https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/317847
慎重派弁護士にはさまざまな嫌がらせ
(記事の一部)
「私が、『お子さんに会えない理由は審判書に書いてあります。そこを直さないと会えないですよ』と父親に言っても聞く耳を持ちません」(岡村弁護士) そんな助言を無視して「弁護士を懲戒請求しよう」「子供を連れ去った妻を未成年者略取誘拐罪で刑事告訴しよう」などと別居親仲間にSNSで呼びかける事例もある。
◆弁護士に非行があればどんどん懲戒を申立ててくださいと言ったのは元日弁連会長宇都宮健児弁護士です。懲戒を出された弁護士が懲戒出すな、というべきことではありません。愛知県弁護士会綱紀委員会が粛々と審査するだけです。
◆未成年者略取誘拐罪で起訴されたケースはありません。刑事事件にならないように連れ去った後に弁護士が事件の受任届や家裁の調停申立てが届くようにしています。ある日突然、妻と子どもがいなくなったではありません、用意周到に準備されてから実行されています。
「面会交流が不成立になっても、申し立てをずっと繰り返す人がいます。さらには面会交流調停、面会妨害に対する損害賠償請求、裁判官への訴追請求、元妻への刑事告訴など何種類もの訴訟を起こす横の展開もあります」(岡村弁護士)
■「コラァ、子供の涙で飯食うな!」 こんな暴言も浴びせられる弁護士もいる。 《コラァ、おまえら。どんだけ子供たちに涙流させて飯食うとるんや。その鼻へし折りにきたったぞ。出てこい、離婚弁護士》《モラハラなんか、そんなもんな、嫁はんと旦那の話であって、子供と何の関係あるんじゃ》 まるで荒くれ者の恫喝のような一場面だが、とある共同親権推進団体の街頭宣伝の様子である。
「『共同親権について慎重に考えたほうがいい』という意見をネット上に表明するだけで、無能、クズ弁、工作員などと誹謗中傷され、県や市への苦情電話、講演主催者への講師降板要請などの被害を受けました」と岡村弁護士は嘆く。別居親たちからは「DVをでっちあげて儲けている離婚ビジネス弁護士」と見なされ、業務妨害も受けるという。 「DV・虐待案件では、相手方の意に反する結果になると、怒りの矛先が弁護士に向かい、所属弁護士会に懲戒請求されることがあります」(岡村弁護士) そうなると、弁護士会に弁明書を書かなくてはいけないので、非常に手間がかかるのだ。 「情けなくて涙が出ます。本当にしんどいけれども、私の口を封じたくてやっているわけだから辞任することはできません。ネットへの発信も、黙ってなるものかという思いで続けています」(岡村弁護士)
日刊ゲンダイ、岡村晴美弁護士だけの主張を書くのはジャーナリズムとしていかがなものでしょうか,ジャーナリストの記事ではありません。自分の意見を述べただけです。
この記事を書いたのはこの本の著者、林美保子さんというジャーナリストもどきの方です。