イメージ 1
 日弁連広報誌【自由と正義】
 3月号
弁護士自治を考える会
日弁連広報誌「自由と正義」2017年3月号が届きました。
弁護士の懲戒処分の要旨が公告として掲載されています。3月号は4人の弁護士の懲戒処分の要旨が掲載されています、本日は一覧です。
  氏 名  所属  番号   処分      処分日
① 本杉明義 東京  24106  戒告  2016年11月9日
守秘義務違反
② 井上義之 第一東京 34640 業務停止1月 11月10日
弁護士報酬の説明がなく高額
③ 佐藤公亮 第二東京 31985 業務停止6月 11月10日
弁護士報酬の説明が十分でなく高額
④ 野嶋慎一郎 第一東京 22676 戒告  12月2日
事件放置・委任契約書の作成を怠った
◆ 処分変更
村岡徹也  第二東京 39230 業務停止6月⇒業務停止1年
2017年1月23日
村岡徹也弁護士・懲戒処分の要旨
【自由と正義】 1月~3月

◆2016年12月31日現在の会員数
会員    38739 (11月30日37568名)
特別会員    9名
外国特別会員 410名
いよいよ年度末になりました。
日弁連の会長の任期は後1年ありますが、単位弁護士会の会長・副会長は1年交代となります。綱紀委員長、懲戒委員長が交代する会もあります。
毎年、年度末3月末は何かが起こります。出しにくいベテラン弁護士の懲戒処分を遠慮がちにコソッと出したり、過去には大物弁護士の収監があったのも3月31日でした。
懲戒請求在庫一掃セールに期待しましょう。
「依頼者見舞金制度」
日弁連臨時総会で可決されました。総会には約1万2000人の弁護士が出席【委任状含む】し賛成約9000票・反対約2000票で決まりました。
圧倒的多数で会費から見舞金を出すことに決まりました。
圧倒的多数の弁護士が見舞金に賛成した!?
みなさんは信じられますか?
懲戒処分もなかなか出さない。仲間の弁護士を庇い甘い処分しか出さない。あの弁護士会が見舞金を出しますか?
圧倒的多数の弁護士が正義感あふれで善意の人間??
見舞金制度は現在は曖昧で細かい規則・規約はまだ公開されていません。見舞金は簡単に出さないから多くの弁護士が賛成したのではないでしょうか!それを知っているから賛成した。
と考えています。いかがでしょう。
以前、当時の宇都宮日弁連会長がNHKの報道番組で弁護士の不祥事について、このように答えました、
「弁護士に非行があれば、どんどん懲戒請求を出してください」
会長は懲戒を出してください。と言いましたが、処分するとは言いませんでした。
「天網恢恢疎にして漏らさず」
築地市場移転問題・大阪の森友学園問題、京都府立医大病院問題、
水面下で行ったことが水面に出てきました。
裏でやったことがバレてくるのです。いつかはバレてくるのです。
たとえば、裁判官と弁護士が裏で談合・結託して一方の弁護士に有利な和解・判決を出した。万が一でも1件でもあれば、司法の信頼が根底から崩れてしまうでしょう。
特に裁判官、裁判所は公正・公平でなければなりません。
万が一でも、裁判官と弁護士が裏で談合、そのような事があれば、最高裁も日弁連も腹を切る覚悟いや腹を切らねばなりません。