産手続きを約6年放置したとして、所属する弁護士(66)を業務停止1カ月の懲戒処分にしたと発表した。2日付。弁護士は元県弁護士会会長。過去に2回、同様の怠慢行為で戒告処分を受けていた。

 弁護士会によると、弁護士は2009年1月、県内の企業から裁判所への破産申し立ての依頼を受けたが、放置したため、債権者が14年、財産配分に支障が出るとして懲戒処分を求めていた。

 弁護士は昨年6月になって破産申し立ての手続きをした。その後、企業と債権者が直接交渉することになり、申し立ては取り下げられた。

 弁護士は裁判官らでつくる懲戒委員会に対し「依頼を受けた企業と連絡が取れなかった」などと説明したという。

引用スポニチ
弁護士自治を考える会
なんかめちゃくちゃ歯切れが悪い出し方ですね。はっきり名前出せばいいのにと思いますが、富山県弁護士会もゴールデンウイークの真ん中にこそっと出すという元会長に気を使ってのことだと思います。
それでも処分が3回目だと発表するようになったのはいいことです。


ところで富山の元弁護士会長とはいったい誰なのでしょうか?

東 博幸

氏名 事務所 事務所名 住所 経歴

東 博幸
東博幸法律事務所
富山市西田地方町2-7-7
 富山中部高校卒業  京都大学法学部卒業
弁護士登録(昭和53年)
富山県弁護士会副会長 (平成2、3、14年度)
富山県弁護士会会長(平成15年度)
財団法人法律扶助協会富山県支部長(平成16年度)
富山地方・家庭裁判所調停委員
日本司法支援センター(法テラス)富山地方事務所長(平成18年10月1日~平成23年9月30日まで)
東博幸弁護士(富山)懲戒処分の要旨 2014年7月