弁護士非行・懲戒専門ブログです
2010年4月 日弁連広報誌「自由と正義」に掲載された
弁護士懲戒処分要旨
徳島弁護士会の粟飯原(あわいいはら)友義弁護士の懲戒処分の要旨
今月最後の弁護士懲戒処分過去懲戒処分なく一発で退会命令
 
これではしょうがないというお方です
去年もありましたが弁護士会費を滞納した
弁護士に退会処分。しかし滞納分支払ったので業務停止に変更に
なりましたが
 
ちなみ懲戒要旨に滞納した弁護士会費があります月にいくら弁護士が
払っているかの参考になります 
徳島弁護士会費 月 26000
特別会費    月 10000
日弁連会費   月 19270
 合計     月 55270
ほかに弁護士保険 共済年金等あります。過疎地域の弁護士支援金も
増えたようですこれに家賃、事務所経費。事務員給料
 
【簡単な懲戒処分要旨]
    弁護士会会費等未納が23カ月分
    紛議調停で被害者に支払う約束のお金を払わなかった
着手金の30万円の返還13万円の支払い
    長期間行方が分からなかった
    自分から退会を申し出たが事務引き継ぎをしなかった
    事務員の月給を払わなかった
    着手金受領 事件放置
【正確な懲戒要旨】
懲戒処分の公告

徳島弁護士会がなした懲戒の処分について、同会から以下の通り通知を
受けたので懲戒処分の公告及び公表に関する規定第3条第1号の規定に
より公告する
                 記
1 懲戒を受けた弁護士
氏名 粟 飯 原 友 義 登録番号18220 徳島弁護士会
事務所 徳島市新浜本町4
2 懲戒の種別  退 会 命 令
3 処分の理由の要旨
 
(1)  被懲戒者は200911月分までの弁護士会の会費23カ月分598000
   及び特別会費23カ月分23万円並びに日弁連の会費20か月分385400円の合計1213400円を滞納した
(2)  200892日から2009326日までの間、42回にわたり、依頼者の一部、相手方等、その代理人、裁判所その他様々な関係者から被懲戒者と連絡が取れない等の問い合わせや苦情が弁護士会に対しなされるなど、被懲戒者は依頼者の一部やその他の関係者から連絡がほとんどとれない状態を長期間にわたり係属した
(3)  被懲戒者は2008417日に依頼者Aから申し立てられた紛議調停につき同年612日Aとの間で、受領した着手金30万円を毎月3万円ずつ0回に分割して支払う旨の調停を成立させたにもかかわらず
1回の3万円を支払ったのみでその後の支払いを怠りAから
少額訴訟で提起されて敗訴しても支払いを履行しなかった
 
(4)  被懲戒者は依頼者から受任し着手金を受領していた多数の事件について着手せず長期間放置し一部の事件については苦情に対応して弁護士会から斡旋された弁護士に引き継いだが着手金を返還せずその余の事件については引き継ぎ等を行わないまま1年以上から数年間放置した
また被懲戒者は弁護士会に対し一度は退会して事件を弁護士会の他の会員に引きつぐことを決め、弁護士会に協力を求めていたところ20081217日その協力を断わったがその際、弁護士会から200915日までに書面で事件引き継ぎに関する報告をするよう指導されていたにもかかわらずこれに従わなかった
 
(5)  被懲戒者は雇用していた事務員の給料等のうち200712月末の賞与及び20082月から5月までの給与合計120万円を支払わず200959日被懲戒者の元妻から支払われるまで長期間放置した
 
(6)  被懲戒者の上記各行為はいずれも弁護士法第56条第1項に定める品位を失うべき非行に該当しまた弁護士としての基本的義務に違反するもの、事務員の使用者として果たすべき義務の不履行等重大なものであり厳しい処分をもって臨まざるを得ないことから弁護士法第57条に定める懲戒処分のうちから退会命令を選択した
 
4 処分の効力の生じた日
2009年12月14日
2010年4月1日  日本弁護士連合会