弁護士自治を考える会
弁護士の不祥事・懲戒処分専門ブログです。
弁護士が処分されるのは年間100人程度、会員数3万5000人の時代から100人、4万人を超えても年間100人、2022年もおそらく100人は超えるでしょう。
最近少し傾向が変わってきました。
1985年から懲戒処分のデータがありますが年に2回の処分を受ける弁護士は過去あまりいません。8回、9回の処分を受けた弁護士もいますが、何年もかかっています。
しかし今年に入って様子が変わってまいりました。
今までは処分理由がいくつかあっても、ひとつにまとめて処分し、処分の理由の要旨(1)(2)とかかれていました。
また、業務停止期間中に業務停止の処分をして停止期間が伸びないよう配慮したもの、業務停止中に意味のない戒告を出す?こちも毎年あります。
弁護士の懲戒審査や処分は弁護士会の判断に委ねられています。
部外者が文句をいう筋合いのものでもなく、弁護士会に文句を受ける部所もありません。
「ほっとけ!わしらの勝手じゃ!これが弁護士自治じゃ!」です。
何が変わったのか知りませんが、2022年になってこういう処分が出てきたということです。
(同期は仲良く隣にならべてくれるやさしい日弁連)