弁護士非行懲戒専門ブログです
今月もやってまいりました。日弁連広報誌「自由と正義」
弁護士懲戒処分の詳細が公告として掲載されています
今月は新潟1 第二東京1 東京4 長崎1合計7名の弁護士の処分です
今月もベテランしかありません
懲戒処分になる弁護士はベテランしかないのでしょうか
弁護士法人・アヴァンセの金崎弁護士が言う
「懲戒処分を受けるのは一人か二人で細々とやってる法律事務所」
懲戒処分の要旨を見れば金崎弁護士が仰る通りです
それに、登録番号3万以下のベテランの弁護士が非行の大半
50歳から60歳代の弁護士の懲戒処分ばかりです
(現在最新登録番号41840)
普通、一般社会ではベテランほど仕事の失敗や非行はないものなのですが
この業界はベテランになればなるほど悪徳が増えるという
変な業界でございます
そして懲戒内容は受任事件で高額な報酬を請求するという
逆にベテランしかできない。自分が差配できる一人二人の事務所しか
できないような内容のものばかり
弁護士がたくさんいる大手法律事務所の報酬マニュアルや依頼者への
応対がしっかりしてるところに
依頼者が流れるのはしょうがないでしょうね
今日は一覧で明日から詳しくお一人ずつ詳細を記事にします
① 鈴木勝紀 登録番号14774 新潟県弁護士会 懲戒処分 戒告
2回目の懲戒処分、田舎でやってたらこんなことはあることかも
② 黒川辰夫 登録番号14213第二東京弁護士会 懲戒処分
業務停止2月
2回目の懲戒処分 みなし報酬がむちゃ!
③ 木村和俊 登録番号 15860 東京弁護士会 懲戒処分 戒告
委任契約せず 報酬高い マニア向け情報あり
④ 清川光秋 登録番号16956 長崎県弁護士会 懲戒処分 戒告
飲酒して法律相談!!?
⑤ 小林真 登録番号28310 東京弁護士会 懲戒処分 戒告
利益相反にちかい事件処理
⑥ 山下紫 登録番号26082 東京弁護士会 懲戒処分 戒告
委任契約なし 高額な報酬 マニア向け情報あり
⑦ 道端慶二郎 登録番号23173 東京弁護士会 懲戒処分 戒告
利益相反行為
採決の公告
棄 却
弁護士が懲戒処分を受けたのは不服と日弁連に審査請求したが
棄却され原弁護士会の処分が認められたもの
① 川窪仁帥 大阪 業務停止3月 棄却 3月18日
② 鬼頭進 愛知 退会命令 棄却 3月18日
③ 松下明夫 仙台 戒告 棄却 3月18日
採決の公告 処分変更
① 松井武 第2東京 業務停止1月から戒告へ