映画「靖国」の上映禁止で日弁連会長が日弁連ホームページに談話を出した
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080405/tnr0804050026000-n1.htm
(抜粋)
今回の事態が、国会議員からの要請による試写会の実施をひとつの契機として発生したことは否めず、結果として上映の中止という事態に至ったことに鑑みれば、政治権力に携わる国会議員としては、慎重な配慮に欠けるところがあったものと言わざるを得ない。
つまり国会議員の事前検閲があり報道の自由や言論の自由が脅かされるのではないかという懸念があると会長が談話を出した
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http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080312/tnr0803122334010-n1.htm
さすが日本弁護士会会長と言いたいところだが
では国会議員の誰が圧力?を掛けたというのか
稲田朋美衆議院議員である
http://www.inada-tomomi.com/
稲田先生は弁護士である(登録番号19368)
日弁連会長と同じ大阪弁護士会所属である
知らないはずがない。
稲田朋美衆議院議員が主催する「伝統と創造の会」
http://www.inada-tomomi.com/dento-souzou/seturitu.html
沖縄集団自決裁判の弁護団
http://www.kawachi.zaq.ne.jp/minaki/page025.html
この映画が反日であるとか言論の自由がどうのと私は言っているのではない
稲田議員がどのような思想を持ってるかも関係ない
弁護士であることが問題で、その弁護士会の会長が弁護士であることを
言わずに談話を出すことが問題であると言っているのです
わかってこんな談話を出すから日弁連もたちが悪い
この談話の中には国会議員が弁護士であるとはどこにも書いてない
弁護士である国会議員が権力を持って言論の自由や表現の自由を
危うくした。そこで日弁連としてコメントしないでどうするのだ
この談話は稲田議員が弁護士でなければなるほどと思うが
こんなマヌケな会長談話は見たことがない
映画「靖国」上映中止に関して日弁連会長談話
今般、靖国神社を取材したドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」について、本年4月12日から上映を決めていた映画館5館が、相次いで上映を中止するという異例な事態が発生した。
これらの映画館が上映を中止した理由については、街宣車などによる上映の中止を求める抗議の行動や電話などが一部にあり、近隣の住民や観客に迷惑が掛かることを配慮したためであると報じられている。
映画という表現の手段が、憲法21条の保障する言論及び表現の自由に含まれることは言うまでもない。主権者である国民が自らの政治的意見などを形成するにあたって、多様な意見が社会に提供されることは必要不可欠なものであり、その点からも上映は最大限に保障されるべきである。
今回の事態が、国会議員からの要請による試写会の実施をひとつの契機として発生したことは否めず、結果として上映の中止という事態に至ったことに鑑みれば、政治権力に携わる国会議員としては、慎重な配慮に欠けるところがあったものと言わざるを得ない。
また、これらの映画館が上映を中止するに至ったのは、一部の者による抗議の行動などによると報じられている。このような不当な圧力によって、ドキュメンタリー映画として上映されるべき映画の公開が大きく制約されるとすれば、民主主義を支える表現の自由と国民の知る権利が侵害されるのは明らかであり、こうした事態が拡がることになれば、市民にとって重大な意味をもつ自由・人権が深刻な危機にさらされることとなる。
よって、当連合会は、今後、二度とこのような事態が生じないよう、関係機関に対し、表現の自由を最大限尊重するよう求めるとともに、映画関係者に対し、表現の自由に対する不当な圧力に決して萎縮することなく、毅然とした態度で臨まれるよう要請する。また、当連合会は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする立場から、表現の自由を守るべく、最大限の努力をする決意をあらためて表明するものである。
2008(平成20)年4月4日
日本弁護士連合会
会長 宮﨑 誠