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弁護士の懲戒処分を公開しています
「日弁連広報誌・自由と正義」20146月号に掲載された弁護士の懲戒処分の要旨・大阪弁護士会・西浦一成弁護士の懲戒処分の要旨
 
大阪では友新会という派閥のベテラン弁護士、将来の役員候補。
 
和解で債務が無いことを確認していながら、また裁判を提起した!!?
相手方としたら、もう決着したのではないの?と思いますが、また
裁判してきたということです。
この間も奈良の元会長が同じような内容で戒告処分されました。
 
こういうことがありますので和解や裁判が終わったと安心できません。
裁判負けても次はこういう方法でもう1回ということです。
参考に奈良の処分の要旨を付けておきます。
 
 
懲 戒 処 分 の 公 告
大阪弁護士会がなした懲戒の処分について同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告公表に関する規定第3条第1号の規定により公告する
1 懲戒を受けた弁護士
氏 名          西浦 一成
登録番号         14934
事務所          大阪市北区西天満4
             西浦法律事務所
2 処分の内容      戒 告
3 処分の理由の要旨
被懲戒者は20056Aの訴訟代理人として懲戒請求者有限会社Bに対し不当利得返還請求訴訟を提起し、上記訴訟はAと懲戒請求者B社との間の債権債務不存在の確認等を内容とする裁判上の和解が成立して終了した。
 
被懲戒者は20101221日上記和解を無効となし得るような事情は存在せず、相手方の法的地位をいたずらに、かつ、不当に害する訴訟に巻き込むものであるとの認識を有しながら、Aの訴訟代理人として懲戒請求者B社に対し上記訴訟と請求原因をほぼ同一にする不当利得返還請求訴訟を提起した。
被懲戒者の上記(1)の行為は弁護士職務基本規定第31条に違反しいずれも弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。
4 処分の効力を生じた年月日
 2013117
20142月1日   日本弁護士連合会
 
 
 (参考)
1 懲戒を受けた弁護士
氏 名          村嶋 修三
登録番号         13949
事務所          奈良市内侍原町6
             村嶋法律事務所
2 処分の内容      戒 告
3 処分の理由の要旨
(1)被懲戒者は懲戒請求者から懲戒請求者とAとの間で懲戒請求者がAに対し解決金として300万円を支払うこと等を内容とする訴訟上の和解が成立した事件について上記解決金の取戻しを相談され勝訴の見込みがなかったにもかかわらず、あたかも勝訴の見込みが多少あるかのように懲戒請求者を誤解させ事件の見通しについて適切な説明をせず2011913日上記解決金を取り戻す等を内容とする不当利得返還請求訴訟を着金35万円で受任した。
(2)被懲戒者は20111031Aに対し上記不当利得返還請求訴訟を提起した。被懲戒者は上記訴訟において上記解決金の受領は不当利得に当たると主張したのみで、和解の効力が否定されるべき理由その他不当利得の根拠について何ら主張及び立証をしなかった。
(3)被懲戒者の上記(1)の行為は弁護士職務基本規定第29条第1項及び第3項に上記(2)の行為は同規定第5条に違反しいずれも弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。
4 処分の効力を生じた年月日
 2013117
20142月1日   日本弁護士連合会
  
 
<弁護士懲戒>勝訴困難の民事訴訟提訴で戒告処分 奈良
毎日新聞 2013年1119()
 奈良弁護士会は19日、勝訴の見込みのない民事訴訟を起こしたとして、同会所属の村嶋修三弁護士を戒告の懲戒処分(7日付)にしたと発表した。
 発表によると、村嶋弁護士の依頼人の男性は2004年、農地の小作権を巡り違約金を請求された訴訟で解決金を支払って和解したが、その後に和解内容を覆す資料があったとして村嶋弁護士に相談。「不当利得返還請求なら何とかなるかもしれない」という助言に従って11年10月に提訴したが、棄却された。
 弁護士会は、実際には和解内容を覆すのは極めて困難で、村嶋弁護士が着手金額を決める際に約束した「特殊な研究」をした形跡もないと指摘。一連の行為は弁護士職務基本規程に反し、「弁護士の品位を失わせる非行に該当する」と判断した。