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2009年8月号 自由と正義に公告として掲載された弁護士懲戒要旨
8月は5人の弁護士が懲戒されました
その中の4人目

相続時における中立性や公正さを求められる弁護士
相続でもめたんで自分のところの弁護士を紹介した
調停が不調になってるのに遺言を執行してしまった
素人にはなぜこんなことになったのかと?

公告された懲戒処分の要旨

1 懲戒を受けた弁護士
氏名 佐々木一彦 
登録番号  17227  東京弁護士会
事務所  東京都渋谷区恵比寿西1
代官山法律税務事務所
2 懲戒の種別   戒告
3 処分の理由の要旨
(1)
被懲戒者は1998年11月27日Aの公正証書遺言の作成に関わり遺言執行者に指定
されていたが2001年11月26日Aは死亡した
被懲戒者は相続人の1人であるBに対し共同事務所に所属する弁護士Cを紹介し
C弁護士は懲戒請求者が申し立てた遺留分減殺請求調停において、Bを含む相手方当事者とされた
相続人全員の代理人として訴訟活動を行った
(2)
上記調停は不調となったが相続人間の紛争が解決しないうちに被懲戒者は2004年
12月16日遺言執行者に就任する意思を示し遺言執行をおこなった
(3)
上記被懲戒者の行為のうち(1)のC弁護士を紹介した行為は遺言執行者に就任する
以前であったとしても遺言執行者を指定された弁護士としての職務の公正中立さを
害するものであり(2)の行為は遺言執行者としての職務の遂行につき
中立性ないし誠実、公正さを疑われるものであるから弁護士法第56条第1項
に定める弁護士としての品位を失うべき非行に該当する
4 効力の生じた日
2009年5月7日
2009年8月1日  日本弁護士連合会 
平成22年6月4日 官報にて懲戒しない旨の決定がありました