「『続けてほしい』との声もある」無免許運転の木下都議一問一答

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正副議長と面会後に報道陣の囲み取材に応じ、謝罪して頭を下げる木下富美子東京都議=9日午後、東京都議会(佐藤徳昭撮影)

一部引用https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc261e2c513467c490b765f3e2c8b495670b031

弁護士自治を考える会
弁護士の不祥事・懲戒専門ブログです。
木下都議はただ今多くの都民やネット民や評論家から批難の的となっています。辞職に値する行為であったかもしれませんがそれも自身が判断することです。議会や市民がどうすることもできません。木下都議に代理人の弁護士を就け会見をしたら、「反省している」「示談が成立している」「検察に書類送検をされたが起訴まで至っていない」「議会に出席しようとしたが体調が悪かった」「都民のために任期を全うしたい」こんなコメントになると推測します。何を言われようが世間が忘れてくれるまで我慢、我慢!!、
これが弁護士であればどうなるか?
弁護士が飲酒事故で逮捕、起訴されても罰金で済めば弁護士を辞めさせる方法はありません。起訴され有罪判決が確定すれば登録取消になり弁護士はできません。執行猶予になれば期間中は登録取消になりますが期間が終われば弁護士に復帰できます。実際に大阪弁護士会の弁護士が飲酒交通事故を起こし起訴され執行猶予付きの判決を言い渡され一旦登録を取消、その後復帰されています。
飲酒交通事故、痴漢・盗撮・児童買春で逮捕され起訴にならず行政処分の罰金刑で済んだ弁護士は数多く、その後弁護士会から出される懲戒処分は行政処分も受けているのだからと甘く、痴漢3月、児童買春1月~3月、盗撮6月と決まっております。二つも処分する必要がなく弁護士を辞める必要はないということです。一般企業や公務員とは違います、
今回の木下都議の場合は逮捕もなくまだ書類送検の段階で刑や処分は決まっていません。
検察の審査で事故を認めた。示談があった、反省している、とさらに、もうひとつ、都議を辞めて社会的制裁も受けている。とすれば、起訴猶予になる可能性が高いと思いますが・・・ご自身のやったことは大したことではないという認識なのでしょうか・・・