弁護士自治を考える会

日弁連広報誌「自由と正義」2022年上半期に公告として掲載された弁護士懲戒処分の要旨・1月号~6月号 総数48件 

(弁護士会別) 東京 9件 大阪8件 第二東京5件 神奈川3件 岡山・静岡・埼玉・第一東京2件

(処分別) 戒告27 業務停止17 退会命令4

「弁護士自治を考える会」が訪問者が多かった処分、反響の多かった処分、めったにない処分を厳選致しました。

日弁連広報誌「自由と正義」2022年1月号~12月号 弁護士自治を考える会

2022年上半期ベスト5

上半期 第1位  自由と正義 5月号  川目武彦弁護士(埼玉)戒告
婚活サイトに独身と偽り女性と交際、市長選挙に立候補(落選)したため、独身でないことが判明したと思われる。

上半期 第2位 自由と正義2月号 伊藤安兼弁護士(千葉)業務停止3月
顧問先から債務整理の相談を希望する女性を紹介されたが、女性が経済的に困窮しているからと性行為を行い金を払った。

伊藤安兼弁護士(千葉)懲戒処分の要旨 2022年2月号 

上半期 第3位 自由と正義6月号 大塚嘉一弁護士(埼玉)戒告(日弁連異議)

上半期 第4位 自由と正義6月号 佐藤文昭弁護士(東京)業務停止4月 
3回目の処分となりました。処分理由・自力救済、弁護士は、ここまでやっていただけます。

上半期 第5位 自由と正義4月号 猪野様彦弁護士(第2東京)業務停止10月 
2016年1回目の業務停止を受け連続5回の業務停止、合計18か月、二弁はいつまでこの弁護士を庇い続けるのでしょうか
上半期 番外  ついに日弁連が掟破り 自由と正義6月号 長野英樹弁護士(静岡)戒告
静岡県弁護士会が処分。日弁連には静岡の事務所の記載があるはず、しかし日弁連は第一東京弁護士会に登録換えさせた。静岡が第一東京の弁護士を処分したことになる。過去に1度もない大忖度処分の公開
懲 戒 処 分 の 公 告

静岡県弁護士会がなした懲戒の処分について、同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告及び公表等に関する規程第3条第1号の規定により公告する。          記

1 処分を受けた弁護士氏名 長野英樹

登録番号 55872

事務所 東京都千代田区神田小川町1‐7小川町メセナビル8階

八雲法律事務所 

2 懲戒の種別 戒 告 

3 処分の理由の要旨

被懲戒者は、Aと懲戒請求者との間の紛争において、Aの代理人に就任したところ、懲戒請求者のプライバシーに属する事実及び社会的評価を低下させる事実を含む懲戒請求者宛ての通知書を作成しPDFデータとして保存して、Aを通じて懲戒請求者の勤務先の上司に渡し、その際、パスワードなどのロックをかけず、上司に対し秘密保持に関する注意などをしなかった。被懲戒者の上記行為は、弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。4処分が効力を生じた日 2022年12月15日 2022年6月1日 日本弁護士連合会

日弁連の新解釈?「自由と正義」6月号懲戒処分要旨に登録換え先の法律事務所を記載。静岡の弁護士会が東京神田の(第一東京)の法律事務所の弁護士を処分??おかしいと思いませんか?

下半期もどうぞご期待ください。