2008年1月 日弁連発表 弁護士懲戒

今月は7人の懲戒処分が発表されました。
PDFにしましたのでご覧ください
簡単な内容は

(1) 戒告 
夫側から離婚の依頼をされて仕事をし次は妻側の仕事をした利益相反行為
(2) 戒告 
家を取られそうなので弁護士は嘘の登記をして差押さえを免れた
その依頼者と弁護料でもめたので嘘の登記は消さず報酬のために差押さえをした。これは戒告では軽すぎると思います
司法書士なら完全にクビ 虚偽の登記をすることは許されません
弁護士はここまでやるんかという内容
(3) 戒告 
おなじみになりました先生 Y先生 3回目かな
前回は自分の著作で自己破産したければ最後に金融屋でつまんで来い
弁護士代と裁判所に納める金がいるんだと言った先生。
皆わかっていても口には出せない事を本でバラした
今回は債務整理を放置して戒告
3回で除名とかしないとダメだと思いますが
(4) 戒告 
これも戒告では甘すぎる.  他の業界ならクビです
相続の預金を出して2等分する依頼が弁護士にあった。
弁護士は勝手に自分の報酬を差し引いて振り込んだ。
2人の内、依頼した方を引くのは分かるが依頼されてない方まで
自分の報酬を引いた。委任に基づかない報酬を勝手に請求し取得
(5) 業務停止2月
国選弁護人(刑事事件)になったがめんどくさいので仕事しなかった。
情状証人の連絡もしなかったのでかわいそうに被告は情状なしの判決。
(6) 戒告 
弁護士はいくつも事務所を出してはいけないのに出した
(7) 業務停止6月
訴訟の仕事を請けたがやる気がなく放置
別の依頼者からのも仕事も放置、電話は留守電で連絡なし
裁判所からも連絡つかず 裁判遅刻 みんな待ちぼうけ 

以上が今月の懲戒情報です。
なお最後の業務停止6月の弁護士はどうやら鬱病のようです
最近弁護士に鬱病(うつ)が流行ってるとの事です

小中高とトップクラスで大学は法学部
青春を犠牲にして司法試験も通っていざ弁護士開業
ところが社会経験も少なく、机の上では解決できても
人間のドロドロした部分を見せられる
自分の思った仕事が来ない
私のような文句言う奴もたまには出てくる
納得できんと押しかける奴もいる
弁護士さんも大変ですなあ

お気の毒ですが
弁護士に向いてないなら早めに辞めたほうがいいかも
迷惑かける人少ないうちに 

弁護士の懲戒情報  2008年1月分
http://crown.main.jp/tyoukai.pdf