（福島県弁護士会）
福島県弁護士会綱紀委員会、綱紀調査ナシで懲戒請求を棄却、
裁判に影響を与える懲戒をしない要旨
事案番号・福島県弁護士会 平成24年（綱）第12号
対象弁護士 堀合郁雄（３４７９９）弁護士法人ブレインハート法律事務所
主 文
対象弁護士に付き懲戒委員会に事案の審査を求めないことを相当とする
平成25年3月7日
福島県弁護士会綱紀委員会
委員長 平松敏郎
弁護士懲戒請求のカラクリ
綱紀調査をしないで力わざで懲戒請求者から事情も証拠の提出もさせないで
懲戒を棄却したのはいったいなぜだ。検証してみたいと思います
この懲戒請求は福島県弁護士会所属の堀合郁雄弁護士に出されたものです。
処分を求める内容は、離婚事件の相手方代理人である堀合弁護士が夫に対して
の発言を弁護士としてふさわしいか問われたものと子どもの面会交流を妨害した
というものです。堀合弁護士はどういう発言をしたか
「うちの事務所はサラ金の過払い金がなくなったら潰れる。ボス弁はゴルフばかりで役に立たないが自分がいるから持っているようなものだ。ボス弁は調停委員もやっているから何とでもなる。自分に文句があるならボス弁に言え。桜木町に住んでいるから行って来い。福島あたりの裁判官なんて全員出世に外れた奴らなんだから、どうにでもなる」
以上の発言が弁護士としてふさわしいかどうか問われたものです。
（この発言について堀合弁護士の弁明は次の記事にします）
問題はなぜ、懲戒請求者の事情を聴かないで綱紀委員会は棄却したのかです。
この発言の中の役に立たないボス弁とは誰でしょうか？
堀合郁雄弁護士が勤務しているのは弁護士法人ブレインハート法律事務所の代表弁護士の菅野晴隆弁護士のことです。福島県で最大手の法律事務所です。
2009年に菅野晴隆弁護士は福島県弁護士会の副会長を務めます。
その時の弁護士会長は現福島県弁護士会綱紀委員長の平松敏郎弁護士です。
早い話がこんな懲戒が出されても処分になるわけがありません。
2009年の弁護士会長と副会長のコンビです。
同じことが京都弁護士会でもありました。
2012年に元京都弁護士会長に出された懲戒請求申立を当時の副会長であった弁護士が京都弁護士会綱紀委員会副会長でした。
元会長の一大事とばかりに綱紀委員長がいるのに副委員長が代理で懲戒申立を
棄却しました。この時も綱紀調査をせず調査対象者の言い分だけ聞いて棄却したのです。
福島の大手の事務所の若い勤務弁護士が事務所に力があるからと暴言を吐いたの
ですがボス弁としても見逃すことはできないと思ったのでしょう
平松綱紀委員長もアウンの呼吸で棄却したのでしょう。
まったくお粗末です。
綱紀調査をして棄却すれば文句があっても懲戒の審査には
瑕疵はないということになります。しかし懲戒請求者の事情や証拠も聞かないで
片方の弁護士の弁明だけを聞いて処分ナシにしては、この懲戒の信用性がなくなります。懲戒請求という弁護士自治の根幹にかかわる問題でこんな不正が行われているのです。懲戒請求者が素人だから、何も知らないからと処分ナシにしてしまっているのです
弁護士法人ブレインハート法律事務所
福島民報
平松弁護士会長を盛り上げる同期の副会長
京都と福島、ＮＨＫの大河ドラマの八重の桜の舞台です
武士の生き様を問うたドラマでもあります。福島といえば会津藩です
福島県弁護士会には会津の武士の魂が受け継がれてないようです
「ならぬことはならぬ」ではなかったのでしょうか
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