日弁連広報誌「自由と正義」V0l167 2021年5月 弁護士懲戒処分の要旨

2021年5月号は 件の弁護士の処分の要旨が掲載されています。本日は一覧です。2020 年11月12月に処分された弁護士の処分要旨です。

今どきの話題 2つ

 

 

宇都宮弁護士が会見「署名結果は世論を反映していると思う」

5/14(金) 13:08配信

 元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児弁護士は14日、東京都庁で記者会見し、東京五輪・パラリンピックについて「貴重な医療資源や財源を割くことになり都民の命と暮らしを脅かす」として開催の中止を求める要望書を小池百合子知事あてに提出したと公表した。同じものを国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)にもメールなどで送付したという。 宇都宮氏は、5日から行っているインターネット上での署名活動で署名が約35万2000筆に及んでいることを踏まえ要望書を提出したと説明。「最近の世論調査でも6割近くが中止を求めている。署名結果は世論を反映していると思う」とした。

「署名結果は世論を反映していると思う」ほんとうにそう思います !!

前回の都知事選では宇都宮元会長は84万票を得ました。今回は都民以外も投票して35万票

前回都知事選

小池 百合子 67現  3,661,371  59.70

宇都宮 健児 73新  844,151   13.76

山本 太郎45 新   657,277   10.72

残念ながら、五輪中止にしようという背中押してくれるまでなりませんでした。元々宇都宮元会長は当初からオリンピックは政治利用だと反対されていましたが、今回の署名活動こそが、政治活動に基づいたものではなかったのか?と、五輪はもう無理かもという市民の心には響かず逆に市民から反発されたのではないかと思います。

大阪司法書士会のポスター回収

『遺言で不毛な争いをなくそう。』 大阪司法書士会

頭の髪の毛の薄いフリーアナウンサーを使ったポスター。大阪らしいといえば大阪らしいですが、ご指摘を受けポスター回収となりました。

日弁連広報誌『自由と正義』5月号 懲戒処分の要旨

弁護士氏名  登録番号  所属  処分     処分日

濱田治雄  36444  第一東京 業務停止10月 11月2日

非弁提携 

甲木美知子 34064  佐賀   戒告     11月11日 

面会交流事件 交渉の報酬は年間契約30万円払え 

山本賢一  46430  長野   退会命令   11月17日 

交通事故の賠償金3000万円横領 

栗生 猛  21632  札幌   戒告     12月3日 

怠慢な事件処理 

野村義造  15405  第一東京 業務停止3月  12月9日 2回目

預り金の清算が遅かった。問合せに回答せず 

小山三代治 13385  第二東京  業務停止1年 12月16日 3回目

業務停止中の弁護士業務 

弁護士法人筧法律事務所 426 兵庫  戒告  12月16日 

離婚事件 弁護士報酬で依頼者ともめる 

筧 宗憲 17854   兵庫   戒告  12月16日 

離婚事件 弁護士報酬で依頼者ともめる。法人も処分  

西田広一 24257   大阪  戒告   2021年1月14日 

事件放置  

市川達也 26130 東京  業務停止1月  1月17日

遺言執行 配分に関する調査に協力せず   

舟木亮一 22709 第二東京  戒告    1月23日  2

弁護士会主催の倫理研修に参加せず

2021年2月28日現在の登録会員 43245名  (2021年1月31日 登録会員 43238名)
登録取消 法17条関係 
2020年12月17日 吉村卓輝 39169 大阪 法17条3号 (横領 退会命令)