弁護士の懲戒処分を公開しています。
日弁連広報誌「自由と正義」2012年11月号が届きました。
今月も弁護士の懲戒処分の要旨が公告として掲載されています。
本日は一覧ですが明日から一人ずつご紹介いたします。
今月号は7月、8月に官報に掲載された分です。
① 山崎宏征 20891 第一東京 戒告 7月27日
怠慢な法律行為
② 岩井昇二 11522 東京 戒告 8月8日
相手弁護士に暴言
③ 正野嘉人 19816 東京 戒告 8月8日
懲戒請求者をFAXで罵倒した。あの2ちゃんでも有名になった事件
④ 正野嘉人 19816 東京 戒告 8月8日
上記とは別件で綱紀審査会を経て東弁に審査を戻されたもの珍しいケース
⑤ 萩原貴彦 28337 東京 戒告 8月8日
預り金の清算義務を怠った
⑥ 金森将也 29629 愛知 戒告 8月8日
TVにも出ていた有名弁護士 2回目の処分となりました。依頼者への説明不足
⑦ 小門立 15588 札幌 戒告 8月9日
事件放置
⑧ 小門立 15588 札幌 戒告 8月9日
事件放置他
8月31日 弁護士登録者数 32020名 最新登録番号 46174
自由と正義 11月号には審査請求の棄却の公告が掲載されています
これは所属弁護士会から懲戒処分を受けて不服であると日弁連に再度審査を求めたもの
5人の弁護士の審査請求の棄却が掲載されています。つまり異議が認められなかったということです
その中から
大阪弁護士会 辻口信良 18526 2011年9月20日 戒告
元大阪弁護士会副会長、ヤクルトの古田捕手の契約更改の代理人を務めたこともある弁護士
何をやったか
ある弁護士の被害者に近づき、私が何とかしましょう、被害は弁護士保険もありますからと
被害者にいい、そして放置した。被害請求も時効にさせた。弁護士被害の二重被害だった。
これで戒告しか出さない大阪弁護士会はどうかしている。読売新聞にもスクープされた。
京都と大阪の大学の法学部教授?でもあった。
私も電話で辻口弁護士にある方の苦情を言ったことがある。すると辻口弁護士は、それなら「懲戒出してみろや」と電話で怒鳴った。懲戒処分を取って被害をどうしてくれるというと、「金返して欲しければ裁判してコイヤ」とまた怒鳴った。大阪弁護士会に代理人を依頼しようとしたら、まったく相手にしてくれなかった。
さすがに副会長だけあった。