衆議院 予算委員会 2024年02月07日(水) 

市村浩一郎(日本維新の会・教育無償化を実現する会)        15時 41分 26分

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54886

市村浩一郎君

サイバーセキュリティと言っても情報セキュリティと言った方が正しいと思いますので総理お願いしますでは話題を変えましてこれは本当に今即急にこういう実態があるということを総理はじめ内閣の皆様そして全国の皆さんに知っていただきたいと思う思いでございますそれは何かと言いますとデッチ上げによる実子連れ去りの実態があるということなんです。

どういうことなのかと言いますと例えばDVそれから児童虐待ストーカー等々のことに対しましてそういうことに苦しんでいることに対しましてこれを守っていくという制度が今いろいろできてきています。それはもちろんそういう制度をつくって守っていかなければならないというのは当たり前の話なんですがそのために、つくられた例えば相談制度とか支援制度をこれを悪用して乱用している人たちがいるということなんですねそしてそれでビジネスモデルをつくり上げてそれをお金に儲けているというような実態があるということなんですそのことによりまして本来被害者である方が加害者とされてそして子どもに会わせてもらえなくなると突然子どもがある日消えるわけです配偶者と一緒にそしてあなたはこれは男性の場合もあれば女性の場合もあります。

あなたはDVであるとあなたは児童虐待であるというようなそのような汚名をでっち上げて着せて出ていくそして子どもと会えなくなるそれをそういうことに遭うと人はもう心を病むわけでありまして心を病んで中には自殺自死を選ぶ人もいるという実態があるんです総理こういう実態があるのは今まで御存じでしたでしょうか

内閣総理大臣岸田文雄君

そもそもこの父母の別居後や離婚後における子の養育に関する事案に様々なものがあり、この父母の一方が小を連れて別居するケース一つとってみても不当な連れ去りという見方もあれば、DVや虐待からの避難という見方もあるまずこのように思いますが、その中で裁判手続において当事者の一方が事後の立場を有利にする目的でDV等支援措置制度の申請を行うなどDVを受けたかのように偽装して主張する場合もあるそしてこれを批判する意見があるこうした実態があるという報告は受けました

委員長 市村浩一郎君

私が後ほど申し上げたいことも含めて総理には御答弁を賜ったと思います。

まさに本当にこれは知れば知るほど何ということだと思うことになるんですと言いますと、これを指南するでっち上げを指南する人がいるんです。先ほどビジネスモデルと言いましたけれども結局法制度の悪用・乱用するわけです実際相談窓口に来られた方のうちの実質いわゆる本当にDVとか児童虐待とかストーカーがあったと認定された件数というのは令和4年度で1111件なんです1111件これもこれで多いと思いますが、しかし相談に来た件数は実は100倍と言ってもいいぐらいつまり100件に1件ぐらいしか本当に必要ではいわゆる保護措置まで行ったケースはないんですねということは99%の中にはいやいやもうこの相談のうちの99%はもうでっち上げに使われるために行かれているものではないかというふうに指摘される専門家の方もいらっしゃる99%ですよ、

ほぼ相談はでっち上げであるつまりそういう事実をでっち上げてとりあえず窓口に行きなさいというふうに指南している人がいるのではないかと実際にyoutubeでそういう指南をしている声が出ているんですね誰が指南しているかなんと弁護士さんなんです。

弁護士さんの一部の方本当に私は弁護士にも友達もたくさんいますし立派な弁護士ケアする弁護士さんばかりです私の周りはしかし中にはそういうことをでっち上げればいいのよという形でそういう音声が残っているんですよねでっち上げなさいとわざと相手を怒らせて声を荒げさせてそれを録音しなさいとかねとにかく相手が嫌がることをとにかくして何かちょっとでも押されたらもう強く転んだふりをしなさいとかねそういうことを指南してそしてそういう事実を積み重ねる例えば相談窓口に行きなさい1回じゃない2,3回行きなさい警察にも行きなさいそしてそういう積み上げででっち上げていくわけですね実際は本当はその連れ去られた方が例えば暴力を受けていた最近は男性だけじゃなくて女性だけじゃなくて男性も暴力を受けているケースが実は調査によってNPOの調査によって実は多いということも分かってきていますなかなか男は暴力を受けたことはあまり言わないということでありますけれどもそういう形で本来は被害者なのにもかかわらずですよ

突然子どもを連れ去られて出ていかれてそしていつの間にか加害者にされてしまうということが現実が実態があるんです何度も繰り返しますがそれによって心を病み自殺を選んでいる人もいるということなんですこの実態を早く無くさなくちゃいけないこういう実態を改善していくと言いますかね改めていくというかやめさせるというかそういうことを私は必要だというふうに思いますここで今日は国家公安委員長もこの場にいらっしゃるわけですがこのでっち上げによる実子連れ去りというのはこれは実子誘拐と言ってもいいのでしょうか委員長の御答弁をいただきたいと思います

 

国務大臣松村芳生君(国家公安委員長)

お尋ねのような案件につきましては重大な被害に発展する可能性もございますので、警察にお届けをいただければ関係する方々からしっかりまずお話を聞いてその上で具体的な事実関係に即して法と証拠に基づいて適切に対応することといたしておりますのでその過程でしっかりとした形が出るかというふうに思います

市村浩一郎君

私は刑法225条には営利目的での誘拐ということが書かれているというふうに聞いておりますけれどもこれ結局そういうことをでっち上げを指南して子どもを連れて出ていけば親権を得られるから早く出ていきなさいと去年の11月のある自治体では自治体主催のセミナーがあってそこで弁護士が登場されてそして早く子どもを連れて出なさいとそうするといいというようなことを離婚を奨励しそしてそのための手ほどきをしているというようなセミナーがあったというふうに聞いていますが、もう私は本当に悲しくなります昔から夫婦喧嘩は犬も食わないと言っていた時代で我々の近所のいいおばちゃんおじちゃんたちがまあまあと言ってなだめていた時代から今やもう自分たちの利得のために離婚を推奨してそしてそのためにはデッチ上げさせるとそのために保護措置制度やこの窓口相談制度を悪用・濫用するという人がいるとしかもそれが弁護士さんのバッチというのは我々は菊ですけれどもこれは周りはひまわりらしいんですがひまわりというのは正義の象徴なんですね正義の象徴一体どこにこんな手難をして自分の利得にするのが正義だと本当に一部ですけれども一部だと思いますが本当そういう専門家がいる弁護士がいるというのは私は本当におかしいと思いますが今日は法務大臣もお越しですがどう思われますか

法務大臣 小泉龍司君

離婚などの裁判手続等において、当事者の一方の立場を有利にする目的でDVを受けたかのように偽装して主張することを弁護士が促して報酬を得ている場合もあるとしてこれを批判する御意見があることはよく承知をしております。

なお、裁判手続等における弁護士の活動の逃避についてはこの事件を担当する裁判所において法と証拠に基づいて判断されるべきものであるためコメントは控えたいと思いますがあくまで一般論として申し上げれば裁判手続の当事者は信義に従い誠実にその手続を遂行するべきであると考えます

市村浩一郎君

ありがとうございます。国家公安委員長ですね、もし、これ実子誘拐とした場合はそれを指南した弁護士は法上罪に当たるということも考えられなくはないと思いますがいかがでしょうか

国務大臣松村芳史君(国家公安委員長)

刑法の解釈については法務省からお答えがあるかと思いますけれども、警察については、お届けがあればしっかりと法と証拠に基づいて捜査をやるということになります。ありがとうございます

市村浩一郎君

ここで、きょうは最高裁の局長いらっしゃっていますが、裁判の場で結局悪用していますから加害者にされている今改められましたが支援措置制度を悪用して加害者にされてしまうということが、あって裁判の場では非常に不利なんですね本来被害者が加害者にされて裁判になるわけでもう全然聞いてもらえないわけですでも今こういった事態があるということを改めて認識していただいてほぼでっち上げられることを前提として裁判に当たっていただきたいと思いますが最高裁局長どうでしょうか最高裁の見解を聞かせてください

最高裁判所家庭局長

毛泰直文君

お答えいたします。最高裁家庭局といたしまして個別の事案における審理や判断のやり方について申し上げることは差し控えますが一般論として申し上げれば家庭裁判所の手続におきましては、例えば調停手続では中立公正な立場から同志者双方の言い分を丁寧に聴取しながら手続きは進めておりまた審判手続におきましても一方同志者の主張立証に対して相手方に反論や反証の機会が保障されこちらも公平中立な立場から証拠主義に基づく認定判断が行われているものと認識しております今後とも公平中立な立場で適切な審理が作されるよう最高裁家庭局としても各家庭裁判所において対する支援を進めてまいりたいと考えております

委員長 市村浩一郎君

総理 こういうのを改めるのは国権の最高機関である国会しかできませんこれはできません今日のこういう実態があることを総理お聞きになられて今一度最後に総理のこういう実態に対する思いをお聞かせいただければと存じます

内閣総理大臣岸田文雄君

個別具体的な当事者の方の主張の当否ですとか弁護士の活動の当否についてコメントは控えますが御指摘のDVと支援措置制度を含めてやはり支援を必要とされる方のところに必要な支援が届くこの基本をしっかり守ってそれぞれの部署において、この制度が従来の目的のために活用されるべく努力をしていくことは重要であると考えます

市村浩一郎君

委員長 ありがとうございましたこれにて、市村君の質疑は終了いたしました

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