現金約1200万円を着服したとして、仙台弁護士会の職員の女が業務上横領の疑いで9日、仙台地方検察庁に逮捕されました。逮捕されたのは、仙台弁護士会の職員で仙台市太白区に住む〇〇容疑者(41)です。仙台地検によりますと、〇菅原容疑者は2,020年1月頃から12月まで仙台弁護士会が保管していた弁護士紹介手数料や、会費などを繰り返し着服し、現金約1,200万円を横領した疑いが持たれています。仙台地方検察庁は菅原容疑者の認否を明らかにしていません。菅原容疑者は当時、経理を担当していました。仙台弁護士会によりますと、2013年から2021年までに多額の不明金が発生していたということです。弁護士会は「組織内で、このような事態が発生したことは極めて遺憾。業務態勢などを見直し再発防止に取り組む」とコメントしています。
引用時事 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030901175&g=soc
弁護士自身が依頼者の預り金などを着服したりする事案が増えています。それを見ている弁護士会の職員も弁護士の清算がどんぶり勘定であったり、弁護士会長が1年で任期切れになったりして、発覚しないと思うのでしょう。地方の弁護士会ではベテラン職員の方が役員より実質的権力者であるということがよくあります。
愛媛弁護士会の事務局の女性職員が弁護士会の活動費およそ1900万円を横領していたことが関係者への取材で分かりました。 関係者によりますと横領が発覚したのは愛媛弁護士会の事務局で経理を担当する女性職員です。 この女性職員は、去年10月から今年3月にかけて、自身が管理する弁護士会の通帳や印鑑を使って口座から数十回にわたり現金を引き出す手口で、活動費合わせて1900万円を横領したということです。今年3月の決算の際、内部のチェックで不正が発覚。愛媛弁護士会は刑事告訴しましたが、女性職員が事実を認めて全額弁償し、示談したということで、7日までに不起訴処分となっています。また、女性職員は懲戒解雇処分を受けています。愛媛弁護士会は、「同様の事件が起きないよう再発防止に努める」と話しています。あいテレビ https://news.yahoo.co.jp/articles/4968fb9eff0a35c8053997344df2dd09a8fab1d7
私的に購入した物品の領収書を悪用し、大阪弁護士会から現金約490万円をだまし取ったとして、大阪地検特捜部は31日、同弁護士会の職員高田英基容疑者(48)=堺市南区=を詐欺容疑で逮捕した。 地検は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は昨年6月中旬~今年7月上旬ごろ、大阪市内の大阪弁護士会館で3回にわたり、私的に購入した物品などの領収書を、業務に必要な物品などの領収書と装って同弁護士会に提出し、合計約490万円を自分名義の口座に振り込ませた疑い。 引用 時事 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020083100869&g=soc