【矯風会ステップハウス】DV防止、保護命令申立 ハンドブック(3)申立を決めたら

一般向けのハンドブックではなくシェルターや女権団体NPO等の指導員、相談員のためのハンドブックです。

【矯風会ステップハウス】DV防止、保護命令申立 ハンドブック(2)保護命令の効果

【矯風会ステップハウス】DV防止法、保護命令申立て=支援のためのハンドブック(1) 保護命令 

申立てを決めたら 

a、 どこの裁判所で申立てしますか? 

保護命令立て加害住所(日本住所ないときまたは住所とき居所)被害住所または居所そして過去暴力行わ土地この3選びそこ管轄する地方裁判所行います。 

被害避難場所地域知らたくないとき加害住所管轄する 裁判所申立する一番安全です。 

加害住所ある裁判所出向くことできない場合あります(乳児抱え いる負傷病気長距離移動する困難裁判所近く加害職場などあり出向く危険など)

避難裁判所立てたい希望するとき場所出向くことできない居場所知らない方法申立たい裁判所よく事情説明相談ください。 

加害住所管轄する裁判所裁判官テレビ電話面接できるよう計らっ裁判所ありまし。 

b、 申立てには費用がかかりますか? 

印紙1000必要ですそして相手方呼出あなた申立書類郵送するため切手裁判所預けることなります切手は裁判所によって違い ますから2くらいです

印紙切手たいてい裁判所売店購入できます。 

申立費用無い被害ため地域によって貸付資金できます。 

申立て前に必要なことは? 

保護命令申立被害警察DV相談センター支援求めたり相談経過あれそれ記入することなっます相談ことない場合また加害関係いるなど事情警察DV相談センター相談できない公証役場宣誓供述作っ申立添付ます。 

費用 (11000)時間エネルギー考える警察DV相談センター相談立て準備簡単済みます。 

被害立て裁判所から警察DV防止センターその事実つい書面請求する仕組みなっます。 

警察DV相談センター相談公証役場利用どこでもかまいませ警察交番派出所なく本署生活安全行っ担当直接すること勧めください記録残さない場合あります。 

電話相談本人あること確認できないことあるのでできるだけ窓口直接運ぶようます。 

裁判所書面提出被害主張補強することなりますので相談受けたり一時保護支援その被害状態記録暴力被害経過を聞き取っ裁判所から書面提出請求備えおきます。 

避難前にしておきたいこと 

同居相談受け場合できるだけ現在いる場所警察生活安全、 またはDV相談センター直接運んDVについて相談おくことてください。 

病院受診についてあとで診断使うときこと考慮してなるべく避難おくこと勧めます。 

警察DV相談支援センター場所診断医療機関など加害被害避難場所突き止める手がかりする避けるためです。 

どんなものが暴力の証拠として使えますか? 

陳述写真診断録音テープ被害暴力経過記し日記メモ加害これからもう暴力振るわない書い手紙など使えます。 

陳述だけ立て発令ケースあります。 

加害同居被害から相談受け場合メモつくること勧めましょ。 

何時どこどんな暴力脅迫などあっ記録とっおきます。 

軽い怪我思っあとで必要できため病院受診おきます写真撮っ記録おくこと有効です加害暴れときでき壊し散乱部屋写真あれ使えます。 

脅迫言葉含まれるメール写真撮ったりプリントすれ使えます。 

申立ての時期は? そのとき注意することは? 

裁判所から呼出状が被害申立書類一緒加害届いから命令発令れるまで通常1週間から10くらい危険高まりますこの期間安全場所避難待ち伏せれる避けるため加害知っいる(職場病院)行かないよう注意ください。 

加害から避難した直後あるいはなるべく遅くない時期申立する良います緊急保護命令必要ということ裁判官伝わりやすいからです。 

安全確保ため一時保護期間シェルター利用情報提供受け立て発令から移る最も安全方法です。 

避難から立てまで時間経過いる場合時点加害危険動きあれそれ申立書くようます。 

被害避難から加害見つからないようそれまで人間関係完全絶縁生活いる場合よくありますそうした状態加害動き把握する手がかり無くなっますこうした新た動き分からなかったら情報得ることできない被害理由書きます。 

また時間経過申立する避難直後立て気力無くなっ迷っていなかなか決心つかなかっなど理由書いおきます。 

から避難1以上経過精神ダメージやっと少し癒さからめて立て発令女性ます精神医師いままで申立文章まとめる困難状態だっ診断書いもらっ提出まし

加害分からないよう居る申立つくり戸籍住民など避難直後裁判所申立するます安心確保するため 効果活用思います。 

保護命令申立て作り方(4)