「弁護士自治を考える会」
明けましておめでとうございます、と言って早くも1月が経ちました。
今月もいろいろございました。
2018年の懲戒処分についていろいろ確定してきました。
2018年に処分が有効となった件数 89件
2018年1月号~12月号自由と正義に掲載された弁護士の処分件数 98件
(自由と正義の掲載は官報から4月程度遅れます)
2018年に所属弁護士会で処分がなされなかった(異議申立)、所属弁護士会の処分がなかなか出かった(相当期間異議)2つの理由で日弁連に異議の申出があった件数 2035件
- 2018年懲戒データ ←クリック
2019年1月 官報に掲載された弁護士の懲戒処分公告
今月は12人が処分されました。このペースで行くと簡単に100人が超えそうですが・・・・
1月 12件
〇1月4日告処分変更 杉山博亮(東京)業務停止1年6月⇒9月12月12日
①1月7日 田上尚志 29661 島根 戒告 処分日2018年12月10日
②1月10日 村越仁一 21735 第二東京 業務停止3月 12月19日
③1月10日 猪野雅彦 28946 第二東京 業務停止3月 12月19日
④1月17日 太田真也 37657 東京 業務停止3月 12月21日
⑤1月17日 井上孝一 29256 金沢 業務停止1月 12月26日
⑥1月22日 土井伸一郎 39885 東京 戒告 12月22日
⑦1月22日 張 學錬 27297 東京 戒告 12月25日
⑧1月22日 張 學錬 27297 東京 業務停止1年6月 12月25日
⑨1月23日 越知保見 20193 第一東京 業務停止3月 12月27日
⑩1月23日 吉村卓輝 39169 大阪 戒告 12月27日
⑪1月24日 小原健司 26296 京都 戒告 12月19日
以上が2018年に処分されたことになります。
⑫1月30日 荒木田修 16085 第二東京 戒告 2019年1月9日
日弁連広報誌「自由と正義」2019年 1月号
弁護士氏名 所属 登録番号 処分 処分日
① 新村守 大阪 31506 戒告 2018年9月1日
成年後見人の怠慢な事件対応
② 細川俊彦 富山 31246 戒告 9月18日
遺言執行者 双方代理 ひまわり法律事務所
③ 塚平信彦 愛知 10413 業務停止3月 9月19日
交通事故事件の怠慢な事件処理 他多数 3回目の懲戒処分
④ 大野弘明 第一東京 32158 戒告 9月26日
債務整理 事件放置
⑤ 井筒 壱 大阪 39029 戒告 10月2日
不当な依頼の受任
⑥ 大村豊 熊本 17867 業務停止1月 10月2日
依頼者の意思を無視 守秘義務違反 双方代理
⑦ 佐藤貴一 大阪 44160 業務停止1月 10月3日
代理人を通さず直接相手方と交渉
⑧ 吉岡一誠 東京 51064 業務停止1月 10月15日
不貞行為相手に高額な慰謝料請求 、直接交渉
⑨ 輪倉大流 新潟 50365 業務停止1月 10月15日
酒気帯び運転で交通事故
⑩ 生田暉雄 香川 22848 業務停止6月 10月22日
8回目の処分 委任契約の無い着手金請求、懲戒請求者に賠償請求を行った
⑪ 田原一成 東京 41118 除名 10月24日
2回目で除名 事件放置を隠すため虚偽説明、事件放置、裁判欠席他
新書庫「弁護士を名乗る詐欺、弁護士を騙る詐欺 装う詐欺の報道」
1年にどのくらい報道があるか見てみましょう、
1月は10件の報道がありました。
1月の弁護士に関するの報道
東武志弁護士(福岡) 1月9日
泉房穂弁護士(兵庫) 2019/1/29(火)
2019/1/24(木)
森川文人弁護士(二弁)2019/1/23(水)
部下には厳しく!(明石市長)しかし自分のミスには甘く(横浜事件弁護団長)
今年もよろしくお願い致します
弁護士自治を考える会 一同