弁護士自治を考える会

弁護士の懲戒処分を公開しています。日弁連広報誌「自由と正義」2020年11 月号に掲載された弁護士の懲戒処分の公告・第二東京弁護士会・佐藤光則弁護士の懲戒処分の要旨

処分理由・交通事故事案 守秘義務違反

交通事故事件を得意とする弁護士が1年に2回の戒告の処分を受けた、4月と7月、4月の処分2017年春、7月の処分は2017年5月頃の事件処理の問題、同時期です。ふたつ併せて審議することも可能、大きな弁護士会はいくつもの綱紀の部会があり別々に審議されるのですが、懲戒委員会に上がってくれば2件係属もわかるはずですが、別々なら戒告というよくやる手法です。

処分理由は守秘義務違反となっていますが、2弁綱紀が守秘義務違反だけで処分したとは信じられません。いくつもの懲戒事由がありその中から守秘義務違反で処分ができたということでないかと推測します。

2020年11月号は4月に処分されたものの処分要旨が掲載されますが、2件目は7月8日の処分です。本来は2021年1月号あたりですが、どういうわけか11月号に2件掲載すると言う日弁連広報課のサービスです。

 

懲 戒 処 分 の 公 告 2020年11月号(2)

第二東京弁護士会がなした懲戒の処分について、同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告及び公表等に関する規程第3条第1号の規定により公告する。

          記

1 処分を受けた弁護士

氏名 佐藤光則

登録番号 20599

事務所 東京都港区新橋2-13-10SKI虎ノ門6階

佐藤光則法律事務所 

2 懲戒の種別  戒告  

3 処分の理由の要旨

被懲戒者は交通事故に起因する損害賠償請求事件の加害者側の代理人としての交渉過程において、被害者に対して説明する必要性があるとまでいうのは困難であるにもかかわらず、懲戒請求者について別事件において架空通院、不正請求が問題となって訴訟が係属している事実につき事件番号等まで記載した2017年5月2日付け回答書を被害者に送付した。

被懲戒者の上記行為は弁護士法第23条に違反し同法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。4処分が効力を生じた日2020年7月8日 2020年11月1日日本弁護士連合会

懲 戒 処 分 の 公 告 2020年11月号(1)

第二東京弁護士会がなした懲戒の処分について、同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告及び公表等に関する規程第3条第1号の規定により公告する。

          記

1 処分を受けた弁護士

氏名 佐藤光則

登録番号 20599

事務所 東京都港区新橋2-13-10SKI虎ノ門6階

佐藤光則法律事務所 

2 懲戒の種別  戒告  

3 処分の理由の要旨

被懲戒者は、懲戒請求者から自転車転倒事故により負傷したとして共済保険の補償を求められてしたA組合連合会から委託を受け懲戒請求者に関する過去の事故に関しても医療照会を実施することを企画し、懲戒請求者はそれに対する同意書を提出していたものの、2016年12月20日に懲戒請求者が医療照会への同意を撤回し、被懲戒者の事務所の事務員がそのことをA組合連合会及びA組合連合会から調査依頼を受けた調査会社Bに連絡していたにもかかわらず、その後にB社が上記同意書に基づいて診療所から取得した診療録の写しをB社から受領したまま診療所又は懲戒請求者に返還せず2017年2月7日付けの懲戒請求者宛ての書面の作成に上記診療録の写しを使用し、また、懲戒請求者のA組合連合会に対する保険金請求訴訟においてA組合連合会の訴訟代理人として上記診療録の写しを証拠として提出して使用した。

被懲戒者の上記行為は弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。

4処分が効力を生じた日 2020年4月1日 2020年11月1日 日本弁護士連合会

弁護士懲戒処分「守秘義務違反の処分例」