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「勝訴難しい」弁護士、7か月提訴せず懲戒処分受ける

(写真は正面から見れば立派な大阪弁護士会ビル)

依頼者から民事裁判を頼まれたのに約7か月間提訴しなかったのは、速やかに事件を処理するよう定めた日本弁護士連合会の弁護士職務基本規程に違反するとして、大阪弁護士会が男性弁護士(73)
を戒告の懲戒処分にしていたことがわかった。
 処分は8日付。この弁護士は提訴の際、依頼者が作った草案とほぼ同じ内容の訴状を
裁判所に提出していたという。
 関係者によると、この弁護士は2003年3月、大阪府内の男性から、著作権を巡るトラブルに絡み、教科書会社に約200万円の損害賠償を求める訴訟を起こすよう依頼され、着手金を受け取った。男性は翌4月、弁護士に訴状の草案を渡したが、大阪地裁に提訴されたのは同年11月で、訴状の内容は草案とほぼ同じだったとされる。
 この弁護士は読売新聞の取材に、「法律構成を検討していたが、勝訴は難しく、今思えば代理人を辞めるべきだった。反省している」と話している 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000075-yom-soci

読売新聞の記事ですが何を遠慮しているのでしょうか
実名を出した方が社会的に有意義になると思いますが・・・
新聞記者も弁護士会とお付き合いもありますから
知っていても書かないのはマスコミも、持ちつ持たれつということです
この程度の事で記事にしたと思っているくらいでしょう

まもなく官報で秋には日弁連の広報誌『自由と正義』に掲載されますので
私がここできちんと発表いたします

記事にある【弁護士職務基本規定】PDF
https://jlfmt.com/wp-content/uploads/2019/06/bengosikiyaku.pdf

さて。勝ち目がないから放置した弁護士
過去の懲戒処分は『戒告』がほとんどです

私も今、大阪弁護士会(略称ダイベン)に放置弁護士の懲戒を出しています
最近はこの放置系処分が弁護士懲戒処分の大半を占めています

刑事事件でも同じように放置が目立ちます
接見に行かない。
控訴しない。
判決を渡さず控訴期間が過ぎたので有罪確定。敗訴確定などなど。。

原因はほとんどが依頼人との話し合いができていない
依頼人もいろいろな方がおりますから、大変でしょうが
弁護士が依頼人の承諾もなく勝手に判断されたら
高い弁護士報酬出した値打ちがないと思います
あんた勝ち目あると行ったから引き受けたんでしょと
依頼人に言われても説明はきちんとしなければならない

一般人、の依頼人としたらこの放置系、ほったらかし弁護士の懲戒処分が
甘いのが一番不満です
今回の処分も名前もない新聞記事であとは誰も見ないだろう官報と
弁護士しか見ない年間12000円の自由と正義への掲載しかない

いかに弁護士が手前勝手に判断し好き勝手にしても
弁護士会は注意処分しかせず
こっそり処分しかしないのだ
しかも2003年の事件がやっと今に懲戒だ。
こんな業界他にない

甘い!遅い!隠蔽!ときたもんだ

今回の懲戒請求人さん。悔しかったと思います
ご苦労さまでした。6年間よく頑張りました
後日、詳細をきっちり記事にさせていただきます。

【弁護士懲戒処分検索センター】(略称ベンカイセン)
http://shyster.symphonic-net.com/