さまざまな不祥事
警察官の不祥事⑧ 「神奈川県警、警察官不祥事調査の矛盾」
次号連載記事をまとめている最中ですが・・先日、こんなニュースが流れましたので、単発ですが・・記事を配信します。
『死亡事故はパトカー追跡中 「見失った」との説明、神奈川県警が訂正』
神奈川県伊勢原市で９日に乗用車が住宅のブロック塀に衝突し、運転していた大工の男性（２７）が死亡する事故があり、県警は２１日、パトカーの追跡中に起きた事故だったと明らかにした。当初は「見失って追跡を打ち切った後に衝突した」と発表しており、説明を訂正した。
県警は同日、事故の概要を発表し「不審車を見失い、追跡を打ち切った」と報道機関に説明。その後、現場付近の防犯カメラにパトカーが直前まで車を追う様子が写っていたことが判明した。
引用先 ＵＲＬ
（産経 ニュース より）
この死亡事故の端緒が、逃走なのか否かは、この報道で真実は見えない。
しかし、警察官の 虚偽 を 誤り とする 組織の実態が浮き彫りになっている。
『現場の近くの防犯カメラ』 で 『追跡中の事故』 と 判明？
この報道によれば、9日未明の事故であり、当初は追跡を中止したあとの事故として処理を進めていたもの。
そして、その後の調べで 『現場近くの防犯カメラ』 で 『追跡中の事故』と判明した。
なお、この追尾したパトカーは交通機動隊であるという。
おかしいでしょ？！
交通機動隊で何故、車載カメラ の検証しないの？ 神奈川県警！？
当該事件のＰＣ所属は交通機動隊です。日々のパトロール、赤色灯廻す追跡時にも、車載カメラで 記録しないのでしょうか。
パトカーでぐっすり寝ているなんぞ撮影される その他の地域課 じゃあるまいし。
2週間経て 『現場近くの防犯カメラ』 で 『誤りと判明』 とは、不可解も究極ですな。
結局のところ本件の実情は、身内の警察官、当事者だけで本件調査を済まそうとしていたところ、防犯カメラの存在・・・即ち、民間の持ち物が『真実の証拠』として存在したことが判明し、『誤り』 と修正せざるを得なくなり、発表したのではないでしょうか。
今後 誤り で済ますのでしょうか？神奈川県警、幹部の方々。
現、本部長は厳しい！ との評判述べたようですが。
当事者の処分に留まらず、監察室、監察職員がこの発表に携わっていたならば、当事者あわせて、即刻関係者を適正に処分すべきでしょう。
この8月は異動辞令もあります。今ちょうど滑り込みで人事追加は可能でしょう。
ここで、監察・調査担当職員を他部門へ異動させる お得意の 神隠し でしょうか？
この非違調査も調査担当は、調査の経過上、問題発した直後に異動しましたね。
結論で、上記画像の処分内容では 『保管していたもの』 などと断定していますが・・？？？ 『 保管 』 じゃないでしょう・・・実情は。
神奈川県警地域課の警察官に蔓延する 『 警察書類からの個人情報 私物化そして仲間で共有化 』 一端の現れ が 真実 では ないでしょうか。
この調査に色々筆頭より端緒に絡んだ調査担当職員・・8月以降での急な配置転換、そして以後、警察庁に出向したりと、ご栄転を繰り返されているご様子。
神奈川県警、身内の調査は、『本人の説明』 で、調査進行完結する・・が明らか。
客観的証拠に鑑みる調査習慣は、神奈川県警非違調査には存在しない？！
全て、非違行為調査など 『真実』 の下で、適正さ求めるには 『民間』 が証拠を明示しなくてはならないという、悪しき実態の一例ですな。
特に、公安委員会による 『 苦情申出制度 』 が、司法関係にすら信頼されない実態、実情な神奈川県警では。
こんな交通機動隊の神奈川県警実態とは、相反するように 先日のＴＶ番組『世界が驚いたニッポン！スゴ～イデスネ！！視察団』では、警視庁の交通機動隊が取材撮影に応じ、外国からの視察団に随分と感動されていたようでしたが・・。
『神奈川県警 交通機動隊』 も厳格、優秀 ・・で 過去は 有名だったのに・・ね。
組織の隠蔽体質・土壌の根っこが、葉・新芽まで浸透してきたのでしょうか。
この報道から、『逃走』とも記載がある。事実なのかもしれない。
しかし、『県警の発表』に過ぎない。
起因端緒は『逃走』があり、また、『逃走する方が悪い』旨、意見もあるかもしれない。
では、なぜ、嘘をついたのか。
交通機動隊という、普段我々に身近で交通違反を取締り、『警察官は信頼』との都市伝説なる『現認者・証人』を普段掲げる立ち場の者が嘘の証言である。神奈川県警の交通違反取締りに、どれだけの『信頼性が保てる』というのだろうか。
追尾が一人の警察官だったなら、『パニック』もわかるが、助手席にも警察官が同乗していたこの『虚偽』である。 意図的に『虚偽』をまとめていたことすら推認される。
交通機動隊の追尾で 『車載カメラ画像を無視』、また仮に車載カメラを搭載していなかったとしても 『現場近くの防犯カメラ検証を直後にしなかった』 なる、警察官が関与した事故検証で 『死亡事故の交通捜査の鉄則を無視・健忘』 とは、身内による警察官行為調査の限界であり、捜査の矛盾を国民に相応しく誤信させる行為・・そのものでなかろうか。
これも、神奈川県警の組織による非違行為調査のいい加減さ、そして根深い嘘の体質の一例、氷山の一角です。
（続く）
（記者： 札幌ＳＳ，東京ＴＴ，横浜ＹＴ）
