弁護士が訴訟事件の和解金等1200万円以上を着服か 弁護士会が懲戒処分検討 他に指摘されている問題も

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名古屋の弁護士が1200万円以上を着服か。弁護士会が懲戒処分を検討です。  愛知県弁護士会によりますと、名古屋市中区に事務所を構える大田清則弁護士(63)は、3年前に担当した訴訟事件の和解金など、2つの訴訟の預かり金あわせて1200万円以上を事務所の経費などに流用するなどしていたということです。  依頼者側からの苦情で発覚し、大田弁護士はこのほかにも、弁護士費用の返還をしていないなど5つの問題が指摘されています。  大田弁護士は着服について概ね認めていますが、事務所側は取材に対し「事実調査中なのでコメントしない」としています。  愛知県弁護士会は、大田弁護士への懲戒処分を検討しています。
引用 日テレhttps://www.news24.jp/nnn/news94l1or82097v4fxa4f.html
弁護士自治を考える会

>愛知県弁護士会は、大田弁護士への懲戒処分を検討しています。まさか業務停止程度の処分で済まそうという魂胆でしょうか、会請求で刑事告発するべきです。1回目の甘い処分がこういう結果になったのですから弁護士会の責任もあると思います。また、愛知県弁護士会は弁護士の逮捕、不祥事に会長談話を一切出さない弁護士会ですから、闇から闇でうやむやで終えるのではないかと・・・

大田清則 登録番号 20488

大田清則法律事務所 名古屋市中区丸の内3-20-5 オアシス日向506

過去に懲戒処分があります。

日弁連広報誌「自由と正義」2018年9月に掲載された弁護士の懲戒処分の公告。愛知県弁護士会・大田清則弁護士の懲戒処分の要旨

処分理由  預かり金口座の怠慢な管理・和解金の返還が遅い

懲 戒 処 分 の 公 告 2018年9月号

愛知県弁護士会がなした懲戒の処分について同会から以下の通り通知を受けたので懲戒処分の公告公表に関する規定第3条第1号の規定により公告する

           記

1 処分を受けた弁護士

氏名大田清則 登録番号20488  愛知県弁護士会

事務所 名古屋市中区丸の内1-17   大田清則法律事務所    

2 処分の内容    戒 告

3 処分の理由

被懲戒者は2009年1月頃に懲戒請求者から受任したA株式会社に対する商品先物取引被害事件について2010年9月30日、訴訟外の和解に基づき、A社から和解金380万円の振込みを受けたが、上記和解金の振り込まれた被懲戒者名義の口座は預かり金専用の口座ではなく、預り金のほか、被懲戒者の事務所経費の入出金にも使用されており、預り金と自己の金員を区別し、預り金であることを明確にする方法により保管しなかった。被懲戒者は上記事件について委任が終了したにもかかわらず、懲戒請求者から請求を受けるまで4年以上も上記和解金を返還しなかった。

被懲戒者の上記行為は、弁護士職務基本規程第38条、第45条に違反し弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。

4 処分が効力を生じた日 2018年5月1日 2018年9月1日   日本弁護士連合会

2021年今年の弁護士の横領金額「弁護士自治を考える会」

愛知県弁護士会 2021年 横領連発

所属弁護士が1億5千万円横領し逮捕されても一切『会長談話』を出さない伝統を守る「愛知県弁護士会」