2017年7月 今月の弁護士業界
7月に官報に掲載された弁護士の処分公告
55 7月3日 内橋一郎 兵庫 29507 戒告 6月16日
日弁連広報誌「自由と正義」 弁護士懲戒処分の要旨 7月まで83名
7月号9名
② 辻内誠人 奈良 33807 戒告 3月24日
事件放置
③ 山下昇 福岡 20134 業務停止10月 3月24日
預り金不正使用 会費滞納
④ 笠松健一 大阪 20074 戒告 3月27日
事件放置
⑤ 弁護士法人美咲総合法律税務事務所 44 戒告3月28日
職務上請求不正利用
⑥ 丹羽 靖 愛知 32101 業務停止2年 3月28日
相続財産管理人 財産不正引き出し利用
⑦ 槇 桂 第一東京 28942 戒告 3月30日
利益相反行為
⑧ 金子重紀 千葉 24869 戒告 3月30日
事件放置
⑨山崎省吾 兵庫 18776 戒告 3月30日
委任時の説明が不足、領収書発行せず
【裁決の公告 (処分変更)】
7月の弁護士業界
2017/7/26(水)
- 預かり金横領の菅谷公彦弁護士を除名 東京弁護士会…
- 2017/7/21(金) 午後 0:10
2017/7/4(火) 午後 7:38
自己破産勧め報酬 無資格で弁護士業務、告発へ 投資詐欺疑惑で非弁行為
「銀行よりも高配当」などとうたう投資グループが顧客に借金をさせて総額約60億円を集めたとされる投資詐欺疑惑で、投資グループの一味とみられる弁護士事務所職員の男性が弁護士資格がないのに顧客らに自己破産を勧め、報酬を受け取ったとして、都内の弁護士が、近く弁護士法違反(非弁行為)罪で警視庁に告発状を提出する方針を固めたことが26日、関係者への取材で分かった。
弁護士法は、弁護士資格を持たない者が、報酬を得る目的で法律事務を扱うことを原則的に禁じている。
この疑惑をめぐっては、都内の会社員女性が、投資グループにカードローンを組まされて投資名目で現金をだまし取られた上、グループから紹介されたこの男性にも残りの資産を売却した現金をだまし取られたとして、今年6月、グループメンバーと男性を詐欺罪で警視庁に告訴している。
関係者によると、男性は女性に自己破産を勧め、手続きの方法などを説明。「弁護士成功報酬、管財人費用」名目で現金85万円を受け取った。同様の投資詐欺被害に遭ったという男性2人にも平成26、28年、自己破産を勧め、「成功報酬」や「経費」名目で計約40万円を受け取ったという。
関係者によると、男性は複数の弁護士事務所の名刺を持ち歩き、実際には弁護士資格が必要な法律相談などを行っていたとみられる。告発する弁護士は「この男性だけでなく、名刺を持たせていた弁護士らにも責任がある」と話した。
では、また