地検特捜OBの弁護士、所得隠しの指摘受け戒告
名古屋国税局から所得隠しを指摘されたとして、愛知県弁護士会が、同会所属の長谷川鉱治弁護士(58)を戒告の懲戒処分にしていたことがわかった。
処分は3月5日付。長谷川弁護士はかつて名古屋地検特捜部に在籍し、脱税など経済事件の捜査に携わった後、2003年に弁護士に転身した。
同弁護士会などによると、長谷川弁護士は、名古屋国税局に09年までの4年間で約1億1000万円の所得隠しを指摘されたことを理由に、市民団体から懲戒請求されていた。
修正申告には応じたとしているが、長谷川弁護士は読売新聞の取材に対し、「(所得隠しは)税理士がやったこと。私は加担しておらず、処分を受ける立場にない」などと語った。
今後、同会への異議申し立ても検討しているという。
読売新聞14日 朝刊
弁護士自治を考える会
週刊新潮3月31日号にも取り上げられています。
弁護士らしく「私は知らない。税理士がやったことだ。。。」
さすが元検事さん
週刊新潮3月31日号
弁護士が1億円の所得隠しでも注意で済ませる弁護士会を信用できるか
この懲戒請求は綱紀委員会で早く懲戒相当が出たのですが愛知県弁護士会は懲戒処分をなかなか出しませんでした。相当期間異議を2回出しても処分せず3回目を出してようやく処分を下しました。
懲戒審議は遅い愛知県弁護士会ですが、間違いの訂正は早く送ってきます。
珍しいものをお見せします。
更正決定書
愛知県弁護士会懲戒委員会の13人の弁護士の自筆のサインとハンコが
並ぶのですが、懲戒委員の名簿については、内緒にしときます。