埼玉弁護士会 所属弁護士を業務停止2か月
埼玉弁護士会は養育費の請求など、4つの案件を放置したなどとして、所属弁護士を業務停止2カ月の懲戒処分にしました。
懲戒処分になったのは、埼玉弁護士会所属の加藤善大弁護士(44)です。
埼玉弁護士会によりますと、加藤弁護士は、2015年12月に、依頼者から元夫に対する子どもの養育費請求を日本司法支援センターの代理援助制度を利用することを前提に引き受けました。しかし、センターに手続きしなかったうえ、依頼者からの電話にも対応せず、依頼者の養育費請求の権利行使をおよそ1年間阻害するなど、あわせて4件を放置していました。
加藤弁護士は、「心身ともに疲れていた」などと話しているということです。
引用
弁護士自治を考える会
心身ともに疲れていたとの弁明ですが、依頼者はこの先心身ともに金銭的にも疲れることになるのですよ。2か月くらいでは心身の疲れが取れないと思いますが、大丈夫でしょうか?
弁護士会の一般社会とは違う甘い処分で良かったですね。
事件放置は1回目は戒告が普通ですが、一発目から業務停止2月になるのは珍しいことです。かなり悪質だったかと予想されます。
業務停止が付きましたから法テラスには出禁3年処分措置になると思われます
加藤善大(かとうよしひろ) 埼玉
登録番号 45584
業務停止 2019年5月9日~7月8日
事務所  東所沢法律事務所
埼玉県所沢市東所沢和田1-1-18