弁護士自治を考える会

弁護士の懲戒処分を公開しています。日弁連広報誌「自由と正義」2022年11月号に掲載された弁護士の懲戒処分の公告・京都弁護士会・河野勉弁護士の懲戒処分の要旨

日弁連広報誌「自由と正義」は毎月発行です。特集の読み物も充実しています。

あなたが取った懲戒処分の記念にぜひ1冊。お申込みは、日弁連広報課 自由と正義担当 03(3580)9840年間購読費12000円(税別)1冊でも購入可能です。

処分理由・飲酒交通事故

元京都弁護士会副会長、この種の処分の相場は酒気帯び運転だけなら業務停止1月、物損事故は業務停止2月以上となります。それでも一般社会の会社員、公務員、教職員が同じ飲酒事故を起こしたらどういう処分になるでしょうか?

弁護士会の処分が甘いのは身内、仲間内のなれ合い、庇いあいという人がいますが、確かにそのとおりですが、被懲戒者はおそらく罰金刑も受けているため二重処分になることになるため、そして弁護士業の性、つまり犯罪者、加害者側の弁護を業務とし軽い処罰にするのが弁護士、どうしても処分が甘くなります。

業務停止になれば受任事件、顧問弁護士は一旦辞任、法テラス出禁措置になり、弁護士会や行政が行う無料法律相談は数年間出禁、元副会長であればぼちぼち弁護士会長の声もかかるか?でしたが、これも無くなりました。

飲んだら飲むなです。注意しましょう。

京都の弁護士逮捕 飲酒運転疑い 2020年5月3日

サンケイ イザhttps://www.sankei.com/west/news/200503/wst2005030017-n1.html

業務停止2022年5月17日~2022年7月16日

飲む法律 弁護士が考えた清酒「憲法と人権」発売 2008年12月

写真は京都の弁護士(左翼のみ)がお歳暮お中元に利用する「憲法と人権」

 肩の力を抜いて憲法談議はいかが――。こんな思いで京都弁護士会などが企画した日本酒「憲法と人権」の新酒の発売が始まった。醸造・発売元は「佐々木酒造」(京都市上京区日暮通椹木町下ル)。来年5月に市民が参加する裁判員制度が始まるのを前に、同会の河野勉副会長は「家族や友人と、憲法や人権を語る際の潤滑油に」と期待する。 「憲法と人権」は05年に製造を開始し、初年度は2千本を完売。06年は約900本、昨年は700本が売れた。11月27日の試飲会で、弁護士らが今年のできばえを確かめた。「果物のように甘くさわやかな香り」だった。 佐々木酒造は1893年創業。同市中心部で唯一の造り酒屋で、俳優・佐々木蔵之介さんの実家でもある。「憲法と人権」は720ミリリットル入りが千~2500円。

懲 戒 処 分 の 公 告

 京都弁護士会がなした懲戒の処分について、同会から以下のとおり通知を受けたので、懲戒処分の公告及び公表等に関する規程第3条第1号の規定により公告する。

          記

1 処分を受けた弁護士氏名 河野勉(かわの)

登録番号 24292

事務所 京都市中京区東洞院通竹屋町下ル 竹屋町法曹ビル5階

 河野法律事務所 

2 懲戒の種別 業務停止2月

3 処分の理由の要旨 

被懲戒者は、手記を帯び、呼気1リットルにつき0,15ミリグラム以上のアルコールを身体に保有する状態で、2020年5月3日午前1時30分頃、京都市内の道路上において普通乗用自動車を運転した、また被懲戒者は、上記酒気帯び運転中、前方の赤信号で停車している車両に追突する事故を起こした。

被懲戒者の上記行為は、弁護士法第56条第1項に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する。

4処分が効力を生じた日 2022年5月17日 2022年11月1日 日本弁護士連合会

飲酒・交通事故 弁護士懲戒処分例 2022年11月更新