「子どもに会わせない弁護士に懲戒請求を！勉強会」名古屋 満員御礼！
一般には難しい内容で多くの人が集まっていただけるかと心配していましたが、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、福井、三重、そして地元愛知から参加いただきました。
子どもに会わせない離婚弁護士に懲戒請求を出したいという方、既に懲戒を出している方も参加していただきました、
その中で第二東京弁護士会の弁護士の苦情が2件寄せられました。
弁護士としてのレベルに達していないというもの、子どもに会わせない、子ども連れ去り指導したという以前の問題。
① 二弁の離婚しかできない女性弁護士、登録番号27000番 キャリア23年でありながら、準備書面が意味不明、依頼した夫の弁護士も？？？という内容を平気で書いてくる。仕事がないのか次々と調停訴訟乱発、それで着手金を稼いでいる勘違い弁護士
②もう1件の二弁の離婚専門事務所の新人女性弁護士も準備書面が意味不明、途中で申立人と被申立人が入れ替わっているという有様、
これで懲戒処分が取れるか？
無理です。
【弁護士の違法な行為は処分になりますが、無能な弁護士は処分になりません】
準備書面が意味不明、誤字脱字、途中で主張が違ってくる。【弁護士職務基本規程第7条 研鑽義務違反】
この理由で処分されたのはごくわずか、懲戒を出されて、その弁明が弁護士のレベルに達していないという理由でした。
研鑽義務違反で戒告でも処分されたら、恥ずかしくて裁判所や弁護士会に出向けません。だから処分できない
過去、この二弁の離婚しかできない女性弁護士に懲戒の申立てをしたことがありますが、最初述べていることと途中から逆になっていたり、支離滅裂、意味不明、理解不能、でもまだ仕事やってるんですね
職務上請求用紙を利用して戸籍謄本を不正に取得。ジャーナリストに頼まれて損害賠償請求訴訟のためと虚偽記載した証拠を付けて懲戒を申立てると、今度は「刑事告訴」するためと言い換えた。職務上請求用紙は依頼者がいないと不正になりますと述べると、「個人の〇〇」が「弁護士の〇〇」に依頼したというのであれば不正にならない。と名回答。二弁はうまいこというと懲戒は棄却。
まさか名古屋で離婚しかできない女性弁護士の被害を訴えを聞くとは思いませんでした。
お元気でなにより、「ダメよダメダメ！あけみちゃん！」
懲戒処分は取れないにしても弁護士としての力量や資質がわかりますから申立てしてみるのもいいかもしれません。
第二部 どうする法制審 どうする共同親権
東京からゲストを交え、現在の状況、議員の動き、今後の見通しなどの情報を教えていただきました。
内容については非公開とします。
第一部 レジュメ
（1）弁護士懲戒請求について
① 懲戒請求は弁護士法第58条【何人も】誰でも出せます、当事者でなくても構いません。外国人でも日本に住んで居なくても構いません。懲戒書が書ければ、子どもでも可能です。
② 対象弁護士の所属する弁護士会宛てに出します。郵送可能、
③ 綱紀委員会に付され審査が始まります、会によっては綱紀委員から呼び出しがあり事情を聞かれることがあります。
④ 綱紀委員会で議決され『懲戒相当』と議決されれば次に「懲戒委員会」に付されます。綱紀の議決で懲戒相当であっても処分は決まりません。懲戒委員会で戒告・業務停止・退会命令・除名処分が決まります。
⑤ 綱紀委員会で判断は半年と言われていますが、半年で議決があれば棄却です。懲戒処分になるものでは綱紀委員会1年～2年、懲戒委員会1年以上かかります。
⑥ 所属弁護士会で棄却（処分しない）と裁決されて不服であれば日弁連綱紀委員会に異議申立ができます、日弁連で棄却の場合は綱紀審査会へ申立てができます。 日弁連異議 年間1件あるかないか、綱紀審査会で処分相当 1年で1件あるかないかです。
⑦ 年間2600件程度の懲戒の申出件数があります、処分されるのは毎年約100件です、
□処分内容
事件放置・処理が遅い・預り金を返さない、暴言、職務上請求用紙不正利用、接見に行かない、盗撮、わいせつ行為、外
後見人弁護士の不正、相続事件の杜撰な処理、双方代理、横領
□処分
戒告 7割 業務停止2割 退会命令 除名1割
□処分を取った懲戒請求者
退会命令・除名処分は弁護士会の会請求 一般人が弁護士、司法書士の協力なしで処分を取ったケースは年間２～３件
□処分になると
官報に処分公告、自由と正義に処分要旨が掲載、業務停止の場合は司法記者クラブに情報公開、新聞に掲載するかどうかは各社の判断、読売、産経以外は書かない。
□懲戒処分
・戒告 事務所に弁護士会から通知された瞬間に処分が終わる。弁護士会によって違いますが、弁護士会主催の相談会、行政が行う相談会には参加できない。（3年間）弁護士会役員にはなれない。
・業務停止1月 裁判1回飛ばし、受任事件の辞任はしなくてよい、検察庁、裁判所に業務停止と通知される。法テラス契約弁護士は3年間出禁、
業務停止2月以上 受任事件辞任、顧問弁護士辞任、法テラス処分措置
・退会命令 所属弁護士から退会させられるが他の弁護士会は受けない。会費滞納が多い
・除名処分 横領や暴行事件を起こした弁護士への措置 3年間登録できない。その後戻ってきた弁護士はいない。
□ 議決までの流れ
懲戒請求申立→弁護士会→綱紀委員会受理→受理書が届く→被調査人から弁明書が届く→弁明書に反論を綱紀委員会に提出→双方主張が出揃った綱紀委員2名がまとめる→月1回の綱紀委員会の会議に掛ける。→懲戒相当と議決された場合→懲戒請求者へ懲戒委員会に通知したこと通知、処分しない→懲戒請求者に議決書を送付
□ 懲戒書の部数
愛知県弁護士会 各弁護士懲戒請求の出し方案内書
正１ 副４ 愛知は弁護士会御中ではなく綱紀委員会御中
本来、懲戒とは通報制度ですから部数は1通でも可能です。弁護士会が都合よく決めているだけで部数1通の会も多い、本人確認をするために住民票、免許証のコピーを提出せよという弁護士会が多くなりましたが、過去は懲戒の受理書が届けば本人確認ができたという判断でした。住民票が無くても通報制度ですから受理しないといけません。弁護士法第58条には「何人も弁護士に非行の疑いがあれば・・」としか書いてありません。
資料・懲戒書１通で受理した受理書、被調査人の弁明書 伊〇和子弁護士（東京）
資料・議決書 （棄却）酒〇将弁護士（東京）
□ 懲戒を取ってから民事裁判を提起したいはダメ
横領事案以外、綱紀にみすかされていますので無理です。逆に先に懲戒が棄却され裁判をあきらざるを得ないということもあります。また、懲戒は時間がかかりますので除斥期間（弁護士の非行の除斥は3年）になることもありますので訴えるなら懲戒は出さない方が良いと思います。
□離婚事件の懲戒処分
事件放置、報酬が高い、相手方、弁護士への暴言が主 子どもに会わせない、DVでっち上げ、子ども連れ去りの処分はない
□ 子どもを連れ去った妻への刑事告訴、裁判官の罷免の申立て方法
柴山昌彦 @shiba_masa
本日共同養育支援議員連盟の総会を開催。警察庁からは、子の連れ去りに関する事務連絡について各県警本部との調整を終え、速やかに通達への格上げを行うと明言。それぞれの捜査一課を通じて所轄署への徹底を図ると。問題は検察庁。個別に誠実対応しているとの法務省刑事局の説明は納得できず。
法務省自身が示した「連れ去りを略取誘拐罪として起訴できる基準」は最高裁で有罪判決が出た「連れ戻し類型」に限られないはずと主張し、次回総会までに下級審判例を徹底調査するよう指示
当会は子どもを連れ去った妻への刑事告訴現状は無理だと考えています。
柴山昌彦議員 子の連れ去りは「略取誘拐罪」を事務連絡から通達へとtweet また当事者のぬか喜びと現場が混乱、
資料１
日弁連公表 2022年懲戒請求事案集計報告 2023年3月 日弁連新聞
法制審議会家族法制部会委員等名簿 （令和3年10月19日現在）
ー 御礼 ー
過去、セミナーや勉強会は「ブログ弁護士と闘う！」の時から何回もおこなってきました。
驚くのは毎回、子どもを連れ去られて間が無い方が多く参加されることです。
彼らの多くは毎日仕事に追われ家庭を大事にしなかったのかもしれませんが、ある日、家に帰れば子どもと妻と家財道具がない。次の日、に弁護士から調停の通知が届く。仕事で家にいない間に妻は女性センターやＮＰＯに行き、「あなたの夫はDVよ、早く別れなさい、逃げないと」と指導され、弁護士のところに行き、離婚を決心する。
夫は初めての離婚でどう対応してよいかわからず、あれよあれよという間に、離婚、養育費、財産分与、の調停が始まり、そして子どもに会えない日々。まさか弁護士がこんなことするなんて、と気が付いても、もう遅い。底なし沼にはまっていく。
離婚弁護士のネタはひとつあれば十分です。お客様は初めての離婚ですから・・・
「あなたが子どもに会えない。財産が無くなった、仕事が手につかない！」これは弁護士のせい！
「子どもを連れ去れと指導してくれて養育費、財産分与をもらい、子どもと楽しく暮らせる」
これは弁護士のおかげ！感謝しなくちゃね！！
しっかりしないと二度と子どもに会えないよ、
なんせあっちは商売なんだからね！
過去、何回か、セミナーを開催し、またゲストでお招きしていただきありがとうございました。
電車賃さえいただければ、どこでもいきますが、もう私も高齢になり、ぼちぼち、かな！ですね、
3月25日 名古屋 勉強会 ご参加の皆さまありがとうございました。
