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    (2014年のデザイン 日弁連広報誌「自由と正義」)
 
弁護士の懲戒処分を公開、研究しています。
日弁連広報誌「自由と正義」2014年1月号が届きました。
弁護士の懲戒処分の要旨が掲載されています。
本日は一覧ですが明日からはお一人お一人詳細を記事にします。
 
   田窪五朗 17533 大阪 戒告 処分日 930
 遺産分割事件・虚偽の登記をした
 
   榮川和広 25145 大阪 戒告 処分日 930
立ち退き交渉で強引な手法
 
  西林慶一 22920 佐賀 退会命令 処分日 103
弁護士会費滞納
 
  関 康郎 23497 東京 業務停止1月 処分日109
事件放置
 
  栁 優香 35799 福岡 戒告 処分日 1024
事務員に対する監督不行き届き
 
   山崎康雄 14214 二弁 業務停止3月 処分日1031
高額すぎた報酬
 
  稲熊公孝 32077 愛知 戒告 処分日118
事件放置
 
  山田公之 33314 一弁 戒告 処分日 1023
一弁が懲戒しないとしたが日弁連で異議申立をして認められたもの
 
・今月は④と⑧の懲戒処分の要旨に注目です。
 
20131031日弁護士登録数 33535
 
1月号には毎年日弁連会長の年頭の挨拶「年頭所感」が掲載されますが
「不祥事の根絶に向けて」と山岸会長が意見を述べています。
年頭の挨拶に弁護士不祥事問題を語ることは過去になかったことです。
黙っておられない状況となったということでしょうか
 
「1月号には山岸会長以下全役員の名簿が掲載されています」
会長 山岸憲司 副会長  13名  
常務理事 39名 理事   32名
監事   5名 代議員会  2名
事務局  7名
以上 99名
すべて全国の弁護士会から派遣されています。
副会長・常務理事・理事は現単位弁護士会の会長です。
(会長月給100万円 副会長月給60万円 賞与6月分)
岡山弁護士会長の近藤幸夫弁護士は常務理事です。福川弁護士の巨額
詐欺横領事件で会長就任前に被害者への救済は一切しないと記者に答え
被害者の会への説明を求めても逃げ回った会長です。しかも事件放置で
懲戒請求を出されています。こんな方が常務理事です。
 
日弁連の運営は会員(弁護士)の会費で成り立っています。
弁護士会費は単位弁護士会によって違いますが約6万~7万円の月額会費を
支払っています。弁護士会費だけで年間約80万円ほどになります。
日弁連役員100人の給料、電車賃、日弁連職員の給料、各弁護士会の会長
の給料や事務職の給料等々、弁護士が払っている会費のかなりの額が人件費になっています。弁護士は会費以外に家賃、事務員給料などを支払わなければなりません。けっこう大変なんですよね。
 
それでは今年もよろしくお願いしたします
 
2013年の日弁連広報誌「自由と正義」
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ニチベンピ連 会報「自由な正義」
 
 

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