2016年3月 〔今月の弁護士業界〕
今月もいろいろございました。1月から世間の話題はベッキーさん、2月は宮崎健介さん。3月は乙武さんが世間を騒がせました。
「ゲスの極み乙武」という方もございましたね。
31日 京都鴨川
弁護士業界も今年になって毎月逮捕者を出すという事態になっておりますが
逮捕者を出した札幌弁護士会、愛知弁護士会は会長声明を出しません。
愛知県弁護士会が出したのは【朝鮮学校に対する補助金停止に反対する会長声明】
外国の方の人権や利益も大事でしょうが、その前に愛知の弁護士に依頼して横領された被害者、愛知の弁護士が起こした飲酒人身交通事故の被害者の方に一言あってしかるべしではないでしょうか
札幌弁護士会の弁護士が児童買春で逮捕され罰金刑と受けました。
札幌も談話を出しません。https://www.satsuben.or.jp/info/statement/
札幌弁護士会のホームページでこの平岩篤郎弁護士を検索すると
佐藤・平岩・小川法律事務所
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住所
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〒060-0042 札幌市中央区大通西11丁目4番地 大通藤井ビル9階
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ホームページ
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↑ クリック
このホームページアドレスをクリックするとヤフーのトップにいきます。
逮捕された2月24日からずっと続いています。会長談話も出さず弁護士会の弁護士検索のホームページはヤフーに飛ばすとは市民をほんとうにバカにしています。4月もこのままなら苦情を申し立てましょう
それでは、2016年3月の弁護士業界に何があったのか
■ 3月に処分された弁護士 官報の公告
1月1日から通算14人目~24人目までの11人が3月に処分の公表がありました
① 3月1日 上條嘉昭弁護士 第二東京 戒告 処分日2月10日
② 3月3日 中尾健一弁護士 仙台 戒告 処分日2月10日
③ 3月9日 大塚和成弁護士 第二東京 退会命令 2月22日
④ 3月10日 小林和人弁護士 第一東京 業務停止1月 2月16日
⑤ 3月10日 本多克宇弁護士 愛媛 業務停止1月 2月16日
⑥ 3月15日 侭田明佳弁護士 金沢 業務停止2月 2月23日
⑦ 3月15日 猪野雅彦弁護士 第二東京 業務停止2月 2月26日
⑧ 3月16日 越前屋民雄弁護士 札幌 業務停止2月 2月25日
⑨ 3月25日 S・B・ギブンス弁護士 第二東京 戒告 3月8日
⑩ 3月30日 杉本徳生弁護士 愛知 戒告 処分日 3月5日
⑪ 3月30日 長谷川鉱治弁護士 愛知 戒告 処分日 3月5日
3月だけで第二東京は4人の処分、愛知も2名でした。あの東弁の処分が
1件もないという珍しい月でした。
■ 3月に逮捕・起訴・判決が言い渡された弁護士
3月4日 平岩篤郎弁護士(札幌)札幌簡裁は同日、罰金80万円の略式命令
3月7日 説田正幸弁護士(愛知)業務上横領 逮捕 遺産分割金横領
3月28日 起訴 旧記事番号:35823280.はリンク切れです。
3月10日 楠元和貴弁護士(横浜)業務上横領 懲役4年6月
3月17日 梅田紘二弁護士(愛知)ひき逃げで逮捕
3月24日 小林正憲弁護士(元)業務上横領 判決 懲役2年6月 執行猶予5年
3月28日 久保田昇弁護士(大阪)業務上横領5億円 懲役11年判決
3月 弁護士の不祥事の報道
■ 守秘義務が守れない弁護士の報道
3月25日 福岡 公益通報者の氏名を公開
3月9日 京都 公益通報者の氏名を京都市に通知
3月4日 神奈川 川崎事件の容疑者氏名を公表
■ 恥かしい事件を起こして報道された弁護士
3月30日 弁護士が依頼者の女性に手を出し裁判で200万円の支払
3月14日 (横浜) 依頼者の女性にわいせつ行為 業務停止2月
3月5日 (札幌) 児童買春弁護士に罰金
■ その他、弁護士の不祥事報道
3月2日 政治家の力利用し立件阻 越前屋民雄弁護士(札幌)業務停止2月
3月21日 清川光秋弁護士(長崎) 高額な着手金要求 業務停止1カ月
3月31日 武藤治樹弁護士 (福岡)業務停止3月 示談金支払わず
3月30日 うれしい判決のニュースがありました。
妻から夫に親権変更 (千葉)
弁護士自治を考える会・「とある法人取材チーム」
【弁護士の利用を促す】という名前のとある法人を調査しています。
東北大震災に当該法人が得た収入の中から寄付をすることをホームページでうたっていますが、実際に寄付行為を行ったという形跡もありません。法人の所在地にもそれらしき会社がありませんでした。この法人にはテレビに出てくるジャーナリストが取締役に就任しています。4月もさらに核心に迫っていきたいと思います。旧記事番号:35822537.はリンク切れです。
■ 2016年 弁護士が横領した金額(新聞発表・判決)
① 西垣泰三(元大阪) 1200万円
② 説田正幸(愛知) 430万円
③ 楠元和貴(横浜) 5500万円
④ 小林正憲(栃木) 100万円
⑤ 久保田昇(大阪) 5億円
⑥ 説田正幸(愛知) 430万円 (起訴時点)
3月31日小計 5億7660万円