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                         (日弁連ビル)
日弁連広報誌『自由と正義』に掲載された弁護士懲戒処分の公告
8月号が届きました。本日は一覧ですが明日からお一人お一人
処分の要旨を記事にします。
 
① 横山由絃 27729 第二東京 退会命令 処分日4月24日
事件放置・紛議調停欠席・会費未納
② 藤 民子 19191 福岡 戒告 処分日5月2日
仮差押を受けた人に弁護士の母が融資、その後差押え
③ 森田辰彦 23404 愛知 戒告 処分日5月8日
相続事件・財産目録を交付しなかった
④ 棚瀬 誠 28743 愛知 戒告 処分日5月13日
事件放置
⑤ 矢花公平 15411 東京 戒告 処分日5月21日 
事件処理の怠慢
⑥ 中島俊援 35078 福岡 業務停止4月 処分日5月22日
自己破産申立事件の放置。
⑦ 小野寺康男 19969 仙台 業務停止3月 処分日5月26日
成年後見人事件。怠慢な業務
 
□懲戒処分の公告(処分変更)
敦賀彰一 19634 金沢 業務停止2月⇒戒告に変更 6月16日
2014年5月31日現在の会員数  35072名
■登録取消情報 今月も34名の弁護士が登録抹消されています。
5月3日 谷口房行 17154 大阪 法17条1号
過去2回の懲戒処分・パンダのはく製の売買の仲介をして戒告処分
5月16日 羽賀宏明  22789 千葉 法17条3号(退会命令)
千葉の雄、4回目で退会命令となり登録抹消となりました。
 
□綱紀審査会の運用状況について
2014年1月1日から同年6月30日までの運用状況
継続 954 新受 222 審査相当 1 審査不相当82 却下1他2
未済 1090
 
所属弁護士会、日弁連で処分ナシになり綱紀審査会に審査申出した中で
審査相当が1件出たということです。
年間2件か3件が審査相当となります。
 
今回、大量の綱紀審査申出事案が2件あった。2例で合計865件
前年に延べ4人の方が500件合計約2000件の懲戒請求を出された影響かと
思います。
審査相当1件については守秘義務違反の内容です。