『自由と正義』2月号が届きました。
今月は11人の弁護士の懲戒処分が公告として掲載されています
本日は一覧ですが明日からお1人お1人記事にします
今月もベテランばかりの懲戒処分です
① 立石勝弘 14769 静岡 戒告 10月28日
委任契約書なし高額な報酬等
②村嶋修三 13949 奈良 戒告 11月7日
事件放置 元奈良弁会長
③安田健介 13013 京都 業務停止2年 11月15日
依頼者への支払管理費の怠慢な業務
④獅山向洋 23310 滋賀 戒告 11月21日
前彦根市長 週刊新潮との論争でも有名 日弁連元理事
⑤半田 基 30404 第二東京 戒告 11月25日
虚偽の説明
⑥徳田恒光 9218 香川 戒告 12月3日
業務停止2年の処分中に法律行為
⑦山下基之 20283 東京 業務停止10月 12月4日
非弁提携
⑧野口政幹 19845 第二東京 戒告 12月4日
依頼者から借金
⑨塚平信彦 10413 愛知 戒告 12月4日
委任契約書を作成せず。事件放置
⑩ 西野昭雄 21506 愛知 戒告 12月4日
事件放置
⑪ 窪田四朗 27072 第一東京 業務停止4月 12月5日
名義貸し
◆ 2013年11月30日現在 弁護士登録 33501名
◆登録取消 (有罪判決を受けた弁護士)
10月30日 城正憲 愛知 法17条1号
11月 9日 坂井田吉史 岐阜 法17条1号
11月11日 松原厚 東京 法17条1号
◆綱紀審査会の審査相当事案について
2013年7月1日より12月31日までに継続117件新受985件
3件が審査相当とされました。
綱紀審査会は所属弁護士会、日弁連で処分ナシとされたものを
弁護士が審査委員ではない審査会で審議する制度、検察審査会のようなもの
◆審査相当と議決されたもの
① 離婚訴訟の相手方代理人である弁護士が審査請求人(夫)の
勤務先に電話をしたため離婚訴訟中であることが知られる結果と
なった(別に記事にします)
②仮執行判決を停止するために手続きをとらず根抵当権を設定して
妨害をした行為
③遺言執行者である弁護士が疑義のある遺言の有効性に必要な調査を
しなかった
まだまだ寒い日が続きます
みなさん風邪などひかぬように。。。
気をつけてください
2月13日金閣寺(写真)小畠常男