弁護士の示談金、供託金横領・詐欺事件、被害総額5億円超に 大阪地検特捜部、追起訴
大阪弁護士会所属の弁護士による多額横領・詐欺事件で、依頼人から受領した預かり金990万円を着服したとして、大阪地検特捜部は20日、業務上横領罪で弁護士、久保田昇被告(62)=同罪などで公判中=を追起訴した。被害総額は約5億400万円となった。
起訴状によると、久保田被告は平成26年7月、代理人を務めた遺産分割協議にからみ、依頼人から受領した預かり金1千万円のうち990万円を被告名義の口座に振り込むなどし、着服したとされる。
久保田被告は代理人の立場を悪用し、平成21年以降、交通事故の示談金や建設会社が納めた供託金など計約4億6700万円を着服したほか、大阪市の学校法人の土地購入費用2700万円を詐取したとして起訴されていた。 今月4日に大阪地裁で開かれた初公判で、「間違いありません」と起訴内容を認めている。
横領総額5億4000万円になりました。
過去の例であれば、求刑懲役15年 判決は14年くらいでしょうか
大阪では横領3億円で懲役8年というのがあります。
冨田弁護士事件【尼崎連続事件の兄弟)
久保田昇弁護士