森・濱田松本法律事務所といえば名実ともに日本NO!の法律事務所です。野村証券をはじめ日本の一部上場会社の数多くの顧問弁護士、社外取締役に就任しています。誰がなんといおうと日本の一番の法律事務所、企業法務の外にも自治体や国会の諮問機関などにも多くの委員を送り込んでいます。事務所にはそうそうたる弁護士のみなさん、東大法学部を優秀な成績で卒業された方や元最高裁判事、元検事などなど、とにかくすごい事務所です。今年の日弁連会長選挙にも立候補され残念ですが落選なされました。
(山岸良太弁護士・森・濱田松本法律事務所・第二東京弁護士会 派閥 紫水会)
森・濱田松本法律事務所ウイキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E3%83%BB%E6%BF%B1%E7%94%B0%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E6%B3%95%E5%BE%8B%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80
森・濱田松本法律事務所 業務案内
業務内容も企業法務が主でM&Aや外国企業との合弁や貿易に関する内容が主な業務。https://www.mhmjapan.com/ja/people/
ホームページの業務案内には離婚事件、子どもの面会交流調停、はたまた、隣の木がこちらの敷地に入った、なんとかならんか、不貞行為で訴えられた方対応します、等々は業務内容に書いてありません。
昨今いわゆる離婚弁護士と呼ばれる方々が、相手方に子どもに会わせないという条件の委任を受けて何がなんでも子どもの面会をさせないということが大きな問題になっています。新興系の弁護士法人のHPでは子どもに会わす30万円、会せない30万円という広告が掲載されています。
ネットで話題の弁護士のみなさん http://legal-ethics.info/?eid=34
今迄、離婚事件を扱わなかった企業法務専門の森・濱田松本法律事務所が家事事件の取扱いを始めたというのはけっこうな事だと思いました。離婚事件はどうしても片方だけの希望を聞いてしまうことが多くあります。離婚事件のドロドロの現場に企業法務の弁護士、日本で一番の事務所が参入してくることはどういう結果がでるか楽しみでした。
企業法務は依頼主だけではなく相手方、交渉相手も納得させなければ契約はできません、こういう企業法務の弁護士が離婚の現場に出てくることで憎しみや恨みの最たる離婚事件の状況、雰囲気が変わるのかなと思いました。海外の仕事も多くきっと考え方もグローバルで世界では主流の離婚後も「共同親権」の考え方を取りいれるのではないかと期待をしました。
まったくの期待外れ!
今回取り扱った事件は、週刊文春でも取り上げられました、(2019年4月)ミツカンの創業者の娘婿、離婚になり娘婿を放り出して子どもには父親と面会させないという内容、家事事件ですので紛争の内容には踏み込みませんが、ここにミツカン酢の顧問弁護士が創業者一族の代理人として出てきた。それが森・濱田松本法律事務所、
こんなスキャンダルも世間に晒してしまった。企業法務としても期待外れ!
担当になった弁護士さん、推測ですが東大とか国立大学法学部を優秀な成績で卒業され米国の大学にも留学されたような方ではないかと思います。それが、まさか森・濱田松本に入って慣れない離婚を扱うとは思ってもみなかったでしょうね。家裁の調停など経験したことあるのでしょうか?
ミツカン本社前で「子どもに会わせろ」と抗議
ミツカンは家族団欒で鍋をつつく、そこにポン酢がある、幸せな一家団欒が基本!
その温かい企業のイメージが台無しになってしまった。
二弁の離婚が得意の女性弁護士が相手方の夫から「もう一度家族団欒を取り戻したい」と述べた。すると弁護士は準備書面に「家族団欒!片腹痛いわ!」と書いて懲戒が出されたことがある。森・濱田松本の対応もこの弁護士と大差ない。
森・濱田松本もこんな対応をしたことでイメージダウンになりかねない、会社の前でのぼり持って抗議するのも止められなかった。企業の顧問弁護士が創業者一族の利益を優先し社員でもあった人間を会社から追放した。顧問先の多くの企業の社員はどう考えるだろうか、うちの顧問弁護士はこんな対応するんだと考え込みます。
外国の企業は交渉の検討をする場合、交渉先の顧問の法律事務所のコンプライアンスも重要な要素だそうだ。日本だけが単独親権で世界はほぼ共同親権、日本で共同親権が取り入れられるかは、まだ国会の審議待ちだが日本で一番のグローバルな法律事務所の対応としてはお粗末だ。依頼者の希望だけを聞いて子どもと会わせないというなら離婚弁護士と同じではないか。日本で一番の事務所の対応ではないと思います。
離婚始めました!森濱田松本法律事務所
弁護士業務で一番難しいのが家事事件の離婚と相続だと思います。家事ができたら弁護士一人前だと思います。
僭越ですが、他にお仕事あるのですから、もう家事事件から撤退された方がよろしいかと思います。
「餅は餅屋で」
(あくまで個人の感想ですが)
当時者の方のブログ
https://ameblo.jp/nakanodd/