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       (兵弁のマスコット・ヒマリオンくん)   

川端康成親族の戸籍謄本を不正請求…弁護士処分

 知人の研究者から依頼され、ノーベル賞作家・川端康成の親族の戸籍謄本を不正に請求したとして、兵庫県弁護士会が、同会姫路支部所属の男性弁護士(66)を戒告の懲戒処分にしたことがわかった。研究者が成果を同人誌に発表した際、「弁護士に協力してもらった」と記して発覚した。処分は6日付。
 同会によると、男性弁護士は、研究者から「親族の戸籍を調べてほしい」と依頼され、2011年9月~12年7月、各地の自治体窓口で35回にわたり、「著作権使用請求事件、民事訴訟準備のため」とうその目的で、戸籍謄本や住民票の写しを請求した。
 男性弁護士は読売新聞の取材に対し、研究者は大学時代の先輩で「弁護士ならできるはずだ」と親族の一覧を渡され、手数料のみで応じた、と説明。「いけないとはわかっていたが、『趣味の研究だから』と言われ、甘く考えた」と話している
読売ニュース
弁護士自治を考える会
以前に兵庫県弁護士会所属の弁護士が受任した離婚事件で既に終了しているのに必要のない家族の戸籍謄本を職務上請求したので懲戒請求したことがありますが、その時は依頼人のために必要だったと棄却されています。全く必要なかったのですが・・・
職務上請求の不正があっても戒告しか処分はありません。
有名人の戸籍を探偵社や週刊誌に売買した事例は業務停止処分でした。
処分された弁護士の名前が出ていませんが3月6日に処分されたということであれば来週には官報に掲載されるでしょうからお待ちください
姫路支部には101人の弁護士が所属しています
兵庫県弁護士会