約1億円脱税の弁護士に懲役1年を求刑 名古屋地裁公判
不動産事業による法人所得を申告せず、約1億円を脱税したとして、法人税法違反などの罪に問われた不動産賃貸業「国府町開発」(名古屋市西区)と、経営する弁護士岩上徹志被告(50)の論告求刑公判が27日、名古屋地裁であった。検察側は同社に罰金3200万円、岩上被告に懲役1年を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は5月24日。
検察側は論告で「税務当局に無申告を指摘されながら、常習的に申告していなかった。法律の専門家でありながら、職業倫理にも背く犯行」と述べた。弁護側は「滞納分の6割ほどを支払い済みで、完納が期待できる」などと主張した。
一部引用 中日新聞
弁護士自治を考える会
岩上徹志弁護士 登録番号36040 愛知県弁護士会 岩上総合法律事務所 名古屋市西区名駅2-34-20
1億円脱税疑い、弁護士を告発 不動産会社経営、無申告 名古屋国税局 2023年7月20日 時事
所得を申告せず法人税約1億円超を脱税したとして、名古屋国税局は20日、法人税法違反の疑いで不動産賃貸会社「国府町開発」(岐阜県多治見市)と、実質経営者で愛知県弁護士会所属の岩上徹志弁護士(49)=名古屋市東区=を名古屋地検に告発したと発表した。 告発は19日付。 国税局によると、同社は岐阜県高山市に所有する土地・建物をスーパーに貸して収入を得ていたにもかかわらず、2019年11月期の所得約4億4900万円を確定申告せず、法人税約1億800万円を脱税した疑いが持たれている。
岩上弁護士は脱税した資金を預金したり、遊興費に充てたりしていたという。
同弁護士は取材に対し、事務所を通じて「現時点でコメントすることはない」と回答した。
引用時事https://www.jiji.com/jc/article?k=2023072000942&g=soc