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弁護士自治を考える会
日弁連広報誌「自由と正義」2月号が届きました。
弁護士の懲戒処分の要旨が公告として掲載されています。2月号は17人の弁護士の懲戒処分の要旨が掲載されています、本日は一覧です。
  氏 名  所属 番号   処分      処分日
① 江藤馨  東京 7887  業務停止1年  2016年9月30日
非弁提携
② 吉浦 勇 東京 8749  戒告      9月30日
直接交渉
③ 宮崎敦彦 東京 20230 戒告      9月30日
守秘義務違反
④ 太田 寛 愛知 18765 業務停止2月  10月6日
事件放置 裁判遅刻、判決文不交付等
⑤ 小野権友 佐賀 23069 業務停止1月  10月18日
弁護士報酬の計算が杜撰
⑥ 下地昭一朗 沖縄 12  戒告   10月22日
沖縄弁護士の規約違反
⑦ 平良頼夫  沖縄 15  戒告   10月22日
沖縄弁護士の規約違反
⑧ 池村俊昭  沖縄21   戒告   10月22日
沖縄弁護士の規約違反
⑨ 與儀幸久  沖縄 8  戒告    10月22日
沖縄弁護士の規約違反
⑩ 中田康一  二弁 21201 除名  10月24日
預り金の着服等
⑪ 仲間辰雄  沖縄10  戒告   10月22日
沖縄弁護士の規約違反
⑫ 松田朝徳  沖縄14  戒告   10月22日
沖縄弁護士の規約違反
⑬ 岡本吉平  千葉  40448    11月8日
医療過誤事件で不適切な対応
⑭ 渡邊明彦 一弁  20110  戒告 11月10日
弁護士会費滞納
⑮ 秦 文生 大分 22419 業務停止8月 10月29日
債権回収金の支払いが遅い、説明不足
⑯ 杉山博亮 東京 23069 業務停止1月 10月18日
刑事弁護で報酬、交通費等が高い
◆ 処分変更
鵜飼源一 愛知 18698 戒告⇒業務停止1月 12月17日
◆2016年11月30日現在の会員数
会員     37568名
特別会員    9名
外国特別会員 412名
特別会員は沖縄弁護士です。今回9名のうち6名が懲戒処分を受けました。
懲戒請求者は弁護士自治ウオッチャーです。(詳細は後日)
【自由と正義 2017年 懲戒処分者】
ブログを書いていつも悩むのは記事のタイトルです。
いかに、短く、正確にです、ネット配信するメデイアも同じだと思います。
先日のNHKのネットニュース

覚醒剤密輸 被告の弁護士「タイ警察が違法捜査」

タイから覚醒剤を密輸した罪に問われている暴力団幹部の初公判が東京地方裁判所で開かれ、被告の弁護士は「タイ警察による違法な『おとり捜査』がなければ犯罪は成立しなかった」として裁判を打ち切るよう求めました。海外での捜査の違法性が争点になるのは極めて異例で、裁判所の判断が注目されます。
東京の暴力団幹部の被告(69)は、3年前、タイの知人の女などを通じて覚醒剤およそ11キロを密輸したとして、覚醒剤取締法違反などの罪に問われています。
東京地方裁判所で裁判員裁判の初公判が開かれ、被告の弁護士は密輸を認めたうえで、「タイ警察による違法な『おとり捜査』がなければ犯罪は成立しなかった」として裁判を打ち切るよう求めました。
被告の弁護士!?
てっきり被告が弁護士だ思いましたが、正しくは被告人の弁護人でした。