以前、ある弁護士に聞いたことがあります。相談者、依頼者が事務所に入った時に、身なり話し方で一瞬でこの依頼者はどれだけ財産を持っているか、離婚なら夫や親族の収入や財産があるか、そして相談者・依頼者との会話からさりげなく情報を聞き出すテクニックが必要であること、初見で、この依頼者からいくら報酬が取れるか!
夫婦関係の悩み事で法律事務所に来たら、先に収入や財産チェックし、無一文ならさっさとお帰り願い、そこそこ収入財産があれば必ず離婚の方向に持っていく、有能なプロの離婚ビジネス弁護士です。
ネットで弁護士法人ソレイウ法律事務所の中里弁護士と相談者の会話がSNSに投稿されていました。文字起こしをしました。
見事に収入、財産、を聞き出し、いつのまにか離婚があなたの人生にとってお得な選択よと!誘導する術を心得ているベテラン弁護士さんです。
24055 | 弁護士 | 中里 妃沙子(なかさと・ひさこ) | 東京弁護士会 |
HP | https://www.rikon-soleil.jp/ |
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氏名 | 中里 妃沙子 |
事務所名 | 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所 |
事務所住所 | 東京都 千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング4階 |
丸の内ソレイユ法律事務所所長。都立戸山高校、東北大学法学部卒業。南カリフォルニア大学ロースクール修了。2009年に同事務所を開設、年間300件以上の離婚相談を受ける。 | |
平成9年4月 東京弁護士会広報委員会(法廷傍聴部会、東京弁護士会会報編集委員) 平成13年4月 浦安市法律相談員(~平成18年9月) 平成14年11月 浦安市情報公開委員(~平成18年11月) 平成16年4月~ 東京弁護士会人権擁護委員会委員 平成20年9月~ 東京弁護士会研修センター運営委員会(新人研修部会)副委員長 平成20年10月~ 東京弁護士会二一会研究部代表幹事弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所HP「弁護士紹介」より |
中里妃沙子弁護士 入室
中里・こんにちはー、(赤ん坊を見て)わぁ
相談者・ちっちゃぁ。 ちっちゃいねって、〇っちゃん。こんにちは~。
中里・こんにちは。
相談者・よろしくお願いいたします。
中里・よろしくお願いします。あれまだ1歳にもなってないですよね。
相談者・あ、はい5ヶ月です。
中里・あらー、ちっこいですね。
相談者・すみません、座ったまんまで。 あ、大丈夫です。 あ、頂戴いたします。
~雑談~
相談者・すみません、今日教えていただいたことをメモ取る用のノートを忘れてしまって、 何か記録か何かとっても良いですか? 良いですよ、大丈夫。 ごめんなさい。 あ、あれでも良いけど録音、録画でも。 あ、良いですか。
中里・録画じゃないか、
相談者 (メモ用紙を差し出して)じゃあ2枚ぐらいで良いかしら。 あ、ありがとうございます。頂戴します。
中里・あ、どうぞどうぞ。
中里・ で、あのー、あれなんですね。今日はえっと、12月の14日。まだ別居はしてないですか?
相談者・してないです。ちょっとどういう順序を持ってして良いのかがわからなくて。
中里・そうかそうか、これ備考、あ、く企業名>に勤めていらっしゃるんですね。
相談者・あ、はい私が。 あ、そうかそうか。
中里・それで、<企業名>でどんな仕事をしてるんでしたっけ。
相談者・私はウェディングプランンナーをしています。
中里・あ~、そうなんだー。あれく企業名>はどんなところでウェディングを。
相談者・あの、自社のレストランでのレストランウェディングを、あの展開してまして。
中里・なるほど。
相談者・はい。
中里・え、じゃあ育休はいつまでなんですか?
相談者・えっとこの子が来年の7月で1歳になるんですけど、それまで取るか、4月に保育園が決まれば4 月末までです。保育園が決まるか決まらないかでちょっと。期間が。
中里・あ、そっかそっか。
相談者・そうなんです。
中里・あ、じゃあ去年の7月何日生まれかしら。
相談者・18日です。
中里・18日生まれっと。なかなかコロナの真っ最中。
相談者・あ、そうなんです。 心配でしたね。 そうですね。本当に。 どうなるんだろうって。 面会とかもできなかったので。
中里・あ、そっかそっか。で、彼は今、年収幾らか全然わからない。
相談者・そうなんです、月いくら貰ってるのかちょっとわからない。
中里・なるほど、27とあ、36歳。ちょっと上ですね。
相談者・そうです、9つ離れてます。
中里・ねぇ。どんな会社に勤めていますか?
相談者・えっとサービス業みたいな感じなんですけど。 ええ。 あの、子どもの遊具、遊ぶ遊具の設置とかを今は。なんか、かじってるのかな。 へー、公園とかに。 公園とか、今はサバイバルゲームのフィールドを多分新しく作るので忙しくしています。
中里・なるほど。へー。そういう会社にお勤め。
相談者・あ、そうですね。ちょっと会社名とか、あまり、どんな漢字だったかなって感じなんですけど。
中里・どうやって知り合ったんですか、
相談者・ 元々は、あのーアプリで知り合って。私の勤め先というか職業上あまり職場に出会いとかもなく だったので。
中里・確かに。ヘー。ほんで知り合ってどれくらいで結婚したんですか。
相談者・丸1年くらいですかね。
中里・ふーん。
相談者・入籍がその付き合った日なので、丸1年くらいで付き合って入籍しました。
中里・なるほどね、え、結婚式とか挙げたんですか?
相談者・あ、あぁ、挙げました。
中里・自分でプランニングして?
相談者・いや、あの、私元々出身が大阪なんですけど、<企業名>の会場が大阪にはないので、大阪の式場さんに行って、大阪で挙げさせてもらいました。
中里・そっかそっか、じゃあ、その○○さんは離婚した後どういう風にしていこうかとか。
相談者・ちょっと、まだ…
中里・迷うね。それはね。
相談者・かなり迷っていて。実家の.… 実家が大阪で。
中里・んー、ヘルプを受けられるかどうかね。 うーん、
相談者・で保育所をただ、こっちでもう申し込みをしてしまったので、それは多分決まったら こっちでまず入園しないと都合が悪いというか、点数的にもかなり響くところがあるので。
中里・そうか、一旦は。
相談者・一旦は、あの一○○区の保育所に入るってなると。自分でどこか別のところで生計を立てるしか なくなってくるかなっていうところがあって。
中里・そうだね。これ、マンションを買ってる?
相談者・買ってるっていうより、あのー、出産のタイミングがちょうどコロナのタイミングだったので、 私あの、義実家の方で出産したんですね。
中里・あ、実家でね。
相談者・あの実家じゃなくて。相手の。
中里・あぁ、義実家。
相談者・そうです、あの主人の方が静岡で、大阪も東京も神奈川も結構多かったので。
中里・あー、そっか。
相談者・そうなんです、出産する予定だった病院でコロナが出てしまって、神奈川の。
中里・ヘー。
相談者・それで静岡で産むことになって。
中里・それは結構ストレスあるよね。
相談者・ありました、結構。 で静岡にいる間にいろいろ聞いてると、私と主人が持ってる問いよりかは、主人が長男になるん ですけど、あの長男家系の長男になるんですけど、おじいちゃんおばあちゃんが持っている土地 に今、大東建託さんとかにいろいろ入っていただいて、アパートを既に持っている状態なんですね。
中里。彼が?
相談者・いや、おじいちゃんおばあちゃんが。
中里・静岡に?
相談者・あ、そうです。
中里・資産家か。
相談者・で、まぁ一応その、自分たちの土地に自分たちの家も建ててる状態なんですけど、それがまぁゆくゆくは主人の方に来るっていうのと、もうあの建てた時の費用を返し終わっている状態の建物もいくつかあって、でそれで、税金の兼ね合いで新しいのをまた建てたっていう感じなんですね。
相談者。ちょっと前に。でそういうところも含めると一応最終的には主人の資産になるっていう形。
中里・でこの今の住んでるところは?
相談者・(現住所)は、あの賃貸です。
中里・あ~賃貸。
相談者・私たちが借りている。
中里・で、この所有不動産ありっていうのは?
相談者・あ、そこ(いずれ譲渡される物件等)も含めても良いのかなと思って。静岡も含めて良いのかな と思って。
中里・あ、じゃあ実家の?
相談者・あ、そうです。で、なんかおじいちゃんもおばあちゃんもだいぶ高齢で、今あの相続の話になってて現金の相続で、ハテナで書いてる金額っていうのは確実に(主人の手元に)くる。ただ、今どれ くらい持っているかっていうのは私全くわからないので。
中里・なるほどねー。
相談者・はい。
中里・そうなのか、離婚する時に夫が相続でこの両親からもらったものとは原則入らないんだよ。
相談者・あ、そうなんですね。
中里・そうなの。 ただ、その現金に書いてるものは…
相談者・あ、そうかそれが夫婦の費用にならない。
中里・ならない、
相談者・そうそう。あ、なるほどなるほど。ただその夫婦でってなると、ちょっとどれくらい…
中里・ただ多分結婚浅いから、分けるものがなんもないっていう離婚だよ。
相談者・ぶっちゃけ、そうかなって思ってます。
中里・離婚て、お互いが離婚しますっていうことの他に、こどもに関することとお金に関することを決めるんですけど、まぁ、子供に関することで言えば養育費は貰えます。
相談者・うーん。
中里・で、これがお互いの年収でほぼ裁判所で決めると機械的に算出されるから。意外と争えないの よ。
相談者・そうですね。
中里・逆にね。あとはね、財産分与とかあるんだけど。で慰謝料はないから、これは。
相談者・そうですね。
中里・年金分割もね、そんなに。微々たるもの。
相談者・そんなに。
中里・でこの婚姻費用っていうのは仮に別居したら別居中にもらえるお金なんですよ。だからそれは ちょっとあるかな。
相談者・うーん。
中里・でこれは、お子さん連れて?
相談者 そうですね。もしその離婚するってなったら、親権は私が絶対取りたいんですけど。 彼。なんか今の話聞くとあんま子育て関係ないしてないんじゃない? そうですね。仕事的に帰ってくるのが遅くて。帰ってくると構ってはくれるんですけど。
中里・そりゃそう、私だって帰ったら犬の相手はする。それとおんなじことじゃないか。
相談者・うーんでも、ただそのしばらく私も復職して時短で働くしかなくなるとお給料が、かなり減ってしまうので、こうどうしたものか。
中里・それも何ヶ月で済む話ではないので。時短の話は。 ちなみにでも、別居したからと言ってすぐに離婚できないから。 そう、
相談者・あぁ、そうなんですね。
中里・その間、これもらえるんだよ。ちなみに彼の年収全然分かんないんだ。
相談者・そうなんです。
中里・月収どれくらいなんだろうね。
相談者・私よりは全然貰ってると思うんですけど。
中里・フルでもらうとしたら年収っていくらくらいになるの?
相談者・私ですか?
中里・うん。
相談者・私、そうですね多分320とか、それくらいになると思います。
中里・彼って500くらいはあるのかな。
相談者・いや、どうかな。ちょっと本当に。
中里・まぁ、仮に彼が500くらいあったとして。時短だといくらくらい?
相談者・時短だと半分になっちゃうんですよ。
中里・あ、じゃあ170とか200弱くらいか。
相談者・多分それくらいになっちゃうんですよ。
中里・あ、じゃあ時短。彼が500でこっちが170とかくらいだとすると。
相談者・はい。
中里・彼500くらいだとすると、月8万くらいは貰える。
相談者・そもそも、離婚に応じてくれるのかなって。
中里・応じないからその間お金もらえば良いじゃん。
相談者・うーん。
中里・時短してる間は離婚しなきゃ良いじゃん。
相談者・ただ別居とかも。
中里・別居すればいい。
相談者・うん、なんか、許してくれるのかなって。
中里・別居なんて彼の了解得てたら是対離婚なんてできないから、黙って家出るんだよ。
相談者・それは子供も連れて行って大丈夫?
中里・そうです、黙って出なきゃだめだから。黙って出なきゃダメなの、
なぜなら、その騙した形で家を 出ると裁判所が厳しいのよ。判断を。こっちに対して厳しい判断しちゃうのね。なので、あの、 今までね、まぁ色々やってきたけど、なかなかもう二人の間を修復することは難しいと思うか ら、まぁちょっと一旦家を出ますーって。まぁ、例えば後は弁護士さんとよろしくお願いします、 みたいな感じで置き手紙くらいしとかないと騒ぎになっちゃうから。なんだとーとか言って、
○○さんの実家に連絡したりとか、警察で捜索願出すとかて騒ぎになっちゃうから。
うん。 そうならないように、まぁ、置き手紙とかしとく方がいいんだけど、なんの予定も無く出て行っ たって言うとまた彼からごちゃごちゃ言われちゃう可能性があるじゃない。
相談者・そうですね。
中里・なので、ちょっともう本当に、いろいろ頑張ったけどあなたとの関係は無理だと思う、と。まぁ言 うようなことをちょっと一言ね、長く書いちゃダメなのよ、そんで。
相談者・あ、そうなんですね。
中里・揚げ足取られるから。長く書けば書くほどさ、揚げ足とる隙間が出てくるじゃない。だから短く 書くのよ。そいで、一生懸命頑張ったけどダメだったんです、なのでまぁちょっと気持ちが落ち着 くまで離れて暮らしたいです。みたいな、ていうことで言っとけばいい。
相談者・でその~で離婚はすぐできないの。
中里・相手が離婚に同意するか、法律上の離婚原因がある時しか離婚できないから。
相談者・離婚原因ないから。 うーん。
中里・相手が同意しなかったら離婚できないのよ。
相談者・そうですね。
中里・でちなみに離婚原因が無くても離婚できるの、別居すれば。
相談者・うん。
中里・その長期か、何年間か別居してたってことで、裁判所が離婚原因に格上げしてくれて。
相談者・うん。
(子どもを連れて育てていけば親権も取れる)
中里・そうすると、相手が離婚に応じなくても離婚できるわけよ。でこっちは子どもを連れて育てていけば親権もこっちになるから。
相談者・それは確実に取れる?
中里・確実です、こんなちっこい子誰が面倒見れるの。男の人。仕事していて帰って来れないのに。 だから親権は子ども連れて家を出た瞬間に勝ちよ。
相談者・うん。
中里・だからそんなに心配することないのよ。なんか、その別居したとして。 この生活費をどうやってやるかってことだから時短中は離婚しなきゃいいんだよ、どうせ離婚3年くらいしなきゃ出来ないだから。3年後時短する?
相談者・多分。
中里・3年くらい時短するんでしょ?そしたら、その間離婚しなきゃいいんだよ。
相談者・うーん、そっか。
中里・だから一番いいよ、気が楽だ、お金は入る。
相談者・うーん。
相談者・調停?
相談者・ふーん、そっか。極力、そのあんまり会わせたくないって思ってるんですけど。
中里・会わせた方がいいよ。お金出させるには。会えないのにさお金出す馬鹿いる?
相談者・うーん、そうですね。
中里・そう、子どもに会わせて相手のおじいちゃんおばあちゃんにもいい顔しといたほうが良いのよ。 だってポケット3つも4つもある方がいいじゃん。
相談者・うん。
中里・ポケット1個で暮らすなんて無理じゃん。
相談者・うん、そうですね。
中里・それわかってんだもん。じゃあポケットは3つも4つ、5つ6つってある方がいいのよ。だから 適当に会わせて行けばいいのよ。
相談者・まぁ、その子供に会う事がまぁ言ってしまえばおじいちゃんおばあちゃんに対する顔建てという か、になるって感じですかね。
中里・そんなに、会わないから。
相談者・あ、そうなんですか。
中里・うん、仕事忙しいのにさ日曜日、例えば本当毎週会わせてくれとかっていう男の人っているのよ。 全然無理だから。
相談者・うーん。
中里・だって今だって日曜日、奴、面倒見てる?
相談者・うーん、あんまり。
中里・でしょう?それをさ、じゃぁ別居したから子どもの親権欲しいからとか、おじいちゃんおばあ ちゃんが跡取り息子だから会いたいとかって言ってるからって言って今子どもの面倒見てないの に、それが生活の中で面倒が見れてないのに、離婚したらその生活のリズムの中で会えるわけな いじゃないの。
相談者・まぁ、間違いなく長男の長男なんで、向こうが親権欲しいっていうと思うんですよ。
中里・はっきり言ってそれって時代遅れ。
相談者・あ、そうなんですね。
中里・はい、裁判所はその基準で取らなくて、どっちが子供の面倒みれるのかっていう基準で親権決めるから。
相談者・あぁ。
中里・だから裁判所の持ってる基準とおじいちゃんばあちゃんが持ってる基準って違うのよ。その、時代 遅れな判断裁判所してないのよ。
相談者・それは、その義実家が義理のお父さんお母さんが面倒見れるってなっても。
中里・違います、だって親じゃないんだから。
面会も親に会わせる権利であって、おじいちゃんおばあ ちゃんに会わせる権利じゃないの。
なので、おじいちゃんおばあちゃんが会いたいって言っても 面会交流にはならない。あの、はっきり言って○○さんの考えることは、心配してること?は、 私に言わせりゃ、ナンセンスってやつ。ハッキリ言って方向性間違ってます、て言うくらい心配す る方向性が間違ってる。うん、親権が欲しいとか、おじいちゃんおばあちゃんとか、面会交流とか、ハッキリ言ってそこが問題じゃないの、どう暮らしていくかが問題なの。その、方向性が ちょっと違ってます。
相談者・仮にその、夫の貯蓄が今もっとあるとして...
中里・もっとありゃね、でも今ないから。分けてもらうものが今ないの。だから今すぐ離婚とかいうより、これ(婚姻費用)貰ってた方がいいのよ。しかもすぐ離婚できないから、ちょうど今。で、 婚姻費用は別居中は婚姻費用なんだけど、離婚すれば養育費になるわけ。で、婚姻費用は○○さ んが子ども連れて家出ると○○さんの分と子どもの分足したものなんだけど、離婚しちゃうと、 この妻に対する扶養義務がなくなるから子どもの生活費になる、こっちの方が低くなるわけよ。 うん、でちなみにいくらになるかっていうと。まぁ500と、その頃には仮に時短が終わってるとするじゃない?320万くらいもらえるとするじゃない。するとさらに減るんだよ。うん5万円くらい。
相談者・その金額ってあのどういう条件で離婚しても…
中里・変わんない。 離婚の原因がなんであれ変わんない、
相談者・はい、うん、
中里・しかもこれ離婚理由ないのよ。
相談者・うーん。
中里・まぁどうして離婚したいのか聞いてないんだけど。離婚原因て、あ、ちょっと、口で言うから、 ちょっと覚えられないと思うけど、
まぁ彼が不貞している。
相談者・不貞、あぁ。
中里・証拠がなければダメだけどね。で、次、彼から悪意で遺棄された。悪意の遺棄って言うのは病弱で 彼がいないと生きて行けないような奥さんを、
置いて。 ほったらかして、一人家を出てお金払わないみたいな時が悪意の遺棄なのよ。
相談者・生活明らかにできないってわかってても出ていくって事ですよね。
中里・うん、で3番目は、あちょっと忘れちゃった私、やばい、なんだっけ。えっと、婚姻あのなんでし たっけ、やだ私忘れちゃったわ。
3番目、後何だったか、ごめんなさい。後は、強度の精神病に かかって回復の見込みがない時。ないでしょ?
相談者・ないです。
中里・そう言うような状態だけなの。
相談者・あぁ。
中里・で、婚姻を継続しがたい重大な理由てのがあるんだけど、その婚姻を継続しがたい重大な理由てのは、例えばあの、強度の精神病にかかって回復の見込みがない時とか、悪意の遺棄とかそ ういうのと同じくらい重大な理由でないと離婚原因にならないのね。だから離婚理由なんて一般的には無いのよ。
相談者・うーん。
中里・みんな離婚したいんだけど。離婚の動機っていうのと法律上裁判所が認める離婚原因っていうのの間にはすごい差があるの。
相談者・夫婦喧嘩が多いとかっていうのも理由にならないって事ですよね。
中里・当たり前じゃないそんなの、うん。こやって違う人間が一緒に。よく生活の、あ、性格の不一致て書いてあるじゃない。性格の不一致当たり前だから。
相談者・うん。
中里・だからこれは離婚したいっていうのには当たるんだけど、法律上の離婚原因には当たらないのよ。そうすると、そもそも今すぐ離婚はできないのさ。
相談者・そっか。
中里・だけど別居すれば○○さんの場合、同居期間がすごい短いから、3年しなくても離婚できると思う。 離婚したければね。でもこれ経済的なこと考えたらあんま離婚しない方がいいんだよ。だから、 嫌なら急いで別居。しかし離婚はちょっと長くねっていうのが一番いい作戦なの。
別居中に、その別居先とかって旦那が調べたりとかで来たりとかって。 住民票動かさなきゃ良いんだよ。
相談者・住民票動かさない!?。
中里・うん。そしたら分かんない、居場所は。弁護士はね、探せるのよ。住民票動かしてれば、住民票見れるから。
相談者・あ、そうなんですね。 うんだから住民票動かさないっていうのが、あのあれなの。ゆくゆく、こう子どもがお父さんに会いたいって言うようになるとどうしたら良いかなって。
中里・会わせた方がいいよ。
相談者・うん。
中里・むしろ3歳くらいになると、僕お父さんいないの?他の子いるのにって言い出すよ。
相談者・うん。
中里・まぁそれまでに再婚しとければいいんだけど。
相談者・あぁ。やっぱ再婚のこととか考えると早い方がいいのかなって、離婚自体は。
中里・そうだね、でもそんな長くかかんないよ。別居期間、あの同居期間が短いから。
相談者・あ。一応短いに入るんですね。
中里ぜんぜん短いよ。だから普通離婚するためには別居期間3年くらいないと裁判所って離婚させないのよ、判決で。
相談者・うん。
中里・だけど。最終的には、裁判所が。あの、離婚ていうのはさ、協議離婚と協議、調停、訴訟って進ん でいくんだけどさ、協議も調停も話し合いだからさ、彼があの、同意しないと離婚できない。
相談者・うん。
中里・でも裁判はあの別居期間が長くなれば相手が離婚に応じなくても裁判所が離婚させてくれるか ら、別居さえしていれば必ず離婚できるのよ。で、裁判所は別居期間3年くらい必要だって思ってるんだけど、同居期間が短ければ別居期間が短くても大丈夫なの。
相談者・うん。
中里・そうすると、これ3年以内でも離婚できるのよ。ちなみに、3年経ってから調停やって裁判やっ てっていう必要はないの。別居してから判決が出る直前までの間に3年くらい経ってればいいから。2年でも大丈夫かもしれない。で、調停って半年くらいかかるの。裁判って1年くらいかかる のよ。
相談者・うん。
中里・調停やって裁判やってって言うだけでも1年半かかっちゃうのよ。
相談者・うん、そっか。
中里・てことは早く別居したほうが良いんだよ。離婚したかったら。それで、彼から一番最初にやるべきことは何かって言うと、婚姻費用もらうわけよ。
相談者・はい。
中里・もし彼が500万だったら8万貰えるから。
相談者・うん。
中里・それで暮らしていけば良いのよ。
相談者・その、親とか親族からもらうお金の話にちょっと戻っちゃうんですけど… 彼が?
中里・彼が。 関係ないです。
相談者・あのー、結婚してからももう既に貰ってるんですけど、
中里・それは 関係ないよ。
相談者・関係ないですか。
中里・基本関係ないと思っていい。ただそのお金を生活費と混入させてれば別だけど。
相談者・あぁ、
中里・それは同じ口座でやってるとか。
相談者・うん。
中里・それはそうかな、
相談者・口座何個も持ってはないので。多分結構長く貰ってると思います。
中里・まぁ、そのお金でも基本的には貰えないお金だと思っていた方がいい。だって貰える貰えないって 原則として貰えないお金なんだから。そこに頼ってちゃダメだよね。
相談者・そうですよね。
中里・なんで離婚したいと思ったの?
相談者・まぁ、もともとその、私も彼も自分の意見がかなりハッキリしてる方ってのはあったんですけど、 まぁだんだん向こうの仕事が忙しくなるにつれてどうしても意見が合わない事が。
中里・どんなことで?
相談者・あ、子どもが一番メインで。
中里・ふーん、奴は育児にも参加していないのになかなか意見を言うのか。
相談者・やっぱりこう、こう言うふうな物をもっと食べさせて、あの、離乳食とか?これから始まっていくんですけど。
中里・へえ。
相談者・もう5ヶ月なんで、離乳食はじまるんで、こう言うのをもっと食べさせた方がいいんじゃないかとか。
中里・って言われんの?
相談者・言われます。
中里・何言うのよ。
相談者・とか、やっぱりその。
中里・生活費って彼渡してくれんの?
相談者・まぁ、賃貸の家賃とかは彼持ちなので。
中里・いくら?
相談者・8万。
中里・家賃は、
相談者・彼。 で食費とか光熱費とかですね。
中里・それで大体12、3万ってとこかな。これがみんな、食費はどうやって?
相談者・まぁちょっとこう言うのを買ってきてって時に買い足してもらったりとか。
中里・あぁ、彼に買ってきてもらうのか。じゃあ彼から現金でお金もらうってことはないの?
相談者・ないです。基本的には全部向こうが払ってる。
中里・まじか。
相談者・そうなんです。 夫負担。
中里・それじゃあさ、中々生活苦しくない?
相談者・そうですね。ただ、この子にかかる雑費とかは私から出してるので。
中里・夫から現金もらうことないんだ。
相談者・現金もらうことないです。
中里・じゃあ、彼のクレジットカード預かっててそれで食費を払ってるとかそう言うことじゃないんだ。
相談者・あ、ならないです。
中里・え、すっごいさ、それじゃ生活苦しくない? だからこそ、別居って考えた時の月々のやりくりとか大丈夫なのかなって。その8万っていう金額 で。 まぁどういうところに住むかだよね。8万くらいのところに。まぁでもこのエリアだと8万くらい するか。保育園決めちゃうとそこから動けないもんね。
相談者・そうなんです、で保育料が結構多分高いので。実際まぁそれで私のお給料、時短で夫婦どっちも収入があるってなると6万くらい飛んでくんですよ保育料だけで。そうすると半分以上は保育料に私のお給料はなっちゃうので。
中里・そうだよね。
相談者・だからこそ、ちょっと。なんかちょっとでも離婚理由もどういうの。離婚理由によって。
中里・ない。もらう金額が変わるんだったらって。 全然変わんない。しかも離婚理由ないから。
相談者・そうなんですよね。
中里・あと、もう一個あったね、配偶者の生死が3年以上明らかでない時とかっていうのが。
相談者・あぁ。
中里・それもないじゃない。
相談者・ないですね。 もう全然さ、
中里・今すぐ離婚ていうのはできないんだよ。
相談者・うん。
中里・だからしばらく別居、だけどそれももしも、いいんだよ。養育費より婚姻費の方が高いから。
相談者・あぁ。 本当に離婚、
中里・今言ったように数字全然違ったじゃん。
相談者・そうですね。
中里・うん、だから、しかも別居しないと離婚できないんだから。離婚原因がないから。 だから本当に離婚したいと思ったら、もう別居するしかなくって、むしろ急いで離婚してはダメなの よ。
相談者・なるほど。
中里・別居期間が長くいる方が、有利なわけ。
相談者・うん。
中里・確実に離婚できるし、お金もそっちの方が貰える。で、財産分与の基準値って、別居の時なの。 いつ離婚しようとおんなじなんだ、これ。今もらうか、後でもらうかだけど、別居期間が長引く、別居期間が長い方が婚姻費用としてもらってるじゃない。養育費と婚姻費用の差額だけ、別 居期間が長い方がお得なんだよ。財産分与はどうせおんなじ数字だから。
相談者・うん。
中里・ま、そのまとまったお金がね、手に入んのが後になっちゃう。
相談者・なるほど。
中里・てことは、あるけど。総額からしたら、まぁ別居期間が長く取ってる方が一番得。だから一番賢い奥さんはもう別居するだけで、あとはほっとく、みたいな。 あとはほっとく。
相談者・うん。
中里・で子供に会いたいって言ったら適当に会わしとく。
相談者・うん。
中里・で、子供に会うたびに第三者機関っていう、なんて言うの、面会交流をサポートしてくれるNPO 法人とかがあるのよ、今。
相談者・はい。
中里・で、そういう所にあの、立ち会いをお願いしたりとか。
相談者・はい。
中里・お金かかるんだけど、それ彼が会いたいっていうなら彼に払って貰えばいいんだから。
相談者・うん。
中里・ていうような事で、いいんだよ。
相談者・うん。
中里・ま、それか。ま、本当に実家に戻って職も変えるかどっちかだね。
相談者・うん。
中里・暮らせないって思ったら。 相談者・暮らせないって思ったら。
中里・良い子だね。
相談者・良い子だねって。
中里・すごい、なんか、気持ちが安定してるもんね。
相談者・そうですね。
中里・うん、穏やかで気持ちが安定してて、良い子だね、すごく。あぁ笑ってる笑ってる。 良い子だ良い子だ。ね。良い子だね。
相談者・良い子だねって○○くん。よかったね。 本当に。 ごきげんじゃん。
中里・ごきげんだ、ごきげんだ。
相談者・あの、友人が、あの同じ歳くらいの子がいる、ちょっとお兄ちゃんの子がいる友人が、あの。結構そこも夫婦喧嘩が多くて性格が合わないからっていうので結構すぐ離婚したんですね。 うん。
で、その時に夫婦喧嘩が多いのを、ちょっと証拠に取っとけって言われたって言われたんですけ
~~~~~~~~。(聞き取り不可) そういうのもあるんですか。
中里・よっぽどがないと、夫婦喧嘩だけではダメだよ、証拠があっても。
相談者・あぁ。
中里・だってさ、3年以上の生死不明とおんなじくらいの喧嘩って壮絶じゃないとダメだから。
相談者・うん、壮絶…。
中里・壮絶?パソコン投げるとかする? アイロン投げる夫婦とかいるんだよ。 アイロン。 アイロン、シュッとかって行って壁に刺ったとか。1回2回とかじゃダメだからね。
相談者・そうなんですね。
中里・うーん、壮絶じゃないと。だから結構、うーんでもまぁ最初の危機だね。
相談者・うん。 3
中里・3年目くらいまでが大変なのよ。大体みんな、見てると。
相談者・うん。
中里・最初だから意見合わないじゃん。
相談者・そうですよね。 うん。
中里・だから意見合わなくたって当然だから、そこで彼は意見をそこでちょっとなんだろ、自分の意見を一方的に上からこう押さえつけてくるような人?
相談者・うーん、結構話は、うん、そうですね。
中里・あと、なんか、現金を何も渡さないっていうのが私ちょっと引っかかんのよね。だって自由な買 い物できないじゃん。
相談者・自由な買い物ですか。
中里・だってここから先時短とかでお給料がすごく少ないのに。
相談者・あぁ、私の自分の買い物。あぁ、そうですね。
中里・食費とかで月10万、5万くらいもらっても良いんじゃない、別に。
相談者・うーん。
中里・現金で。
相談者・うーん。
中里・うん。これ絶対不自由だよこの暮らしは。とこれで、今、あの今は、こうなんか夫に全部買ってもら おうと思ってそういう風にしてるかもしれないけど、働き出してくると、じゃあ、それ払っといてっていう男の方が多いんだよ。
相談者・そうですね。
中里・そうすると気がつくとこっちが負担してるお金の方が多くなっちゃうって人意外といるのよ。
相談者・そうですね、結構子供のものだけでもかかるので。
中里・かかるでしょう~?
相談者・はい。
中里・そうすると今子供のことで夫がいや、俺こんだけ払ってるからあと全部大してかかんないんだから妻が働いてんだから妻が出せばいいって勝手なこと思うわけよ。
相談者・うん。
中里・だってこのさ、彼が一方的に負担するのって14くらいじゃない。
相談者・そうですね。
中里・食費の6と家賃と光熱費で。でも食費だけでも、まぁ食費は後から良いとして、でも食費も彼に買ってもらうのだけじゃ足りなかったりすると自分で買う。
相談者・そうですね、基本的に私が生協に頼んで、それでも何か足りない時とかに買ってきてもらう。
中里・じゃあ生協の費用はこっちが払ってること?
相談者・私です。
中里・え、嘘、子供の費用もこっちで払うでしょ?
相談者・そうです。
中里・働いてないのにさ時短で。こっちの方がお金負担してるのが多いって可能性あるよ。
相談者・そうですね、それはまあちょこちょこ重ねると多分もしかしたら同じくらい負担してるんじゃな いかなとは思います。
中里・それ離乳食の話よりももっとおっきい話だけど。
相談者・うん。
中里・離乳食なんて、あ、わかったって言っとけばいいだけじゃん。何食べさせてるかわかんないんだから。
相談者・うん。
中里・そうじゃん?で彼がこれ食べさせたいなら買ってくればいいんだから、材料。それで作ればいいだけだからさ。そんなの右から左でいいわけよ、そんなことで喧嘩する必要がないわけよ。あ、わ かったそうするね、じゃあその材料買ってきてねっていうだけじゃん。
相談者・うん。
中里・そこ喧嘩するところじゃないわけよ。
相談者・うん。なんか、子供の前でその言葉遣いをするかって思う時が結構ある。
中里・あ、彼が?え、どんなこと言うの?
相談者・なんか、まあ、すぐ怒鳴りはしないけどカッとなる人。で喧嘩の延長線上かなって思ってはいる んですけど、私は。
中里・どんな喧嘩?
相談者・うーん、まぁ仕事でイライラしてる時とか、彼が。私も一日中泣かれ続けてたりとかするとイラ イラしてたりとかもする。
中里・そうだよね。
相談者で、言葉尻がどうしても強くなってしまう時とかはあるんで、お互い様かな、でもなぁ、子供の前 だしなぁっていう。
中里・あぁ、そっかそっか。
相談者・そういうところもあるから極力子供にあわせたくないなっていう。
中里・でも子供と彼だけでいるときは別に機嫌いいんでしょ?
相談者・多分。2人きりで過ごしてもらうことがそもそもあんまりないので。
中里・子供のあやし方も知らないのか。
相談者・まぁ抱っことかはね、してくれますけど。そもそも。 まぁ、
中里・ちなみに子供の扱いが虐待と見られるような時には面会交流は拒絶できる。ただし面会交流は裁判所が面会交流しなくていいよねっていう虐待事例。ほんとに裁判所が虐待と認定したら 裁判所は絶対会わせないの。
相談者・うん。
中里・彼は今聞いてる限りでは虐待事例じゃないから。
相談者・うーん。
中里・そうすると会わせる事になるよね。今の制度じゃ。
相談者。私がDVされてるとかでもないですもんね。その喧嘩とかで。
中里・DVの喧嘩の状況を見せてしまってるっていうと、ひどい時は児童相談所が先に子供を。
相談者・あぁ。
中里・2人の間から引き離します。
相談者・私たちからって事ですね。
中里・どっちだけじゃなくて。 まぁそうはなってないと思うけど。まぁでも、あれだね双方が気をつけないと事態はエスカレー トするね。
相談者・そうですね。だから結構グッと我慢我慢はするけど。
中里・まぁでもこれ別居して暮らせないとなれば最大で彼が500としてこっちが半分の175くらいだっ たとして婚姻日8万だから。それで暮らせないんじゃないかな、でも私は離婚したいて思うん だったら職変えて実家戻るしかないよ。
暮らせないから。まぁそういうのを念頭に置きながら離婚するかどうかを考えるって事だね。
相談者・うん。
中里・ただまぁお子さんは彼が資産を豪遊とかして無くさない限り親から受け継ぐことができる から。
相談者・あぁ。
中里・それはいいよ。あと、このご両親、向こうのご両親はさ、あれでしょ、相続税対策とかしなきゃ いけないんでしょ。
相談者・そうです、まぁそれもあって。
中里・この子供にさ、教育資金贈与信託するとかって言ってる?
相談者・いや、そんな話は一切出てない。
中里・それしてもらったほうがいいよ。おじいちゃんおばあちゃんから1,500万まで。お金もらえるん だよ。それ相続税対策になるから。
相談者・それは、えっと別居状態でも。
中里・そうなる前に、ゴマでも擦ってやって貰えばいいのよ。
まぁ言ってしまえば子供をちょっと出汁にしちゃうみたいな。 あの、ハッキリ言ってそういう風にして生きなきゃダメなんだよ。
相談者・うん。そっか。
中里・賢くというか強く生きなきゃダメなんだよ。
相談者・うん。どうしてもこう、子供が生まれてからまだずっと一緒にいる期間がなかなか少なくて。
中里・向こうのおじいちゃんおばあちゃんが?
相談者・いや、この子は結構向こうの家にいたんですよ、7月に生まれて9月まで向こうの家にいたので。
中里・あぁそうかそうか。
相談者・私も妊娠中4月から向こうにいて5ヶ月間静岡に1人でいたので。途中からこの子と2人ですけど。
中里・うーん。
相談者・まぁ夫とは5ヶ月間会ってなかったので。まぁ電話で喧嘩になる時もあったし。
中里・そっか向こうの親と1年半くらいいたってこと?
相談者・あ、5ヶ月くらい。
中里・5ヶ月か。
相談者・で、お爺ちゃのおばあちゃんもいるので、まだ。この子から見たひいじいちゃん、ひいばあちゃ んがいるんで、まだ。
中里・ほいで、なるほどね。で、今コロナでなかなか会わせにいけないしね。
相談者・そうですね、まぁ年末車で行こうかなって。
中里・そうなのか、それなんかあれかな、教育資金贈与信託、そのお父さんお母さんにあの。彼って大卒?
相談者・えっと、大学校卒ですね。あの文科省じゃ無くて。
中里・あぁ、あれか、昔あったね。
相談者・公立の。
中里・高校と短大がくっついたような。
相談者・結構専門系の大学校。技術系の。
中里・あったあった。え、○○さんは?
相談者・あ、4大卒。
中里・どこだったんですか?
相談者・○○○○大学です。
中里・○○て、
相談者・○○という字に○○で…
中里・そうだよね。え、学部とかはなんだったんですか?
~大学時代の話~約2分
中里・彼に兄弟とかは?
相談者・います。妹さんと弟さんがいます。ただ二人とも私より年上です。
中里・妹と弟は何してんの?
相談者・弟さんも多分そういう技術系の。高校出てか、高校途中で辞めてかはわかんないですけど。正社員で働いてて、妹さんは実家にいて。
中里・実家か。何してんの?
相談者・パートですね。
中里・ふーん、それだとみんな資産は親から来ると思ってるね。
相談者・やっぱりおじいちゃんおばあちゃんの持ってる金額が結構やっぱり大きいので。税理士さんも しょっちゅう出入りしてるので。
中里・おじいちゃんおばあちゃんは何してんの?
相談者・えっと、おばあちゃんはもうお家にいるんですけど、おじいちゃんはそういう不動産のやりながら 別で外で仕事も行ってると思います。90なんですけど。
中里・すごいね。
相談者・はい、元気です。お父さんお母さんも、お父さんも多分開発系の仕事にいてお母さんも看護師か らの介護士さんやってるので。
中里・じゃあ弟と妹は結婚してんの?
相談者・いや。
中里・独身なの?じゃ~あ1人か孫は。
相談者・この子だけ。
中里・なるほど、だから心配すんのか、向こうが強く主張するんじゃって。
相談者・そうなんです。やっぱりうちの父母もこの子のことはすごく好きなんですけど、向こうのおうちと 比べたときに、家が持ってる金額が全然違いすぎるから、こう、向こうの家に。
中里・取られるんじゃないかって?
相談者・って言うんじゃないかなって。私は思ってて。
中里・お金は関係ないからね、親権決めるのには。
相談者・うん。
中里・貰えばいいだけだから、養育費を。
相談者・うん。
中里・だからそれは関係ないんだよ。どっちが育ててきたかっていう実績とこれから育てることができ るかなって言うことなのよ。おじいちゃんおばあちゃんのヘルプは補助者だから。
相談者・うん。
中里・彼がやるかどうかが問題なの。補助者がやりましたって言うと、補助者がみんな充分やりますっ て補助者がやることで本人やんないと話になんないって言われちゃうのよ。
相談者・うん。
中里・だから向こうが育てるってことはないから。
相談者・うん。
中里・親権についてはもう心配ないわけよ。 そこ心配する必要は全然ないの。いかに向こうのお金をもらうかって、相続でもらうかってことな んだけど、生きてるうちには相続税対策って教育資金贈与信託っていうのがあるんだよ。信託銀 行が商品として持ってんの。
相談者・うん。
中里・それに1,500万おじいちゃんおばあちゃんのお金を信託銀行に預けてもらって、そっからその教 育にかかるお金ってのを引き出せばいいの。
相談者・なるほど。
中里・1,500万だったら結構使えるんだよ。で、それが相続税対策になるから。なんかの折にあの、子 供の教育の話になったら教育資金贈与信託ってのがあるって聞いたんですけど、それやってもらえ ませんか?って向こうのおじいちゃんおばあちゃんに言っといたら。別居したあとだと言いにくいじゃん。
相談者・そうですね。
中里・なので別居する前に。
相談者・うん。
中里・で、そのとき大事なのはお金を管理というか、出し入れする人をあの○○さんにしてもらうこと なの。
相談者・ああ。
中里・それで、ほとんどの信用金庫の商品は一旦教育費を払うと。教育費にしか使えないので、一旦教育費に使うんだけど、教育費としてその領収書を取っておいてその銀行に、はい、こういうお金、 銀行がお金を預かってるわけだから、こういう風にちゃんと教育名目として使いました、なので お金がない、立て替えたお金出してくださいって銀行に言うわけよ。で、その銀行と話す人を自分 にしてないと面倒なわけよ。これ夫にしてると夫に領収書渡して、夫が銀行にその手続きしてくれ るってなると自腹きったままでいつまでもやってくれなかったら困るじゃない。
相談者・そうですね。
中里・なので、その手続きを自分ができるようにしとくって言うのが大事なんだ。 そうすると子供の教育費っていうのをその、そんな心配しなくてもいいわけよ。将来塾に行ったり、私立に行ったりとか。で、受験したりっていう時によって助けになるから。で、おじいちゃん おばあちゃんにとってはそれが相続税対策になるから。ていうのがあるからそういうのをもらっとく方が、向こうの理解をもらっとくってことだね。
相談者・わかりました。
中里・で、子供の年ていうかな学費等が少しでも賄えれば別居して離婚してっていうのもだいぶ負担は軽くなるわけよ。
相談者・そうですね。
中里・なので先にそれやっといてもらう、できればね。できればだけどね。
相談者 うん。 中里・それはやった方がいいよ。面会交流も彼が会わせたいって言ったら、今日具合悪いからとかって 言えばいいよ。
相談者・あぁ、なるほど。子供のことだから。
中里・そうなのそうなの。でそれ何度もやってると彼も業を煮やしてさ調停とか申立ててくるから、そしたら調停で話し合って、まぁ月に1回とか2ヶ月に1回くらいの頻度にして貰えばいい。まあ ちっちゃかったらこのくらいだと30分くらいしか持たないから。
相談者・そうですね。
中里・後はちょっとずつ長くしていくかなって感じ?
相談者・うん。
中里・まあ、面会交流については向こうに孫一人しかいないから向こうは全力でやってくる可能性があるのよね。
相談者・そうですね、やっぱりこうすごい、主人もおじいちゃんおばあちゃんにめちゃめちゃ可愛がられてるんです。
中里・あぁ、そういうことか。 従兄弟とかもいるんですけど、やっぱり明らかに。 違う?
相談者・違いますね。
中里・他の兄弟よりも?
相談者・うん、やっぱり、こう
中里・○○ちゃん、みたいな。
相談者・そうですね、やっぱり、この子の再従兄弟が1歳の子と1月に生まれた子がいるんですけど、やっぱりその子たちの写真とかよりも、もう明らかにこの子の…
中里・○○くんって言うの?
相談者・あ、○○です。なんか、こう大きなお家なだけにやっぱり昔の考えのあるお家なので。
中里・そっかそっか~~~~あるんだね。
相談者・ちょっと…
中里・裁判所はそれ関係ないから。ただし彼らがその裁判所の考えもよくわかってないから、普通はね。
相談者・そう、そうなんです。
中里・だからその考えがわかるまでは、なんか結構言ってくる可能性はあるよね。
相談者・言ってくると思います。
中里・そしたらね、ちょっとあれだね、間に弁護士に立ってもらうって方がいいかも知んないね。調停やってっていう前からだとブロックできないからさ。別居したすぐ後とか。
相談者・あぁ。
中里・そしたらもうこの協議サポートっていうのを依頼されるのが1番のおすすめなのよ。
相談者・はい。
中里・弁護士に任せたい、って言うことで。でさっき言ったように置き手紙の中に、近々弁護士さんに依頼するつもりだから弁護士さんから連絡が行くから今後のことは弁護士さんに話し合いしてくださいみたいな。
相談者・うん。
中里・みたいなことをちょっと付け加えておくと。
相談者・はい。
中里・そしたらうちの方から受任通知っていうお手紙を出します。
相談者・はい。
中里・てなるので、でそのお手紙の中にはあの今後我々は○○さんを代理するので、あの今後のね、ことは我々に連絡してもらって、まぁ直接○○さんとか○○さんのご両親とかあるいは会社とか。
相談者・うん。
中里・そう言うところにはご連絡を控えてください、みたいなそう言う言葉を添えて彼に連絡すると。 で、そのあとは面会交流の調整とか、生活費の話とかは我々が彼とするっていう、まそんな感じ になるわけよ。
相談者・うん。料金的にはどういう料金になるんですか?
中里・これね、これ全部ここに書いてある。離婚だと養育費の請求とか、財産分与の請求、慰謝料、年 金分割、婚姻費用とか、他の請求全部することをひっくるめて着手金が30万円で。で、それで 協議が終われば、30万円と経済的利益の10%。彼からもらうお金の10%なんですけど。
うん。 まぁ養育費と婚姻費がメインになるかなぁ。
相談者・うん。
中里・で養育費だったら例えば5年別居してたとしても、あ、婚姻費用だと。仮に5年別居してたとして も、マックス3年。1年で離婚するんだったら1年。
相談者・ああ、なるほど。 うん、
中里・で養育費はこれから20年くらいもらえるんだけど、
相談者・うん。
中里・5年分の10% はい。となります。で、これただ彼が養育費、調停、なんていうの婚姻費用払わないっていうこと になったらもう調停せざるを得ないんだけど、その時には改めて40万払ってもらうんじゃなく て、調停する時には差額のプラス10万。
相談者・あぁなるほど。 うん、
中里・でその時に調停で離婚まで終わればこっちの金額になりますと。
相談者・あぁ。
中里・こっちじゃなくて。彼が、そ、あのここで離婚が決まらなければ、
相談者・うん。
中里・裁判で離婚するんだけど、その時も、差額 差額、
相談者・うん、
中里・で、ここかかんなくて最終的にこの金額。
相談者・うん。
中里・ていう風になります。こんな感じかな。
相談者・わかりました。
中里・そう、もうちょっと様子見るか。
相談者・うん、そうですね。なんかやっといた方が良いこととかってありますか
中里・教育資金贈与信託、チャンスがあればね。
相談者・教育のね、
中里・まずはね、うん、て話と後は本当、喧嘩するようなことがあればいつでも録音できるような状態 に。
相談者・録音ですか?
中里・うん。とか、あと日記を書いとく。
相談者・日記…
中里・うん。 今日どんなことで喧嘩したみたいな。
相談者・そっか。
中里・それ残しといたほうが良いのよ。
相談者・なんかどういうワードを言われたらとかってあるんですか?
中里・あるあるあるある。
相談者・あぁあるんですか。
相談者・うん。例えば?
中里・ 誰のおかげで飯食ってんだ。とか。
相談者・あぁ、言うかなぁ?うーん、そこまで言うかな。
中里・ま、でも大声でこんなこと言われたとかさ。
相談者・うん。
中里・ま、気がついた時にメモで残しとく。
相談者・そっか。
中里・そう言うこと。それで、それが即離婚理由にはならないんだけど、
相談者・はい。
中里・別居前から仲悪かったって言うとその、なんて言うかな、付加的な事情としては考慮されるわけ。 全然仲良くていきなり別居ていうより、やっぱり仲悪かったんだね、こういうことでっていう方 が説得しやすいじゃない裁判所も。本当に仲悪かったことがわかれば、いやいや仲のいい夫婦 だったら3年以上別居しなきゃダメだけど、こんなけ仲悪くて婚姻期間も短いんだったらまぁ1年半もあれば十分かな、とかさ。2年で離婚させても良いなとかって裁判所が考えてくれるわけよ。
相談者・なるほど。
中里・うまいこと言ってくれると個人的には一番ありがたいんですけどね。
あ、でも、離婚したいからって思うと、離婚原因、普通無いじゃない?無いのよ、そうすると、 わざと離婚原因作る女の人ていうのは結構いるよ。
相談者・例えば。
中里・喧嘩ふっかけて、
相談者・はい。
中里・あの、彼を怒らせ、
相談者・はい。
中里・それで、あの男の人ってカッカすると声大きくなったりするじゃない?で、それで大きくなったと ころを録音しておくとか。
大きくなったところをわざとちょっと階段からこっちが転げてみるとか、あぁ、怪我したり。 とか、階段だとちょっと本当悪いから、やばいけどちょっと、手をあげさせる、くらいなシュチュ エーションに持っていたとこで警察に通報してみるとか。そうやってやって彼を暴力夫に仕立て上げ離婚しようと思ってる。
そこまでやる妻もいるからね。
相談者・うん、
中里・まあでっち上げちゃうみたいな感じ。 でっち上げちゃう。
相談者・なるほど。
中里・でっち上げってわかる時もあれば、巧妙すぎてわかんない時もある。
相談者・そうなんですね。
中里・あるのよ。でもこれでっち上げじゃない? って疑い持ってても、なかなかわかんないもんだよ。
相談者・あ、そうなんですね。
中里・うん、でもこっちが、うちが、男の人が依頼者だったりすると、
相談者・はい。
中里・俺はめられた気がするんですよ、みたいな時がよくあるよ。
相談者・あ、あるんですか。逆も然りだし。
中里・そうね。男の人からそれを仕掛ける時もある。
相談者・あぁそうなんですね。
中里・うん。ヒステリックにさせて。 させて、
相談者・うん。
中里・わざとそんなまだ暴力沙汰では発展しないかもみたいなところで警察呼ばれる
相談者・ああ。
中里・そういうのもあるね。
相談者・なるほど。
中里・そう、でもそこまでは。やる必要はないよ。別居してれば離婚できるんだし、一旦それやると どっちもなんか相手を憎いって気持ちが大きくなっちゃうじゃない。そうするとやっぱ子供に影響してくるよね。 まぁ、取れる金額は変わってくるけど、今後のことを考えると。
相談者・うん、
中里・てか取れる金額も。
相談者・あんま変わんない?
中里・変わんないわけよ、さっきの説明ね。
相談者・あぁ、まぁまぁまぁ、そうですね。
中里・でしかもなんかもし彼が暴力振るったとしてよ、それを立証できたとして慰謝料って100万くら いなんだよ。
相談者・ふーん。
中里・それより仲良くしてて向こうの親から1500万貰う方が良いじゃん。っていうことなんだよ。
相談者・だから強くにってことなんですね。
中里・そう。
相談者・わかりました。ありがとうございます。
~以降、雑談の末終了~
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