<強制執行妨害>事務所捜索の弁護士、懲戒請求24件 6月14日

大阪弁護士会所属 山本恵一
6月14日9時54分配信 毎日新聞 不動産業者が暴力団幹部らと共謀して差し押さえを免れようとした強制執行妨害事件に絡み、大阪府警に 事務所を家宅捜索された弁護士について、大阪弁護士会は13日、会所属の山本恵一弁護士(57)と明らか にし、依頼者から24件の懲戒請求を受けていることを公表した。山本弁護士は今月3日から所在が分からな くなり、弁護士会に依頼者から苦情が相次いでいた。請求はいずれも審理中で、処分前の公表は異例。  記者会見した同会の宮崎裕二副会長らによると、山本弁護士は3日、関係者に連絡したのを最後に担当する 公判や訴訟を欠席し、十数件の苦情が寄せられた。公正証書原本不実記載などの容疑で家宅捜索を受けたこと は府警に確認できたが、「連絡を絶った事情は不明」としている。  懲戒請求はほとんどが受任した事件や依頼の放置を指摘する内容で、約4年前のものが最も古いという。  府警は1日、架空の借入金を記載した虚偽の公正証書を作成し、債権者の差し押さえを妨害したとして三重県 四日市市の不動産会社社長(56)や大阪市中央区の山口組系暴力団会長(54)ら4人を強制執行妨害などの 容疑で逮捕。5日、同区の山本弁護士の事務所など数カ所を捜索した

 

山本恵一 15726 大阪弁護士会
大阪市中央区高麗橋
山本恵一法律事務所