馬奈木厳太郎弁護士(二弁)セクハラ被害者の記者会見 

佐藤倫子弁護士 Twitter 3月2日

先程、馬奈木厳太郎弁護士より「ご報告と謝罪」と題するコメントが発表されました。

こちらの件に関し、3月3日午後2時より、被害者本人と代理人弁護士(太田啓子 、佐藤倫子、嶋﨑量)が東京地裁内司法記者クラブにて記者会見を行いますので、お知らせいたします

馬奈木厳太郎弁護士の謝罪文 https://imanagi.hatenablog.com/entry/2023/03/01/200000

 

“ハラスメント撲滅”の弁護士からセクハラ被害「活動しないこと求めたい」女性が提訴

配信

ハラスメントの撲滅に向けた活動などをしてきた弁護士からセクハラ被害を受けたとして、依頼人だった25歳の女性が1100万円の損害賠償を求める裁判を起こし、「生涯、弁護士として活動しないことを求めたい」と訴えました。  馬奈木厳太郎弁護士(47)からセクハラ被害を受けたと訴えるのは、舞台俳優の知乃さんです。  訴状などによりますと、知乃さんは馬奈木弁護士の依頼人でしたが、2019年9月から去年1月までの間、繰り返し体を触られたり、卑猥なメッセージを送られたりしたうえ、意に反する性行為を強要されたということです。  知乃さんは「弁護士業務継続と引き換えに性的関係を求める行為に困惑させられ、強い精神的苦痛を覚えた」などとして、馬奈木弁護士に対して1100万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。  知乃さんは2日に開いた会見で「生涯、弁護士として活動しないことを求めたい。悲しんでいるのではなく非常に怒っています」と訴えました。  この会見に先立ち、馬奈木弁護士はインターネット上で「性的関係を迫る言動を続け、依頼を受けていた裁判の対応にまで言及して、追い込み苦しめてしまいました」と自らの行為を文書で公表し、「卑劣な、人として許されない行為です」と謝罪しました。  馬奈木弁護士は、知乃さんが代表を務めるセクハラ被害者の支援団体で去年まで顧問を務めていて、演劇界のハラスメント撲滅に向けた講習などの活動もしていました。  また、福島第一原発事故を巡る避難者訴訟では事務局長を務めていましたが、先月24日に退任しています。引用TV朝日https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000290073.html#:~:text=%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E6%92%B2%E6%BB%85%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91,%E3%81%AE%E7%9F%A5%E4%B9%83%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

弁護士自治を考える会

>依頼人だった25歳の女性が1100万円の損害賠償を求める裁判を起こし、「生涯、弁護士として活動しないことを求めたい」と訴えました。民事裁判ですから被告が認めれば1100万円が高い安いと外野はいうことはありません、

「生涯、弁護士として活動しないことを求めたい」これも申し訳なかった弁護士辞めるといえばそのとおりです。でもちょっときついなという感じを受けます。謝罪をしていますから、提訴でなく示談で話がつかなかったのでしょうか?

絶対に許せないというのであれば刑事告訴をすべきではないでしょうか、有罪になれば弁護士資格が無くなります。民事訴訟を提訴されたのですから当事者でないものは軽々しく発言をするべきではないと思います。

ここで気になるのがこの原告の代理人の弁護士の方々です。

過去、弁護士を訴えたいと法律事務所を訪ねても引き受けてくれる弁護士はいませんでした、ところが最近は懲戒請求も弁護士を訴える事件も引き受けてくれるようになりました。

ただし左翼系の自由法曹団の仲間同士で引きうけてくれることはありませんでした。

馬奈木厳太郎 登録番号43229 (前)東京共同法律事務所 自由法曹団

(原告代理人)

太田啓子 登録番号29588 湘南合同法律事務所(神奈川) 自由法曹団

嶋崎量  登録番号36166 神奈川総合法律事務所(神奈川)  自由法曹団

佐藤倫子 登録番号29554  田岡・佐藤法律事務所(香川)明日の自由を守る手弁護士の会

https://www.jlaf.jp/ 自由法曹団

民事裁判を提起したことで記者会見を開くのはいかがなものでしょうか?

国や行政団体、警察に裁判提起したものでもなく相手は個人です。確かに有名な弁護士であるかもしれませんが、セクハラを認めて謝罪文を公表しています、原告の代理人は民事裁判の前に示談交渉ではないのでしょうか?

馬奈木弁護士はなぜ謝罪文を公表したのか。

懲戒を出されて処分されたくないのであれば、謝罪文よりも懲戒の申立てがあれば被害者のところにすっとんでいき謝罪と示談の話をして懲戒を取り下げてもらうようにすればよいことではないのかと思いますが。示談交渉はあったのでしょうか?

謝罪文を出したということは非行事実を認めていることになりますから、おそらく処分されます。

弁護士は謝ったら負けだったはず!

何があろうと謝らないのが弁護士!

弁護士に懲戒請求を申立てても、論点をすりかえ、証拠も認めない、自分の都合のいいことしか言わない、逆に懲戒請求者がクレーマーだの頭がおかしいだの反論するのが普通の弁護士です。ところが、こうも簡単に非行事実を認めて謝罪するとは思いませんでした、闘わない弁護士!人間としては立派という評価もありますが、弁護士としていかがなものでしょうか?

そして、仲間をとことん追い込む弁護士、いったい弁護士業界はどうなったのでしょうか?

新聞記者さん!いつもの被告のコメントはありませんよ、

被告は「訴状を見ていないからコメントできない」だいたいこう答えます、一応被告にも取材をした証拠ですが、今回は記事にありませんから、また一方的に原告の言い分だけ書いたのですね

民事裁判の提訴後の記者会見はどうしたもんでしょうか裁判やるなら黙ってやりましょう!

記者会見は判決の後でしょう(あくまでも個人の感想です)

書庫「依頼者等と関係を持った弁護士懲戒処分例」「弁護士自治を考える会」2022年12月更新