日弁連・広報誌[自由と正義]11月号が届きました

今月の特集は隣接士業。司法書士、行政書士との問題を特集しています


弁護士からの目線で書かれたものですが
このブログのファンの中にたくさんおられます司法書士、行政書士さんはぜひ
今月号の自由と正義はお読みください

目次だけ紹介します

特集 隣接士業問題の現況と今後の方向性について

(1) 隣接士業問題と弁護士制度
  1 現行弁護士制度の概要
  2 隣接士業の概要
  3 隣接士業問題と弁護士制度
  4 まとめ
弁護士の法律事務独占との関係
司法書士、行政書士、社労士の更なる権限拡大要求
司法書士の制約のない法律相談権要求の問題性
(2) 弁護士会と隣接士業との協調関係の現状
おもにADR機関・紛争解決センターとの関係について
司法書士・行政書士・社労士・弁理士・土地家屋調査士と・不動産鑑定士
公認会計士及び税理士との関係について書かれています
(3) 隣接士業の非弁行為の現状
  1 司法書士・司法書士法人による非弁行為事例
    司法書士の裁判上の訴訟代理に準じる行為
    司法書士の裁判外代理
    法律相談
  2 行政書士及び行政書士法人による非弁行為事例
    行政書士の裁判上の訴訟代理に準じる行為
    行政書士の裁判外代理  交通事故・男女関係・債務整理・遺産分割
    行政書士のホームページなどの表示
    法律相談
(3) 各士業団体における会員に対する監督等に関する調査
    調査方法・調査結果
(4) 能力担保研修の現状
    能力担保研修が生まれた経緯
    司法書士の能力担保研修
    社労士の能力担保研修
    土地家屋調査士の研修
    能力担保研修の諸問題
(5) 認定司法書士の裁判外代理権の範囲
  問題の所在
  債権額説を採用した2つの裁判例
  受益説の誤りについて
  債務整理事案における紛争目的の価額の算定基準
(6) 行政書士の権利義務又は事実証明関係書類作成業務をめぐる問題点
  行政書士法の規定
  権利義務又は事実証明関係書類の意義
  作成することの意義
  代理人として作成することの意義
  相談に応じることの意義
  法廷外業務  法律業務の概念 依頼応諾義務等の関係
(7) 隣接士業の権限拡大要望について
  各士業の権限拡大要望  流れ
  法曹人口論との関係
  弁護士と隣接士業の異同
  隣接士業の展望
(8) 弁護士法72条の事件性を巡る問題
  72条の構成要件 

以上約100ページにわたって論文や資料を書いています
特に相談業務について弁護士からの意見
最近の判例の司法書士の扱いだ金額による取扱いわゆる140万円の問題
司法書士、行政書士の非弁行為について詳しく書かれています
行政書士の利益相反行為がない問題(交通事故の示談で相手方との交渉など)

司法書士さんや行政書士さんにとっては内容あるかと思います今月号はぜひごらんください
購読料 1年 12000円 (年間購読のみです)
 日弁連広報課までどうぞ 

追記> 今月号だけ購入したいということで日弁連広報課にFAXし
    11月号だけ購入できたということの報告がありました
    早めにお願いします。在庫がなくなりしだい終了します
      11月17日  なお私のブログを見たとは言わない方がいいと思います

11月号自由と正義11月号185ページに
私が懲戒申し立てした京都弁護士会所属 新井慶有弁護士の
採決の公告(棄却)が掲載されてます
ついでに見てください!!
(京都弁護士会の戒告処分が不当だと日弁連に審査を申し出たが棄却された)

ちなみに私は年間購読しております
弁護士は会費の中に購読料も含まれております
本屋には売ってません
図書館も大きなところしかありません
関西は中之島図書館。国立国会図書館などです