日弁連システムダウンにつき『自由と正義』は当分休刊となります。
本来ならば毎月15日ころ届く日弁連広報誌「自由と正義」は日弁連の機能がダウンしていますので休刊となりました。
「自由と正義」・「日弁連新聞」2020年5月号及び6月号の発刊中止について
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「自由と正義」及び「日弁連新聞」の2020年5月号及び6月号の発刊を中止いたします。ご理解のほどお願い申し上げます。
つきましては、有料購読者の皆様を対象として、発刊中止となる2号分につき、購読料の返金又は購読期間の無料延長の対応をさせていただきます。対象の方々に対しては、後日、改めてご案内申し上げます。 4月28日
日弁連ホームページhttps://www.nichibenren.or.jp/news/year/2020/200428.html
日弁連がホームページにお知らせを出して、改めてご案内するといいながら、もう1か月になりますが、その後何の音沙汰もございません。お忙しいのでしょう、2回分の購読料の返還は不要です、2月分延長していただいても構いません。それにしても、もうそろそろ有料会員には何かいってくるのが筋ではございませんか?
また、単位弁護士会の綱紀委員会、懲戒委員会の開催ができないため懲戒処分の決定や日弁連の処分公表も遅れています。
業務停止を受けた弁護士も公表もなく、おまけに仕事もない時期で業務停止でも、ちょうどよかったのかもしれませんが、処分を知らずに依頼する方もいますので処分公表だけは1日も早く再開をお願いいたします。
官報の処分公告は5月になり(19日現在)1件もございません。(4月15件3月10件)
東京弁護士会への懲戒請求は5月初旬で26件でした。例年であれば150件くらいの申立があってもおかしくないのですが
システムダウンの一番の原因はリモート化、IT化、の遅れです、委員の人間が集まり会議をするというスタイル、いわば三密です。「自由と正義」の編集もリモート会議ができないため早々と休刊を決めてしまったのでしょう。
綱紀委員会、懲戒委員会も委員全員が会議に参加し議決書に署名押印をする。電子署名ではありません。今どき、懲戒請求書は4部、5部送れと言う制度、メールに懲戒書添付でもなく郵送です。弁護士会からの受理書もすべて郵送です。
一度日弁連に問い合せの電話をかけましたが、個人の携帯電話に転送でした。こちら日弁連ですとは言わず個人の名前で出られました。日弁連ともあろうものが事務職の個人の電話に転送とは・・・
日弁連の事務職員の方たちはリモート化、IT化には十分対応しておられると思いますが、
問題は役員の皆さま方です。
日弁連会長 荒 中 (仙台)17845 荒総合法律事務所
副会長
(1)冨田秀美弁護士(東京)18089 赤坂見附総合法律会計事務所
(2)寺前隆弁護士(第一東京) 19248 牛島・寺前・和田法律事務所
(3)岡田理樹弁護士(第二東京)20618 石井法律事務所
(4)延命政之弁護士(神奈川県)21790 延命法律事務所
(5) 關本喜文弁護士(山梨)24610 せきもと法律事務所
(6) 川下清弁護士(大阪)17520 梅田総合法律事務所
(7)白浜徹郎弁護士(京都)20338 弁護士法人白浜法律事務所
(8) 山下勇樹(愛知)20046 山下法律事務所
(9) 舩木孝和弁護士(広島)18903 ひまわり法律事務所
(10)上田英友弁護士(福岡)20652 国際法律事務所
(11)鎌田健司弁護士(仙台)24465 あすなろ法律事務所
(12)大川哲也弁護士(札幌)22779 橋本・大川合同法律事務所
(13)五葉明徳弁護士(愛媛)22636 五葉法律事務所
(女性枠)
(14)西村依子弁護士(金沢)19988 あおぞら共同法律事務所
(15)狩野節子弁護士(秋田)22535 第一合同法律事務所
32期 16899~ (41年目)
33期 17318~ (40年目) 川下(大阪)
34期 17811~ (39年目) 荒中会長 冨田(東弁)
35期 18291~ (38年目)
36期 18743~ (37年目) 舩木(広島)
37期 19161~ (36年目) 寺前(第一東京)
38期 19588~ (35年目) 西村(女性枠)
39期 20037~ (34年目) 白浜(京都)山下(愛知)
40期 20485~ (33年目) 上田(福岡)岡田(第二東京)
41期 20962~ (32年目)
42期 21448~ (31年目) 延命(神奈川県)
43期 21949~ (30年目)
44期 22416~ (29年目) 狩野(秋田)五葉(愛媛)大川(札幌)
荒中会長が今年66歳です。平均年齢はおそらく60歳を超えてるでしょう。テレビ会議、リモート化どこまでできるでしょうか。普通の会社なら2か月も3か月もかかりませんが、どうなりますか?
若い弁護士によるリモート後見人をおつけになったらいかがでしょうか、
コロナ以後の世界は変わらなければなりません。三密を避け新しい生活様式、生活慣習を開発しなければなりません。
もう昔の生活には戻れません。
弁護士業界の研修は温泉地、宴会、ゴルフ、団体観光、今だに昭和!
もうこういう接待を伴う飲食、ゴルフという慣習はなくなるのではないでしょうか!
2020年第23回人権擁護大会と懇親会とゴルフと観光のお知らせ、今年は11月5日から鹿児島の指宿温泉観光と南薩摩探訪の旅、ゴルフ組は高牧カントリークラブ(11月4日) 自由と正義4月号
ベテラン弁護士、役員のみなさまは年1回の温泉、宴会、ゴルフ、ちょこっとだけの研修を楽しみにしておられるでしょう。でも、コロナ以後の世界はこういうお楽しみはもうないのかもしれません。
過去にこういう懲戒処分がございました。第43回日弁連定期総会
【処分理由の要旨】
野呂瀬弁護士は、日弁連43回定期総会の翌日である平成4年5月、開催地・広島市で挙行された観光旅行に参加した。 その際、野呂瀬は、観光バス内において出発当初から飲酒の上一人ではしゃぎ、あるいは車内をうろつき、ガイドに対して間違っているなどと言い立てて説明を中止させ、はた迷惑を考えず一人大声で歌うなどした。
更に、同乗のA弁護士に対し、「殺してやる」「生きて帰れると思うな」などと2~30分にわたり大声を発して絡み、B弁護士に対しては、「偉そうに、テメーはなんだ。旅館の部屋から突き落とされて死ぬことだってある。俺が手を下さなくても、暴力団の者を知っている。安心して東京に帰れると思うな」などと暴言を吐いた。 このように、宿泊先に到着するまで暴言をはき続け、バスガイド・同乗者らに多大な迷惑をかけた。