2009年 弁護士懲戒処分の分類一覧

 

2009年に懲戒処分の要旨が公告として「自由と正義」に掲載された72人の弁護士が
どのような非行をおこなったのかの分類です
なお2件3件の要件で処分されてる弁護士も多いので72件にはなりません
事業仕分け!は私が独断でおこなっております

 

(1) 事件放置系       14件

 

事件を受任してほったらかしにしたという
私が大阪弁護士会所属の結城圭一弁護士に懲戒請求出したのもこの放置
得意でない分野とか平和運動や目立つ事件に集中しゴミ事件(離婚、自己破産
金の少ない相続)を放置した。(ゴミやクズは弁護士が使う言葉)
法テラスや離島などの弁護士がいないところに派遣された弁護士の
事件放置も2件あった
懲戒処分は戒告が多い

 

(2) 弁護士報酬。預かり金など返さないなど金もめる系  13件

 

毎年、おなじみの報酬が高すぎる。依頼人に説明がない。
戻ってきたお金や裁判で勝って取ったお金を依頼人に返さない
業務上横領とも言える行為
だが、懲戒処分はお金返せば戒告
業務停止は大きなお金でないと処分はない

 

(3) 非弁提携        10件

 

何年か前から弁護士は過払いバブルで大儲け、仕事は事務員任せ
事務員に任せて世界1周旅行していたという弁護士もいた
そして事件屋とよばれるあやしい奴からの事件の斡旋を受ける。
懲戒処分は必ず業務停止がつく
依頼人に迷惑かけようが戒告で処分はすむが
業界の掟は守らないとウルサイ
この非弁行為は業務停止が待っている

 

(4) 利益相反行為・双方代理     8件

 

09年はどういうわけか多かった。例年は3件ほど
弁護士法や職務基本規定では相手方と交渉をおこなった事件は受任できない
相続事件で財産管理人になった弁護士が一人のために裁判した
両方から聞いていたことで片方についたなど
弁護士の「いろはのい」なのであるが楽で儲かるからやってしまう
京都で相手側に自分の息子(弁護士)をつけた元国会議員の弁護士もいた
(懲戒要旨はまだですこの弁護士は業務停止6月になった)
懲戒処分はほとんど戒告処分

 

(5) 相続系      7件

 

相続事件について懲戒処分多いので別にしました。
事件放置。双方代理、金もめる系とたぶります
昨年まではこんなに多くありませんでした
相続事件についてなぜ弁護士はこんなにだらしないのでしょうか
家庭裁判所から選任された相続財産管理人。遺言執行などの事件で
片方に有利、金を預かったまま渡さない。事件放置など
相続、遺言などで莫大な財産やよほどややこしい事件以外は弁護士ではなく
司法書士などの方が安全かもしれない
処分は戒告から業務停止まで

 

(6) 守秘義務違反    5件

 

弁護士がネットで事件の事を書いた
弁護士がみんなが見れるメールに誹謗中傷した
一番ゆるせないのは、内部通報者つまり会社の不正を弁護士に通報したが
会社に内部通報者を売ったという会社側の弁護士
処分はほとんど戒告
めずらしく業務停止1月もあった(自分のブログで女性の相談を記事にした)

 

(7) 暴言。おどし系     5件

 

相手方を誹謗中傷する弁護士
大陸の人は金を借りて大陸に帰って連絡がつかない人」などという
人権無視発言するなど、
日頃人権人権とうるさいが弁護士の本性が出てしまうことがある
懲戒処分は戒告

 

(8) 虚偽報告     5件

 

これは事件放置とかぶるが
裁判をやってもいないのに裁判所の印を偽造したり
相手方の答弁書まで偽造した一人裁判した弁護士もいた
判決文に近いものまで偽造したなど
私も懲戒を出した大阪の結城弁護士は
裁判など事件はすべて終了したのに「まだこれからです」と言う
デタラメな報告をしてきた。以外に多い。気がついていない方も多い
処分は金沢の山口弁護士が業務停止2年が最高
他は戒告程度

 

(9) 不法行為系     3件

 

刑事事件でもみ消し工作を依頼され実行した
脱税工作を手伝った等
処分は業務停止 また逮捕され有罪となった弁護士もいます

 

 

(10)その他びっくり系

 

訴訟印紙を貼らなかったため敗訴             1件 
依頼人が書いた訴状を提出                1件
メモの裏に過去の事件の詳細               1件
業務停止中の業務                    1件  業務停止
元日弁連副会長の飲酒運転事故              1件  業務停止
弁護士会会費滞納                    1件  業務停止2年
電車でわいせつ                     1件  業務停止1月
刑事被告人に不利な弁護(あんたはやっていると発言)  1件
行列弁護士が事務員に暴行、               1件  業務停止
事件辞任後訴訟記録などを依頼者に返さない系     1件
国選弁護報酬不正請求                1件  業務停止2年

 

以上が2009年弁護士の懲戒処分の事業仕分け内容です

依頼人は一生に一度くらいしか弁護士に依頼しない弁護士はそんなことは知らんという態度。

 

平和運動や原発反対訴訟、基地闘争、不当解雇は手弁当でも闘うがそんな運動で紹介された依頼人が持ってくるのはゴミとクズの事件

 

ゴミ事件(離婚、自己破産金の少ない相続ゴミやクズは弁護士が使う言葉)

 

なぜ私のような優秀な弁護士がゴミを拾わないかんということで放置か!